ジャスミン茶を飲むと「体臭予防」になるのでしょうか?

ジャスミン茶と聞くけれど、ジャスミンって花だし?意外と知られていないジャスミン茶の解説から、どういう作用があるのか?体臭予防になるのか?飲み方や一緒に採りたい食材など調べてみました。
香り高いジャスミン茶を飲んで、体臭なんて気にならない人になりませんか?

ジャスミン茶ってどんなもの?

ジャスミンはモクセイ科ソケイ属に属する植物で、ハーブの一種としても知られています。
主な原産地はインド、東南アジア、アフガニスタンなどのアジア、アフリカ地域です。

ジャスミン茶は中国、明の時代に登場しました。貴族など限られた人のみが楽しんでいたお茶を飲むという習慣が一般市民にも広がっていく中で、茉莉花(まつりか)の花を加えたら良いお茶が出来るのではないか?という考えが生まれ、ジャスミン茶が誕生しました。

その後、日本にも輸入されるようになりますが、ウーロン茶よりも早い時期に輸入が始まりました。ジャスミン茶は、緑茶やウーロン茶などのベースのお茶に花の香りを付けたお茶で「花茶」と呼ばれるお茶の中で最も人気が高いものです。

ジャスミン茶を作る過程で最も大切なのはベースの茶葉にジャスミンの香りを吸収させることです。
グレードの低いジャスミン茶は着香の過程を1回で済ませますが、高級なジャスミン茶ほど着香の過程を含め製造工程が複雑で数倍の時間に労力がかかります。
着香に使用するジャスミンの花の量も多く、着香の過程毎に花の入れ替えをし、茶葉に香りを移していくという、とても手間のかかる作業です。
品質の良いジャスミン茶ほど、着香の回数が多いので、何煎飲んでもジャスミンの香りが落ちないのです。

ジャスミン茶にはどんな作用があるのか?

覚醒作用

朝飲むことで、スッキリと目が覚めます。カフェインが含まれているので、香りも楽しみながら眠気覚ましにもなります。カフェインには体内の熱の増加を促す働きがあり、朝、ジャスミン茶を飲むことで脳がスッキリ覚醒し、夜はぐっすり眠れるようになります。

利尿作用

カフェインが含まれているため、利尿作用で飲みすぎると頻繁にトイレに行きたくなることがあります。

二日酔いに効果的

二日酔いは、アルコールの代謝過程で発生する「アセトアルデヒド」が体内に残っていることで起こります。ジャスミン茶に入っているビタミンCがこの成分を分解し、二日酔いのつらい症状を緩和してくれます。

胃腸を整える

胃腸の働きを整える作用があります。食欲不振、食べ過ぎなどにも効果があります。

口臭予防

ジャスミン茶に含まれるカテキンには強い殺菌力、消臭力があるので口臭に効果があります。ニンニク料理などを食べた後に、ジャスミン茶を飲むと消臭作用が期待できます。中華料理の後に、ジャスミン茶が出たりするのは、そういった理由があるのですね。

女性に朗報な美容効果

  • ホルモンバランスを整える
女性ホルモンを整える働きがあるので、ホルモンバランスからくる吹き出物、ニキビなどの肌トラブルの改善も期待できます。PMSや更年期障害、便秘や肌荒れにも効果があります。
 
  • ダイエット効果
「タンニン」「カフェイン」「ベンデルアセテート」は次のような効果があります。
  1.  脂肪燃焼・・・ベンデルアセテート
  2. 脂肪吸収抑える・・・タンニン
  3. 脂肪の蓄積を防ぐ・・・カフェイン
 
  • リラックス効果
  ストレスを感じたときや気持ちが不安定な時にジャスミンの香りを嗅げば気持ちが落ち着きます。
  • 抗酸化作用(アンチエイジング)
カテキンには抗酸化作用があり、ビタミンEの約50倍とも言われます。そのため、アンチエイジングや生活習慣病にもかなり効果があることがわかっています。コレステロール増加を防いだり、血糖値の上昇も抑えます。

ジャスミン茶に含まれるカフェイン・ビタミン・タンニン

ジャスミン茶のベースに茶葉が使われているので、カフェインが含まれています。
緑茶やウーロン茶にジャスミンの花の香りをつけたものが、ジャスミン茶なのでカロリーやミネラルなどは普通のお茶と大差がありません。100mぁたりのカロリーは0。たんぱく質、脂質も入っていません。カフェインは100mlあたり、10㎎程度です。コーヒーなどに比べると、ぐんと少ない量であることがわかります。
体に良いからと言って飲みすぎるとカフェインの取りすぎで逆効果になってしまいます。
1日のカフェインの適量は300~400mgなので、緑茶ベースのジャスミン茶の場合、成人なら1.5L程度が適量と考えられます。

ジャスミン茶にはだいたいビタミンC、ビタミンE、ミネラルも含まれています。ビタミンが含まれているために美容にも良いとされています。

またタンニンも多く含まれています。タンニンは抗がん作用、抗酸化作用、脂肪燃焼、美容効果などがあります。
タンニンは、鉄と結合しやすく、体内でタンニン鉄というものを作ります。タンニン鉄は体内に吸収されにくいため、貧血になる可能性があります。生理前、生理中は鉄分が外へたくさん出て行ってしまう時期なので、タンニンが含まれたお茶は控えた方が良いでしょう。

ジャスミン茶を飲むと体臭予防になるのか?

ジャスミン茶のベースであるウーロン茶や緑茶の茶葉に含まれるカテキンは、細菌やウィルスを除去する殺菌作用、消臭作用があります。体臭の原因にはいろいろなものがあります。ワキガ体質、便秘、ストレスだったり、食べ物だったり。全部に効果があるというわけではありませんが、体臭を予防する効果があります。ニオイのきついものを食べた後など、ジャスミン茶を飲むと口臭改善されれるのと同様に、ニオイのきつい食べ物に対しての消臭効果が体臭予防になると考えられます。
また、ジャスミンの香りも臭いを抑えてくれます。

ジャスミン茶の副作用とは・・・

ジャスミン茶にはカフェインが含まれていることは前述しましたが、妊婦さんにはおススメできません。
なぜなら、通経作用があるのです。
通経作用とは、月経を促したり、誘発したり、月経期間を整えたりする作用のことです。ということで、特に妊娠初期や妊娠の疑いがあるときには服用しないほうが良いです。
ジャスミンの他にも通経作用のある植物(ハーブ系)はたくさんあるので、気を付けましょう。
 

ジャスミン茶のおススメの飲み方

  • 継続して飲む
継続は力なりという言葉にもあるように、一時的に飲んだだけでは効果も感じずらいです。特にお茶は毎日飲むことでゆっくりと結果がついてくるものなので、3か月以上は続けるようにしましょう。
 
  • 温めて飲む
ジャスミン茶は温めて飲むと効果が高まります。冷たいものは内臓を冷やすばかりでなく、ダイエットにも不向きです。暖かいジャスミン茶は体を温めるので、出来るだけ温めて飲むのがおススメです。
 
  • 運動30分前に飲む
ジャスミン茶に含まれるカフェインが脂肪を燃焼させるまでには約30分かかります。運動の効果を最大限に引き出すには、運動する30分前に飲むことが大切です。
ダイエット効果も期待したいですね。

運動する30分前に、暖かいジャスミン茶を、毎日続けることが大切ですね!

ジャスミン茶と一緒に食べたい食材3つ

  • 鶏肉
鶏肉には体を温め消化器の働きを良くする効果があります。ジャスミン茶はこの働きをサポートしてくれるので、肉料理とジャスミン茶は相性が良いです。
 
  • 乳製品
ジャスミン茶にはビタミンCが含まれていますが、ビタミンCの吸収にはカルシウムが必要です。パルメザンチーズ、プロセスチーズやカマンベールチーズには多くのカルシウムが含まれています。
 
  • ナッツ類
ナッツ類はアンチエイジング効果もあるので、毎日食べたいのですが、脂肪分が多いのが気になります。そこで脂肪燃焼効果のあるジャスミン茶を一緒に飲むことで気にならなくなります。またナッツ類に含まれるマグネシウムもビタミンCの吸収も助けてくれます。
マグネシウムを多く含むものはごま、アーモンド、カシューナッツです。ごまにはカルシウムも多く含まれているので、オニザキのゴマせんべいなどを食べながらジャスミン茶を「ほっ と一息」入れて、おやつの時間に飲むのも良いですね。