グリセリン化粧水とは
グリセリンは甘みを持つ無色透明の液体で、食品添加物として甘味料や保存料、保湿剤、増粘安定剤など、さらに医薬品や化粧品の保湿剤、潤滑剤等に利用されています。人や動物、海藻などに存在しており、水によく溶ける水溶性の性質です。
グリセリンは後で詳しくお伝えするように、保湿にすぐれた成分です。同じ保湿性の高いものにワセリンがありますが、こちらはグリセリンと違って油性。水に溶けないため、化粧品の原料にはなりません。
食品添加物に使われているように口に入れても安全な点、そしてすばらしい保湿作用を持っている点、こうしたメリットを生かしたセルフスキンケアとして、「グリセリン化粧水」が人気を集めています。作り方はとても簡単なのに、乾燥肌はもちろん、さまざまな肌トラブルに効果的な手作り化粧水なんですよ。
冷房による夏の乾燥にも、寒さによる冬の乾燥にも、季節を問わずぜひ試してもらいたいグリセリン化粧水についてまとめました。
グリセリンは後で詳しくお伝えするように、保湿にすぐれた成分です。同じ保湿性の高いものにワセリンがありますが、こちらはグリセリンと違って油性。水に溶けないため、化粧品の原料にはなりません。
食品添加物に使われているように口に入れても安全な点、そしてすばらしい保湿作用を持っている点、こうしたメリットを生かしたセルフスキンケアとして、「グリセリン化粧水」が人気を集めています。作り方はとても簡単なのに、乾燥肌はもちろん、さまざまな肌トラブルに効果的な手作り化粧水なんですよ。
冷房による夏の乾燥にも、寒さによる冬の乾燥にも、季節を問わずぜひ試してもらいたいグリセリン化粧水についてまとめました。
グリセリン化粧水の効果
▶肌の乾燥を防ぐ
グリセリン化粧水の一番の特徴は、いま述べた保湿作用です。水分を引き寄せて肌にしっとりとした潤いを与え、カサつき、かゆみ、粉吹きの軽減に役立ちます。顔だけではなく、基本的にかかとや手のひら、手の甲など、乾燥が気になるどの部分にも使えるため、全身の乾燥対策に適しています。
▶ニキビにも効果的?
ニキビというと脂分の多い肌にできる、というイメージがありますが、じつは乾燥肌にもできるんです。なぜかというと、乾燥肌は皮脂膜を作れないため、角質層の水分が蒸発してしまいます。水分を失った角質は硬くなり、毛穴も細くなっていきます。細くなった毛穴では、少しの皮脂でも毛穴がつまってしまうので、ニキビができやすいんです。
グリセリン化粧水を使うと保湿され、乾燥から肌を守ってくれるだけでなく、肌を柔らかくしてくれるので、毛穴のつまりが改善されます。その結果、ニキビ対策にもつながるんです。
ただし、グリセリンがニキビの原因であるアクネ菌を増やし、ニキビを引き起こすという報告もあります。グリセリン化粧水は、ニキビケアとしてよりも、保湿対策として使用するのがベストといえます。
グリセリン化粧水を使うと保湿され、乾燥から肌を守ってくれるだけでなく、肌を柔らかくしてくれるので、毛穴のつまりが改善されます。その結果、ニキビ対策にもつながるんです。
ただし、グリセリンがニキビの原因であるアクネ菌を増やし、ニキビを引き起こすという報告もあります。グリセリン化粧水は、ニキビケアとしてよりも、保湿対策として使用するのがベストといえます。
▶赤ちゃんの肌にもOK?
赤ちゃんの肌は、よだれによってかぶれてしまうことが多いものです。きれいに洗って清潔さを保つのはもちろん、保湿も重要。その点、グリセリン化粧水は添加物を使用せず、刺激も少ないため、赤ちゃんの肌の保湿にも使えるようです。とはいえ、赤ちゃんの肌はとても敏感ですから、一度、病院で相談してもよいでしょう。
グリセリン化粧水の作り方
▶材料
【濃度5%】
・精製水…95ml
・グリセリン…5ml
【濃度10%】
・精製水…90ml
・グリセリン…10ml
濃度5%と10%の使い分けについては、以下で詳しくお伝えします。
・精製水…95ml
・グリセリン…5ml
【濃度10%】
・精製水…90ml
・グリセリン…10ml
濃度5%と10%の使い分けについては、以下で詳しくお伝えします。
▶準備
雑菌の繁殖を避けるために、化粧水を入れる容器は事前に必ず洗い、熱湯で消毒しましょう。また、容器の口に手は触れないようにしてください。
▶作り方
濃度によって分量は変わりますが、材料を容器に入れてフタをし、よく振って混ぜ合わせたらできあがりです。
▶どのくらい持つの?
精製水は製造過程で殺菌されているものの、防腐処理が行われていないため、日持ちは短めです。市販の化粧水と比べて傷みやすいので、冷蔵庫で保管しながら10日前後で使い切りましょう。
濃度の使い分けは?
グリセリン化粧水の適切な濃度は、5〜10%とされています。濃度を高くしてしまうと、肌にかゆみが出てしまうので注意しましょう。グリセリン化粧水を試すときは、5%から始めて、肌の調子を確認してください。
肌に異常があらわれなければ、保湿力を高めるためにグリセリンの濃度を少しずつ上げて、自分に一番合った濃度を見つけましょう。
肌に異常があらわれなければ、保湿力を高めるためにグリセリンの濃度を少しずつ上げて、自分に一番合った濃度を見つけましょう。
作り方のアレンジ
▶アロマ
アロマオイルを数滴加えると、香りまで楽しめるオリジナルのグリセリン化粧水が作れます。アロマオイルは100%天然のエッセンシャルオイルを使用しましょう。ただし、柑橘系のアロマオイルは「光毒性」といって、紫外線に当たると炎症を引き起こしたり、シミを作る性質があるので注意してください。
▶ヒアルロン酸
美肌成分として有名なヒアルロン酸。肌に潤いを与えるヒアルロン酸を加えれば、さらに美肌を促すグリセリン化粧水のできあがりです。
▶はちみつ
はちみつも保湿作用にすぐれているほか、栄養成分が豊富で美肌作りに役立ちます。グリセリンと同じ分量のはちみつを精製水と混ぜ合わせ、その後にグリセリンを加えてください。
▶尿素
尿素は老廃物を取り除く作用を持っており、肌の古い角質をはがしてくれる効果が期待できます。精製水95mlに対して、約20gの尿素を混ぜてください。ただし、敏感肌の人には、尿素の刺激が強すぎる場合もあります。敏感肌の人は使わないようにしてください。
▶クエン酸
クエン酸を加えることで、グリセリン化粧水が弱酸性になり、刺激が低くて肌にやさしい化粧水として使えます。分量は3mg程度で充分です。
▶エタノール
グリセリン化粧水をつけたときにさっぱり感を味わいたいなら、エタノールがよいでしょう。分量はグリセリンと同量です。
グリセリン化粧水の注意点
▶水道水で作る場合
グリセリン化粧水は必ずしも精製水で作らなければいけないというわけではなく、水道水で作ることも可能です。ただし水道水には塩素が含まれており、肌のかぶれやトラブルの原因になるかもしれませんので、もし水道水で作る場合は注意してください。なお、水道水は塩素消毒しているぶん、精製水よりも日持ちがよい、というメリットもあります。
▶パッチテストを行う
シンプルな素材でも肌質に合わないことがあります。パッチテストを最初に必ずおこない、肌に異常が出なければ続けてみてください。パッチテストの方法は、腕の内側など柔らかい部分に少量塗って様子を見る、コットンなどに少量湿らせて、しばらくの間、肌に乗せておく、この2つです。もし肌に赤みやかゆみが出たら、グリセリン化粧水はすぐ中止してください。
グリセリン化粧水でプルプルの素肌に
食品添加物にも使われるほど、安心・安全なグリセリンを活用した手作り化粧水。「保湿」というと冬に必要なイメージがありますが、肌を乾燥させる原因は年中あるため、常に保湿ケアで肌をいたわってあげる気持ちが大切です。
グリセリン化粧水は濃度さえきちんと守れば、作り方自体は至って簡単。いろいろとアレンジできる点もグリセリン化粧水の魅力で、市販の化粧水ではなく、手作りしたもので自分の肌にぴったりと合えばうれしいものですし、そもそも安上がりなので経済的にもお得です。
しっとり、モチモチ、プルプルの素肌へ。グリセリン化粧水を使って、つややかな美肌を目指しましょう。
グリセリン化粧水は濃度さえきちんと守れば、作り方自体は至って簡単。いろいろとアレンジできる点もグリセリン化粧水の魅力で、市販の化粧水ではなく、手作りしたもので自分の肌にぴったりと合えばうれしいものですし、そもそも安上がりなので経済的にもお得です。
しっとり、モチモチ、プルプルの素肌へ。グリセリン化粧水を使って、つややかな美肌を目指しましょう。