汗には「痩せる汗」と「痩せない汗」がある
暑い夏の日、スポーツをした後は汗をかきます。
たくさん汗をかくと、その分痩せたような気分になりますが、汗というのは体温調整の為に水分が排出されているだけで脂肪が燃焼されたわけではないので、汗をかいたからと言って痩せるわけではありません。
では、汗をかくことはダイエットに関係ないのかと言うとそれも違います。
正しく汗をかくと、ダイエット・美肌・健康 全てに良い影響をもたらしてくれるのです。
しかし、問題はここから。
汗には「良い汗=痩せる汗」と、「悪い汗=太る汗」があるのです。
汗腺がちゃんと機能していると「やせる汗」をかく
痩せる汗(良い汗)と痩せない汗(悪い汗)の違いは、汗を出している「汗腺」がきちんと機能しているかどうかによります。
汗をかくとき、人体に必要な塩分や、代謝に必要なミネラル・マグネシウムも水分と一緒に流れ出ようとしてしまいます。
全身の汗腺がしっかりと働いていると、 必要な塩分・ミネラルなどは出来る限り体内に残し、 水分と不要な老廃物を外に出す、いわばフィルターの役目をしてくれます。
塩分をしっかりと体内に残してくれるので汗はべたつかずサラサラになり、肌は雑菌が繁殖しにくい状態となります。菌の繁殖が抑えられることで汗臭くもなりません。
また、汗がべたつかず蒸発するのが早い為、すばやく体温を下げることができます。
さらに、ミネラル・マグネシウムも減らないことで代謝が盛んになり、便秘や熱中症にもなりにくくなります。
さらにさらに、「良い汗」と皮脂が混ざり合うことで「良い皮脂膜」となり、外からのウイルスを防ぎ肌の乾燥を防ぐ美肌効果もあります。
これがすなわち、「痩せる汗」です。
やせる汗の特徴まとめ
1、汗をかいてもサラサラしている。
2、汗がすぐに蒸発する。
3、汗を舐めても味がしない。
4、汗臭くない。
5、全身から汗をかく
汗腺はすぐに怠ける
悪い汗は、塩分やミネラルが体の中に戻らず、水分と一緒に体の外側にでてきます。
そのため、汗をかくとベタベタする、舐めるとしょっぱい、汗が蒸発しにくいため雑菌が繁殖し、汗が臭くなるのです。
また、悪い汗は温度調節が上手にできないので、熱中症になりやすいというリスクがあります。
太る汗の特徴まとめ
1、ベタベタしている。
2、蒸発しにくい。
3、舐めると、しょっぱい。
4、臭い。
5、顔や首周りなど、体の一部分から出る
汗がかけない原因
「運動をしてもあまり汗がでない」、「体は暑いと感じているのに何故か汗がでない」など、思うように汗がかけない体質の方。
それには、いくつかの原因があります。
1、水分の摂取量が少ない
人間は体温があがると、一定の体温まで下げるために汗をかきます。
しかし、その汗となる水分がすくないと、汗を出すことができません。
従って、水分の摂取量が少ない方は、汗をあまりかくことができません。
汗をだすには、1日1.5ℓを目安として水を飲むようにしましょう。
2、自律神経の乱れ
ストレスや寝不足、不規則な生活などによって自律神経が乱れます。
自律神経が乱れると、体内の機能は正常に働けなくなり、汗もかきにくくなります。
寝不足で、体に熱がこもって怠い といった症状も、汗が出ず体温調整が上手くできないからです。
そうならない為には、上質な睡眠をとる、ストレスを溜め込まない、規則正しい生活を心がける必要があります。
3、過度なエアコンの使用
現代はエアコンが普及しているため、真夏でも快適に過ごせるようになっています。
しかし、エアコンに頼った生活ばかりしていると、汗線が怠けてしまい、暑い時でも汗をかけないようになります。
汗腺はとにかくすぐに怠けます。
あまり暑くもないのにエアコンをつける、エアコンがついた所に長時間居座るといったことはなるべく避けましょう。
4、代謝が悪い
新陳代謝が悪い=基礎代謝は低いです。
基礎代謝が低いと、汗をかきにくくなります。なぜなら、エネルギーを効率よく燃やすことができないからです。
もちろん代謝が悪いと太りやすく、痩せにくい体質になります。そういった方は、有酸素運動や筋肉をつけるトレーニングをして代謝を上げるようにしましょう。
老廃物は、便や尿だけでなく、汗からも排泄されます。
汗があまりでないという方は、老廃物が溜まりやすい体だということです。それが原因で、肌荒れや便秘、肥満などが起きやすくなっています。
また、血の循環もわるくなるので、高血圧や脳卒中などのリスクも高くなってしまいます。
ダイエットや 美容・健康のことを思うのなら、汗をかける体質へと改善していきましょう。
汗をかく方法
1. ウォーキング
ウォーキングをして、約20分程経つと体の中がポカポカとし、じんわりと汗が出てきます。これは、暑い時期だけでなく寒い冬場でも同じ状態になります。
しかし、ただ歩いているだけでは意味がないので、歩き方や姿勢、歩くスピードなどを守って歩く事が必要です。
また、最低30分以上は続けて歩く様にしましう。
ウォーキングをはじめて、1ヶ月程はなかなか効果が現れないかも知れませんが、1ヶ月以上続けると徐々に効果が現れます。
汗をかけない人は、低体温の場合が多いです。
私も子供の頃から平熱が35度前半という低体温・体温が36度になると体がだるく微熱の状態でした。
しかし、ウォーキングを始めてから徐々に体温が上がり今では、平熱は36度台になりました。
ウォーキングには、その他にも便秘改善や不眠症にも効果があるので、汗をかけない人だけでなく、この様な症状の方にもオススメの運動です。
2. ヨガ
ヨガの良いところは、体全体を使う・腹式呼吸・バランス・ゆっくりの動作・集中・インナーマッスルを鍛えられることです。
酸素をエネルギーとする有酸素運動は汗をかく効果がある と言った通り、ヨガは常に腹式呼吸をしながら行うエクササイズなので、汗をかくことが出来ない人に、とてもオススメです。
また、インナーマッスルを鍛える事で代謝も上がるので、汗をかきやすくなります。
また、通わずともDVDがあれば、好きな時間にお家で行うことが出来るので続けやすいです。
不安な方は、少し通って呼吸法などある程度マスターしてからDVDを買うのも良いでしょう。
私もはじめは、通ってある程度マスターしてからDVDを購入し、好きな時間に家でする様にしました。
3. 生姜を使った料理・飲み物
発汗性がある、新陳代謝が良くなるなどの効果がある食材といえば”唐辛子”と思われますが、実際唐辛子よりも生姜の方が効果的なのです。
以前ご紹介したと通り、唐辛子に含まれる辛味成分のカプサイシンは、体を冷やす作用があるのです。体を冷やすと代謝は悪くなります。
唐辛子と違い、生姜は体を芯から温めてくれる代表的な食材です。
生姜をたくさん使った料理は、徐々に体の中がポカポカし、ジワジワと汗がでてきます。
私も、生姜を意識して食べるようにしたら、体内から熱くなり汗がジワジワ出るようになりました。
炒め物に刻んだ生姜を入れたり、野菜たくさんのスープや味噌汁に入れて飲んでいます。
チャーハンにも使用したりと、基本的にはどんな料理にも相性は良いです。
料理以外でオススメなのが、生姜のドライフルーツです。
手軽に食べられるだけでなく、少量口にするだけでも、体がポカポカします。
冷え性の人にもオススメです。
注意してほしいのは、白砂糖をまぶした物ではなく、黒糖や茶色の砂糖を使用している物を選んで下さい。白砂糖は、体を冷やしてしまうので、効果が激変してしまいます。
やせる汗をかけるようになると、肌や便通の調子も良く体が健康的になります。
「やせる汗」で健康的なダイエットを目指しましょう!