「抜ける脱毛」と「抜けない脱毛」の違いとは?
「光脱毛に通って、全然効果がなかった」という話を誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
先に言っておきますが、わたし自身、光脱毛で効果がないと感じたことはありません。
では、なぜそのような噂が流れているのか。
それは実際に、脱毛の効果がない悪徳サロンが存在するからに他なりません。
実際に、サロンにくるお客様には、3年間、脱毛サロンに通ったけれどまったく効果がなかったという方がいらっしゃいました。
脱毛したという部位を見させてもらうと、
「え?…脱毛した?(; ・`д・´)」というくらい、まったく抜けてない!
元々、剛毛だからとか、毛が多いから、回数が足りないとかそんなレベルではなく、
毛が全く反応していない!
せっかくお金と時間をかけて脱毛サロンに通っても、結果がついてきていないなんて、悲しすぎます…。
脱毛の効果がないというほとんどは、個人サロンや小さなサロンであることが多いように感じます。
脱毛は、脱毛機器の性能の良しあしが「効果」に大きく関係してくるので、個人サロンや小さいサロンだとどうしても価格の安い脱毛器を使いがちになります。
安い脱毛器だと、光の出力を上げることができないので、毛根の活動を止めるだけの十分な熱量を発生させることができずに、毛が抜けないのです。
ここでは、「抜ける脱毛」と「抜けない脱毛」を決める「光の照射出力レベル」についてお話ししていきたいと思います。
光脱毛の照射出力レベルとは?
光脱毛は、その名の通り、毛根の働きを止める光を肌に当てて、施術をしていきます。
この光には、「照射出力レベル」と呼ばれる光の強さのレベルがあり、脱毛の部位の毛質に合わせて出力レベルを変え、最も毛の抜ける強さで脱毛しているのです。
私の働いているサロンでは、「クリアSP]という純国産の脱毛器を使用しているので、今回は「クリアSP」でお話をしていきます。
クリアSPは、照射出力レベルが、1~10段階になっています。
レベル1が最も弱い出力で、レベル10が最も強い出力です。
レベル1が最も弱い出力で、ほとんど使用することはありません。
レベル3は、目元周りなどのデリケートな部分に使用しています。
足や腕、背中など通常の脱毛では、レベル5~7を使用しています。
脇やVラインなどは、レベル7~9を使用しています。
照射出力レベルの決め方
照射出力レベルは2つの目安によって決められています。
皮膚の薄さ
光脱毛の照射出力レベルを決める1つ目の目安は「皮膚の薄さ」です。
例えば、目元はレベル3という低いレベルで脱毛していきますが、これは、目元の皮膚が非常に薄いから。
皮膚が薄いと、熱が伝わりやすく、低いレベルでも効果がでますし、あまりレベルが強すぎると、火傷のリスクがあがってしまいます。
目元→レベル3
体→レベル5~7
脇やVライン→7~9
というのがクリアSPの脱毛器の大体のレベルの目安です。
シルキィーライトなどのほかの脱毛器でもレベルは数段階に分かれており、マニュアルの目安があります。
お肌の水分量
2つ目は、お肌の水分量です。
上のマニュアルの目安レベルを見ると、脇や、Vラインなどはレベル7~9と比較的強いレベルで照射しています。これは、脇やVラインは水分量が多いからです。
レベルが上がると、熱の量も増えるので、それだけ火傷のリスクが上がります。
脇やVラインが6~9、体が5~7と幅があるのは、あなたのお肌の水分量によって調整しているからです。
水分量の少ないお肌にはレベルを低く、水分量がしっかりあるお肌には、レベルを高くして照射していきます。
もちろん、レベルが高いほうが脱毛の効果があがるので、「保湿をしっかりしてください」と脱毛サロンでいわれるのはこういった理由からです。
高い出力照射レベルのリスク
脱毛の照射レベルの話をすると、「え?それなら、全身レベル10で打ってほしい!」と言われることがありますが、強いレベルは、「肌の乾燥」・「施術時の痛み」・「やけど」を引き起こす可能性があります。
高いレベルの照射=高い熱が発生するので、上に書いた「クリアSP]のレベル10でも、乾燥ややけどのリスクがあり、施術で使用することはほとんどありません。レベルが上がればあがるほど、施術時の痛みも強くなります。
「医療脱毛は痛い」といいますが、医療脱毛の出力レベルは、光脱毛の出力レベルの数倍にもなります。
痛みとしては、
- 光脱毛→輪ゴムではじかれた感じ
- 医療脱毛→熱したアイロンをあてられた感じ
と表現されます。
「抜けるのであれば強い出力でやってほしい!」と思われる方もいらっしゃいますが、
実際は、レベル5でも十分に抜けます。
もちろん、レベル1や3といった低いレベルだと脱毛の効果はグンと下がってしまいますが、
足や腕といった部分であれば、レベル5~7であればレベル10と同じ程度の効果がでます。
大切なのは、強い照射ではなく、部分部分に合わせた適切な照射レベルです。
結果の出ない脱毛サロンは、この照射レベルが圧倒的に足りない場合が多いです。
足の脱毛の場合だと、最適なレベルはクリアSPで5~7です。
レベル3で足を照射すると、効果があるにはありますが、回数が倍以上かかります。
足の脱毛は10回~15回ほどが目安ですが、レベル3だと、15回では全く足りません。
家庭用脱毛器の最大の照射レベルは3くらいです。
既述した、3年間脱毛サロンに通ったけれど結果の出なかった方は、おそらく、サロンが使用している脱毛器が安いものだったのだと思います。なので、照射出力が足りずに、ムダ毛が抜けないという状態になりました。
まとめ
脱毛の効果が「照射出力」に関連していること、ご理解いただけたでしょうか?
脱毛の効果としては、医療脱毛>光脱毛となりますが、光脱毛が効果がないというわけではありません。光脱毛は効果の出る技術です。
一部の粗悪な脱毛器を使っているサロンでの悪評が「光脱毛は効果がでない」という悪評につながっています。
もちろん、個人サロンや小さなサロンのすべてが粗悪な脱毛器を使用しているわけではありません。
ほとんどがきちんと効果のある脱毛器を使用しています。
効果のない脱毛器を使用する悪徳サロンの見分け方は、残念ながら通ってみないとわからないというのが正直なところです。ただ、1年通っても、あまり変化がないようでしたら、他のサロンに行ってみることをお勧めします。
脱毛に関するちょっと面白い話
白人用に作られた脱毛器では抜けない!
脱毛先進国ってどこかご存知ですか?アメリカ?フランス?
正解は、北欧です。
現在、日本の脱毛エステサロンで使われている光脱毛の技術はすべて北欧で開発されました。
美容展示会に行くと、北欧産の脱毛器が多く展示されています。北欧は、日照時間が短いので、光に関する研究が進んでいるんですよね。(北欧の人が公園などで裸になり、日光浴をしている映像などを見たことがあると思います。)火傷をしても、光を当てて細胞を再生させたり、エステにもライトセラピーが積極的に取り入れられたりしています。
その北欧で開発された脱毛器を、日本の代理店が購入し、日本のエステサロンに販売しているのですが、よ~く考えてみてくだい。
北欧の人の肌の日本人の肌、色が違いますよね?
光脱毛は、黒いものに反応するようにできているので、北欧女性を基準にすれば、日本人女性肌は「日焼けした」くらい黒いものなのではないでしょうか。効果はゼロではないですが手…満足いくものでもない…というのが正直なところ。。
北欧産の脱毛器は、価格が安いので、資金力のない個人サロンなどで多く使われています。(もちろんちゃんとした機械をつかっているサロンもありますよ!)
機械の価格を抑えているので、その分、脱毛価格も安かったりします。最近の大手サロンでは「日本人女性のために開発した機械を使用!」などと、機械をウリにしているサロンも多いです。
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