ナイアシンフラッシュの効果と副作用は?花粉症にも!

ナイアシンフラッシュがヒスタミンのデトックスとして注目されていますね。

ナイアシンを飲むと顔や全身が紅潮する「フラッシュ」が起きます。
これは従来不快なものとして避けられてきました。

しかし、ナイアシンフラッシュの効果としてアレルギー症状の緩和があるというのです。

ナイアシンフラッシュは効果があるのでしょうか、それとも危険なのでしょうか。

ナイアシンフラッシュって危険?ヒスタミン放出に注意が必要

ナイアシンフラッシュには、アレルギー症状緩和の効果があります。
ただ、かなり激しい反応であるため、慎重におこなってください。

ナイアシンとは別名ビタミンB3、ニコチン酸ともいいます。
ナイアシンは2種類あって、ただのナイアシンと、ナイアシンアミドというものです。

ただのナイアシンを一度に大量に飲むと、顔や全身が紅潮する「ナイアシンフラッシュ」が起きます。

ナイアシンアミドのほうはフラッシュが起きません。
イノシトールと結合させたナイアシン、タイムリリース(徐放型)のナイアシンもフラッシュが起きにくいです。

大量というのは、100mg~500mgくらいのことです。

ナイアシンフラッシュは、激しい反応のときは、飲んで15分もすると始まります。
顔、首周りや胸の上部が真っ赤になり、かゆみが出ます。
手や腕、太ももから下肢など、全身がピリピリして紅潮し、ひどいときは発疹になります。

あらかじめ知らないと、急性のアレルギーかと焦ってしまうほどです。

人によりますが、朝の空腹時に、熱いお茶などで飲むと激しいフラッシュになりやすいです。
ナイアシンは熱湯に溶けやすく、血液中のナイアシンの濃度が急上昇したときにフラッシュが起きるからです。

90分ほど続くので、顔が紅潮したり、発疹が出たりすると外出できません。
また、ひじの内側などがかゆくなるので、アトピーの人はフラッシュは避けたほうがよいと思います。

私の場合は、頭皮や顔に湿疹がありますが、その部分もほかの部分もまとめてかゆいです。
腕などは鳥肌が立ち、なんとなく爽快感のあるピリピリ・かゆさです。

このナイアシンフラッシュのとき、ヒスタミンというかゆみの成分が血液中に放出されています。
何回かフラッシュを経験すると、体内に貯蔵されていたヒスタミンが低下します。

花粉症やアレルギーなどが軽くなる、デトックスになるとして、あえてナイアシンフラッシュを求める人が増えているそうです。

たしかに、フラッシュが収まったあと、スッキリします。

体内のヒスタミンが低下すれば、ナイアシンフラッシュは起きにくくなります。
また、血液中にナイアシンが一定濃度保たれていればフラッシュは起きません。

私は、ナイアシンアミドからナイアシンに切り替えた日に初めて体験しました。
ナイアシンフラッシュがあり、逆にその日から花粉症がひどくなりました。

鼻炎薬を飲む羽目になり、しかも飲んでも、クシャミや吐くかと思うような咳き込みが出ました。
ヒスタミンを放出させておいて抗ヒスタミン剤を飲むのはおかしい。

また抗ヒスタミン剤を飲んでいると、フラッシュは起きにくくなります。

フラッシュが起きなくても、ナイアシンのはたらきは期待できるので、私は2日目は500mgを4回飲みました。
そしたら鼻炎薬なしで眠ることができました。

私の場合はフラッシュより、継続してナイアシンを飲むのが効いたということです。
分けて飲めば、1回500mgでもごくかすかに皮膚がピリピリするくらいでした。

ただナイアシン100mgでもフラッシュが起きる人はいますので、初めての方は100mgから試しましょう。
ちなみに、ビタミンCとカルシウムには抗ヒスタミン作用があるため、食後にナイアシンといっしょに飲むと、フラッシュを和らげることができます。

ナイアシンの効果は多種多様!飲んで損はなし

ナイアシンには、ナイアシンフラッシュ以外に古くから認められてきた効果が多くあります。
ナイアシンはビタミンB群の1つで、糖質と脂質の代謝にかかわっています。

ナイアシンはインスリンの効きを抑制するので血糖値を上げナイアシンアミドは血糖値を下げます。

低血糖症の人はナイアシン、糖尿病の人はナイアシンアミドのほうがよさそうですね。
低血糖症の人はタイムリリースのナイアシンで甘いものへの渇望が止まるそうです。(ただし、タイムリリース・ナイアシンは肝臓への負担あり)

ナイアシン・ナイアシンアミドをしっかりとると、エネルギーが効率よく産生できます。
髪や肌がきれいになります。

アルコールを飲んだとき、二日酔いの原因になるアセトアルデヒドを分解するのを助けます。
胃酸がよく出て、たんぱく質の消化・吸収がよくなります。

舌の腫れや舌苔、口腔や唇の潰瘍も改善します。

私は、舌のふちに歯列のあとがついている、たんぱく質を食べても吸収が悪いのが悩みでした。
これ、もしかしてナイアシン欠乏症だったのかな、と思います。

ナイアシンはうつ・統合失調症に効く?

精神科医で栄養療法をおこなっている藤川徳美氏のFacebookの記事によると、ナイアシンがうつ・統合失調症にかなり効くとのことです。

藤川氏はナイアシンアミドより、ナイアシンの方が効果が高いと述べています。
向精神薬を併用しながら、減薬していけるようです。

『低血糖症と精神疾患治療の手引き』(柏崎良子著)には、統合失調症の幻聴・幻覚にナイアシンが効く人は3人に2人と書いてあります。

藤川氏は、統合失調症治療は、高たんぱく質/低糖質食+ナイアシン+鉄が基本だと書いています。
ナイアシン3gのメガ投与、それに加えビタミンB群+ビタミンC+亜鉛を処方するそうです。

60~70%の患者さんでナイアシン+鉄が有効。
20%の患者さんで、B6+亜鉛を追加すると有効だとのこと。

100%ではないですし、ナイアシンだけではだめなのですね。
また長く患っている人より、病歴の浅い人のほうが治りやすいそうです。

私は高たんぱく質食があわないため、砂糖をやめ、精白穀物は控えた食事でこれらのサプリメントを飲みます。

うつや統合失調症、低血糖症の人はもともとビタミンB群の必要量が大きいのに、吸収の悪い人が多いです。
ですからそこをじゅうぶん補うと、すごく効果が出やすいというわけです。

ナイアシンの過剰摂取は危険?副作用はあるの?

ナイアシン、ナイアシンアミドの過剰摂取には副作用があります。
ナイアシンは胃酸と尿酸値を増大させるので、活動性胃潰瘍の人、痛風の人は医師に相談を。

血糖値を上げ、血圧を下げるので、重度の糖尿病の人、降圧剤を飲んでいる人も要注意。
緑内障の人もリスクがあります。

ナイアシンアミドは肝臓に負担をかけ、吐き気なども出るので、上限量(男性で300mg、女性で250mg)を守りましょう。
過剰摂取で肝機能障害になるおそれがあります。

いずれにしても、サプリメントの摂取は自己責任になってしまいます。

少量から試し、この記事を含むネット上の情報に惑わされず、自分の体が不快であれば中止してください。
ナイアシンフラッシュを不快に感じる人は、ナイアシンの助けを必要としない人だそうです。

まとめ

ナイアシンフラッシュは、ナイアシンアミドやタイムリリースではなく、ふつうのナイアシンで起こります。

空腹時に大量にとると、急激に血管が拡張し、体内のヒスタミン放出によって全身が紅潮し、かゆみがでます

何回かフラッシュを経験すると、花粉症や湿疹などアレルギー症状が軽くなります。
体内の貯蔵ヒスタミンが低下すれば、フラッシュは起きにくくなります。

アトピーの人は悪化のおそれがありますので、ナイアシンアミドをおすすめします。

ナイアシンはフラッシュさせなくとも、美容と健康に大きな効果があります。
うつや統合失調症にはナイアシン3g、ビタミンC3g、亜鉛、鉄、高たんぱく質食が効果があります。

過剰摂取にはリスクもありますので、メガ投与は体調を観察しながら慎重に。
とくにナイアシンアミドは上限量の300mgを守りましょう。


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