ニキビ治療薬、テラ・コートリル軟膏について



テラ・コートリル軟膏は、抗菌作用と抗炎症作用を持つ成分が含まれているニキビ治療薬です。

主としてニキビや皮膚炎、皮膚感染症、膿皮症、湿疹治療等を目的とした外用剤で、皮膚科で処方されるほか一般の薬局やドラッグストア、通販などでも購入することができます。


テラ・コートリル軟膏ってどんな薬?

ニキビ治療薬であるテラ・コートリル軟膏は、抗菌作用のあるオキシテトラサイクリン塩酸塩と、抗炎症作用のあるヒドロコルチゾンを主成分としています。

この2つの主成分のうち、オキシテトラサイクリン塩酸塩はアクネ菌など毛穴に詰まった皮脂に繁殖してニキビの原因となる細菌を抑制する働きを持つ抗生物質です。


もう1つの成分であるヒドロコルチゾンは、ニキビや皮膚炎などの炎症を抑える働きを持つ副腎皮質ホルモンの一種となっています。

テラ・コートリル軟膏はこの2種類の成分の働きにより、毛穴内部の細菌の繁殖と炎症を抑制してニキビを治療するお薬ということになります。同様の効果から、テラ・コートリル軟膏は皮膚炎・皮膚湿疹・外傷や熱傷の二次感染・歯周組織炎・口内炎・舌炎などの治療にも用いられています。


テラ・コートリル軟膏の効果・効能

テラ・コートリル軟膏の主な効果・効能としては以下のようなものが挙げられます。

  • 炎症による腫れや赤みを抑える
  • 炎症によるかゆみや痛みをやわらげる
  • アクネ菌などの細菌に対する強い抗菌力
  • ニキビなど化膿を伴う炎症を改善する


テラ・コートリル軟膏の使用方法

テラ・コートリル軟膏の使用法は、1日に1~数回程度ニキビのできている部分に塗るか、もしくはガーゼなどに伸ばしてニキビ部分に貼るいう手軽なものです。

淡黄色の軟膏ですので顔や首などに塗ってもあまり目立ちませんので、顔や首などにも使いやすい外用薬(塗り薬)といえるでしょう。

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使用上の注意

テラ・コートリル軟膏に含まれているヒドロコルチゾンは合成副腎皮質系のステロイド剤であるため、長期的に続けて使用するとニキビや肌荒れ、皮膚の赤みや茶色のシミなどが出る場合もありますが、数日程度の使用なら大きな問題はないとされています。

もし長期的に使用する場合や、長期使用後に使用するのを止める場合はステロイド系薬剤の副作用が出る可能性もありますので、個人で判断せず皮膚科の医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

また誤って使い忘れてしまったら気づいたときにすぐ使用するようにし、2回分をまとめて使用するようなことは避けてください。決められたものより多く使ってしまった場合も、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。


テラ・コートリル軟膏のデメリット・副作用



テラ・コートリル軟膏には以下のような副作用が起こる可能性があります。

  • 発疹(肌のブツブツ)
  • 皮膚の刺激感(肌のヒリヒリ)
  • 接触皮膚炎(肌のかぶれ)
  • そう痒感(肌のかゆみ)
  • ウイルス感染症(ウイルスの侵入による病気)
  • 細菌や真菌による感染症
  • 真菌症(水虫やカンジタ症など)
  • ニキビ、肌荒れ
  • 皮膚の赤み、茶色いシミ
  • 皮膚の萎縮(肌が薄くなる)
  • 毛細血管の浮き出し
  • さざ波のようなシワ
  • 腫れ物、できもの、水ぶくれ
  • 多毛(毛深くなる)


これらの副作用はテラ・コートリル軟膏を使用したすべての人に起こるものではありませんが、長期的に続けて使用した場合発生するケースも見られるものです。ニキビ治療薬であるテラ・コートリル軟膏で起こり得る副作用のなかに、ニキビや肌荒れがあるという点に少し驚かれる方もいるかもしれません。

テラ・コートリル軟膏は数日程度の使用では大きな心配はないものの、ニキビの症状が改善されなかったり副作用が起こったときは皮膚科など専門医に受診してください。


緑内障や白内障のリスクも・・・?!

テラ・コートリル軟膏には緑内障や白内障など眼に関する重い症状が起こるリスクがあることも分かっています。

テラ・コートリル軟膏を使用して、目が見えにくい、物がかすんで見える、歪んで見える、目の痛みがある、頭痛や吐き気がするなどの症状が出る可能性が考えられます。

これはテラ・コートリル軟膏がステロイド外用薬であるためで、長期的に大量に使用した場合に起こり得る症状です。実際に多数ではありませんが、ステロイド外用薬の長期使用で緑内障や白内障が発症したという例も報告されています。

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テラ・コートリル軟膏を使用する際は、過去に薬によるアレルギー症状が出たことがある人、白癬やカンジタ症などの真菌症の人、皮膚結核・単純疱疹・水痘等の皮膚感染症の人、皮膚に海洋のある人、熱傷・凍傷がある人は使用前に医師や薬剤師に伝えるようにしてください。

加えて、妊娠中や授乳中の女性、大衆薬を含めた他の薬剤を使用中の人も担当医師または薬剤師にテラ・コートリル軟膏を使用する旨を伝えるようにしましょう。

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実際にテラ・コートリル軟膏を使用した方々の感想・口コミ



ここでは、実際にテラ・コートリル軟膏を使用した方の感想を紹介いたします。

「オロナインよりもニキビに良いと聞いて購入しました。1週間以上続けて使ってはいけないと書いてあり、少しビビってしまったのですが、夜寝る前に炎症したニキビにちょこっと塗ってみました。

軟膏が布団に着かないように、私はその上に絆創膏を貼りつけました。

翌朝絆創膏を剥がしてみると・・・ニキビが明らかに小さくなってる!今までいろいろ試してきたけど、これほどまで即効性のある薬に出会ったことがなかったので感動しました。その後2~3日塗っただけでニキビは目立たなくなったので使用を中断することに。

もっと早く出会ってれば今頃ニキビ跡に悩まなくて済んでたのかも・・・なんて思うくらい、炎症ニキビに効果がありました。ただ、ニキビの予防効果はないし、やっぱり副作用が怖いので極力使用しないように日頃からニキビケアに励みたいと思います。」 (20代 女性)

「赤く炎症したニキビが出来ていたのですが、放置していたらどんどん悪化してしまい、今にも膿が出てしまいそうなヒドイ状態になってしまいました。ネットで探してみたら、私のようなニキビにはテラ・コートリルが効くと書いてあったのですぐさま近くの薬局で購入しました。

これを塗り始めて3日ほど経ちましたが、根を張ったニキビがかなり落ち着きました。1週間以上の連用はダメと書いてありましたが、こんなに効くんじゃ3~4日塗るだけで十分です。」 (30代 女性)

「炎症ニキビには効果抜群です。でも、何日かして皮がむけてきて、シミのような跡が残りました。それが消えるのに時間がかかってしまい、結果、普通に化粧水でケアしたほうがニキビは綺麗に治っていたのかも?と思いました。」 (20代 女性)

こうやって見てみると、皮膚の薄い方や敏感肌の場合は、皮膚が赤くなったり皮むけしてしまうなど、肌トラブルが起こる可能性が高いようです。

また、誤って健康な皮膚に塗ってしまったり、たっぷり塗りすぎて、肌荒れがひどくなったという方もいます。


きちんと使用書に従わずに塗ってしまうとこうした副作用が出てしまいますので、テラ・コートリルに限らず、ステロイド剤を使用する際は注意しなくてはなりません。

口コミを総評すると、ニキビへの効果は高いという意見が圧倒的に多かったのですが、一方でステロイド剤であることに抵抗を感じている方が同じくらい目立ちました。


ニキビにそこそこ効いて市販で買えるのがこの薬のメリット。でも、危険性をはらんだステロイドが含まれているので、完治するまでというより改善が見られた時点で止めるのがこの薬と上手に付き合っていくポイントのようです。

ニキビ治療でリスクや副作用の心配がある薬剤を使うのは心配だという人は、肌にやさしく負担を掛けないニキビ化粧水を使ってみるというのも一つの方法です。



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