今日のテーマはトマトジュースの飲み過ぎ。トマトジュースは健康にもよく、美肌効果やデトックス作用などもあるといわれ、多くの人が健康によくて美容にもよいと飲んでいます。おすすめのトマトジュースに関してはこちらでまとめているのでご覧ください。しかし、トマトジュースを飲み過ぎると、塩分の摂り過ぎやカリウムの摂り過ぎ、リコピンの摂り過ぎなどで悪影響が出るといわれています。
なぜトマトジュースを飲みすぎると健康被害が出るのでしょう。今日は飲み過ぎが及ぼす悪影響や対処法についてご紹介したいと思います。
塩分の摂り過ぎ
トマトジュースには、塩分が含まれているタイプのものがあります。塩分はトマトジュースの味をよりひき立てますので、トマトのフレーバーがよりおいしく感じるのです。そのため、おいしいと思うトマトジュースにはほとんど塩分が添加されているといわれています。トマトの甘みでさえも食塩が引き出しているということなのです。トマトジュースの食塩は200mlに対して、約1.5g程度となっています。厚生労働省が発表している1日に摂取してよい食塩摂取量は8g以下となっています。200mlはコップ1杯くらいの量です。そのため、たくさん飲めば飲むほど、一日の塩分摂取量を超えてしまう可能性が高くなります。塩分を取りすぎると、血圧上昇や心疾患や脳内疾患などの原因にもなりますのでトマトジュースの飲み過ぎには気を付ける必要があります。
カリウムの摂り過ぎ
トマトジュースには摂り過ぎると高カリウム血症という疾患につながるカリウムという成分も含まれています。健康な体であればカリウムの過剰摂取がそれほど深刻になる可能性は低いとされていますが、特に医師に腎臓が弱いと言われたことのある人の場合、カリウムの摂取は控えた方がいいといえます。カリウムは、体内のナトリウムの排出を促す働きがある物質で、取りすぎた塩分の中のナトリウムも輩出してくれる働きがあります。しかし、腎臓などに疾患を抱えている人や、腎臓が弱っている人がカリウムを摂取すると、処理しきれなくなってカリウムの過剰摂取になってしまうリスクが指摘されています。カリウムの過剰摂取による高カリウム血症は、血液中のカリウム濃度が5.5mEql以上の場合になった状態のことをいいます。この状態になると、細胞の働きは低下し、重い症状が引き起こされます。筋肉や神経症状などが主な症状で、悪心や嘔吐などの胃腸症状が出現したり、しびれや知覚過敏、脱力感などが感じられます。そして、カリウム値が7〜8mEqlを超える状態になると不整脈も出現して、心停止のリスクもあります。そのため、トマトジュースの飲み過ぎによるカリウムの摂取については気をつけたほうがいいといえます。
リコピンの摂り過ぎ
リコピンはカロテノイドの一種で、トマトに多く含まれている赤い色の元になっている成分です。他にもスイカなど、赤い色をした果物などにも多く含まれており、美容と健康効果があり、最近では、がんの予防効果もあるということで多くの人が積極的に摂取しようとしている栄養素です。リコピンには病気や老化の原因となる活性酸素を抑制する抗酸化作用があります。リコピンの抗酸化作用は、βカロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上といわれ、栄養素としてはとても心強い成分です。
リコピンの過剰摂取については、天然成分なので問題はないという専門家たちの意見もあります。しかし、一度にたくさんの量を過剰摂取することに対しては、気になる副作用も報告されています。過剰摂取でお腹が冷えて、お腹がゆるくなって、お腹の調子が悪くなるということもあります。また、トマトジュースを飲み過ぎると、リコピンの働きで肌が黄色くなるといわれています。トマトジュースには肌を白くする作用がありますが、過剰摂取は肌を黄色くさせてしまう可能性があるのです。1日1,000ml前後飲み続けている人は注意が必要です。しかし、適度な量であれば肌悩みのシミやシワの予防効果があり注目度の高い成分でもあります。
リコピンを生食品から摂る分には、副作用や過剰摂取の危険性は特にありません。しかし、トマトジュースやサプリメントなどの加工された製品の形で摂取する場合は多量摂取をしないようにしましょう。また、リコピンはリコピンそれ自体よりも、それを含む加工食品の食べ過ぎによる二次的な注意点があるといわれ、体内のミネラルバランスが崩れるリスクや、食べ過ぎによる糖分の取り過ぎの危険性に注意が必要です。トマトジュースはできれば無塩のものを選び、腹八分、他の食品との摂取バランスを考えて飲むことが大切といえます。
トマトジュースの適切な摂取量
トマトジュースは基本的に1日コップ1杯、約200mlくらいが理想的だといえます。多くても2杯くらいです。2杯飲む場合には朝晩に分けて飲むのもおすすめです。リコピンは、生のトマトやトマトジュースだけではなく、その他の食材にも含まれており、過剰摂取の問題は気になるところです。毎日続けられ、適量を摂取するとなれば、サプリメントという方法で摂取するのも一つといえます。トマトジュースの飲み過ぎで特に気を付けることは食塩の摂り過ぎです。無塩のトマトジュースならおすすめです。しかし、無塩のトマトジュースといっても食塩が全く入っていないわけではありません。トマト自体に塩分が含まれていますので、食塩は少しは含まれてしまっています。しかし、1杯当たり0.1g以下なので神経質になる必要はないといえます。
まとめ
トマトジュースは健康や美容によく、美肌効果やデトックス作用などもあるので、多くの人が健康によくて美容にもよいと飲んでいます。しかし、トマトジュースを飲み過ぎると塩分の過剰摂取やカリウムの摂り過ぎやリコピンの過剰摂取ぎなどで悪影響が出るといわれます。
トマトジュースには、塩分が含まれているタイプのものがあります。トマトジュースの食塩は200mlに対して、約1.5gほどとなっています。厚生労働省が指定する1日の摂取食塩量が8g以下とされていますので、たくさん飲めば飲むほど、一日の塩分摂取量を超えてしまう可能性は高くなります。
トマトジュースにはカリウムも含まれています。健康な体であればカリウムの過剰摂取がそれほど深刻になる可能性は低いとされています。しかし、腎臓が弱いと言われる人が飲むと、カリウムの過剰摂取はしばしば深刻な問題につながります。処理しきれなくなったカリウムが体内に蓄積することで、重大な疾患が引き起こされるのです。そのため、トマトジュースの飲み過ぎによるカリウムの摂取については注意が必要といわれています。
リコピンの過剰摂取については、天然成分なので問題はないという見方もあります。しかし、一度にたくさんの量を過剰摂取することで、気になる副作用も報告されています。過剰摂取でお腹の調子が悪くなったり、リコピンの働きで肌が黄色くなるともいわれていますので、1日1,000ml前後飲み続けている人は注意が必要です。リコピンはそれ自体よりも、リコピンを含む加工食品の食べ過ぎによる二次的な注意点があるといわれています。
また、トマトジュースは飲むとしても無塩のものを選んで、大量に飲み過ぎると様々な悪影響の恐れがありますのでほどほどに調整しながら、他の食品との摂取バランスを考えて飲むように心がけましょう。