ニキビケアをがんばって、やっとニキビが完治した!と思っていたのにニキビの跡が残ってしまったらなんてことになると、ショックが大きいですよね。
ここでは、ニキビの炎症化によって肌が深く傷ついてしまい、跡が残ってしまった場合の対処法について紹介します。
どのようなタイプのニキビなのか、また、今すでにあるニキビ跡の症状によっても対処法は変わってきます。少し赤みが出ているだけなら正しい治療法をすれば比較的早く治りますし、肌にクレーター状の凹凸が残ってしまったような場合でも、きれいに消す方法もあります。あきらめずに、自分の肌の状態を見極め、症状に合わせた対処法を選びましょう。
◇赤みのあるニキビ跡を消すには?
ニキビは治ったのに、ニキビ跡の赤みがとれない……という場合、原因は主に2つ考えられます。
原因1)毛細血管の拡張によるもの
ニキビができるとアクネ菌が繁殖して炎症を起こします。すると免疫反応によって創傷治癒の反応がおきるのです。このとき、炎症で傷ついた部分を直そうと患部に集中的に毛細血管が増えることになります。その結果、その部分が赤くなって見えるのです。
原因2)血液によるもの
炎症が深い部分にまでおよぶと、血管まで傷つき、血管から血液が周囲に流れ出てしまいます。この血液が色素沈着の原因になる場合もあるのです。
さて、では赤みのあるニキビ跡を消すにはどうすればいいでしょうか。
まずは肌を清潔に保ち、正常な肌の代謝(ターンオーバー)を促すことが一番大事です。そのターンオーバーが何度か繰り返されることで自然と赤みが消えていく場合もあります。ピーリング効果のある洗顔ソープや化粧水などを使ってみるのもいいでしょう。
また、睡眠は肌のターンオーバーを活発にするために不可欠です。リラックスして良質な睡眠をたっぷりとること、肌のターンオーバーに必要なたんぱく質や良質な脂質、ミネラルなどの栄養素がしっかり取れる食事を心がけることもとても大切です。
その他、専門医に施術してもらう方法もあります。皮膚科や美容整形外科などでニキビ跡にたいする施術を行ってくれるところはたくさんあります。
主に、ケミカルピーリングやビタミンイオン導入と呼ばれる方法が多いと言われています。
◆ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、皮膚に薬剤を塗布することで、古い角質をはがしやすくし、バランスのとれたターンオーバーサイクルを復活させる治療法のことです。ターンオーバーが正常に働くと、ニキビの原因が解消されるだけでなく、新陳代謝が促進し、新しい皮膚が早く再生し、きれいな肌になっていきます。レーザーを使うレーザーピーリングなどもあります。
◆ビタミンイオン導入
イオン導入とは、ニキビ跡に効くとされる水溶性ビタミンを肌に浸透させるものです。ビタミンを皮膚からすぐに吸収させることは難しいのですが、弱い電流を流すことでイオン化させ、肌の深い層まで浸透させることができます。
◇茶色い色素沈着型のニキビ跡を消すには?
見た目はまるで茶色のシミができたような、茶色の色素沈着型のニキビ跡。赤ニキビなどの炎症を起こしたニキビが悪化し、真皮層まで傷つけてしまったためできることが多く、ターンオーバーがうまく機能しなかったために、メラニン色素が残り茶色いシミとなって色素沈着してしまったものです。
痛みやかゆみはないことが多いですが、放っておくと治しにくいシミになってしまうので要注意。
ケア方法としては、まずは肌のターンオーバーを整えることが大前提。肌を清潔に保ち、保湿を欠かさないようにしましょう。さらに、紫外線はメラニンを増やす原因にもなるので、しっかり対策をとること。紫外線対策にプラスして美白美容液などを活用してもいいでしょう。
それでも改善がなかなか難しい場合はクリニックでの治療も方法の一つです。クリニックではピーリングやレーザー治療などが一般的です。
◇皮膚科と美容皮膚科の違いとは
皮膚科は、湿疹や炎症、かぶれ、感染によるかぶれなど、皮膚疾患を治療することがメインの場所になります。それに対して美容皮膚科は、皮膚患部の治療はもちろんのことですが、それ以外にも肌トラブルやコンプレックスなどについてカウンセリングを行ったり、美肌になるための治療なども行います。最新の医療機器が揃っている事が多く、最先端の技術での治癒が期待できます。「患部を治す」というよりも「より美しい肌をつくる」という場所と言ってもいいかもしれません。
注意点としては、美容皮膚科は一部の治療は保険適用外となる場合も多いので、治療費が高額になる場合もあることです。事前の相談が肝心です。
◇エステでニキビ跡を消すには?
「医療系エステ」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。通常のエステは、お肌を美しく保つお手入れが中心で、医療を行うことはできません。それに対し、医療系エステというのは、医療機関でしか受けられない施術や医療機器を取り入れているエステと言えます。
医療的要素もあるという意味では、通常のエステより医療エステに通うほうが効果が多く期待できる可能性があります。医療系エステでの施術は、フォトフェイシャル、ピーリング、イオン導入などが主だったものになるようです。
◇ニキビ跡を目立たなくするためのメイクのコツ
はじめに、使う化粧品類はお肌にやさしい成分を含んでいるものを選んでください。せっかく治ったニキビをぶり返さないための心がけです。
また、厚塗りは禁物。ニキビ跡にファンデーションが入り込んで、肌への負担が大きくトラブルの要因ともなります。ナチュラルに薄塗りでも、やり方のコツを覚えれば、ニキビ跡を目立たなくすることが可能です。
◆コツ1:下地にはコントロールカラーを使う
まず、自分のお肌に合うナチュラルな自然派化粧水などで、優しくコットンでパッティングし保湿してください。乾燥した肌では肌の凹凸が目立ってしまいます。保湿して肌表面をなめらかに整えてからメイクするのがコツです。
そしてコントロールカラーを使いましょう。コントロールカラーは肌悩みを色の力でカバーしてくれるものです。コンシーラーとは別に、広範囲の肌悩みを自然にカバーしてくれるのが特徴です。自分のニキビ跡の色合いを確かめて、ニキビ跡の色合いに合わせたコントロールカラーを選んでください。コントロールカラーには、ピンクやイエロー、グリーンパープルなど色みも豊富です。コントロールカラーで肌の色ムラをカバーし、あらかじめ色を整えておくことができるので、あとからのせるファンデーションがキレイにつけられ、ファンデーションで必死に隠す必要もなく厚塗りを避けられます。
◆コツ2:コンシーラーを使う
コンシーラーにも色々なタイプのものがありますが、ニキビ跡を消すには、クリームタイプよりスティックタイプのコンシーラーがよいでしょう。スティック状ですので、ピンポイントでも使うことができますし、カバー力が高めです。液状のタイプのコンシーラーも販売されていますが、こちらは凹凸の激しいニキビ跡を完全に隠すことが難しいそうです。
◆コツ3:スキンケア効果のある化粧品を選ぶ
日ごろからなるべく潤いを保つ効果の高い化粧品を選びましょう。保湿することで肌を露出から守り、肌ダメージを防ぐことができます。
◆コツ4:化粧は、きれいにクレンジングで落とす
きれいにニキビ跡が消えるメイクができても、それをきちんと落とさずにいると、ニキビの再発につながります。メイクはその日のうちにしっかりオフしましょう。
ニキビ跡に詰まったファンデーションも残すことのないようにして、清潔な肌の状態で就寝できるように意識してください。
いかがでしたか?ニキビ跡をきれいに消す方法は、参考になりましたか?
ニキビ跡の症状には、赤みのでたニキビ跡、茶色い色素沈着型、皮膚がボコボコした状態に凹んでしまうクレーター型などあります。まずは、自分のニキビの色と質感をチェックして、どのような対処法をとるのかを判断してくださいね。