ロードバイクのライダーはすね毛を綺麗に剃っています。なぜか。擦り傷の治療がしやすいとか、マッサージのときにオイルを擦り込みやすいとか、空気抵抗が軽減されるとか、極限まで軽量化しているとか、美意識の問題であるとか、諸説紛々としており未だにその理由は解明されておりません。

しかしながら。やはり一度はその社会に足を踏み入れてみて初めてわかることがあるもの。バーチャルがもてはやされるウェブ全盛の時代ですが僕は経験主義者です。剃ってから考えようと。剃れば何かが見えるだろうと。しかし、剃るのは勇気がいると。人生三十ウン年、むだ毛を処理したことなど一度もないと。さてどうする。

むだ毛処理といえば、剃るだけではなく除毛クリームで溶かすとか、マシンやピンセットで抜くとか、いろいろな方法があるのですが、とりあえず剃る方向でいろいろトライしてみました。

Step 1: まずは剃らずに刈ってみた

家電量販店で眺めてみると、電気ひげ剃りと並んで、男性用のボディシェイバーというものを売っていますね。フラットバーロードに乗る同僚に尋ねてみたところ、パナソニックのシェイバーを愛用しているとの情報を得ました。

これ、その同僚氏はたいへん便利に使っているのだそうで、ツルツルに剃り上げるのではなく、1cmぐらいの長さで揃えて刈ったり、梳く(すく)ことで量を減らしたり、ということができると。お風呂場で使ったり、水で丸洗いすることもできるとのこと。それは素晴らしい。

しかしながら、ひげ剃りはかたくなに電動ではなくカミソリを使い続ける僕としては、電気に頼るのは不安が。でも、つるつるに剃る以前に、もしかしたらこの段階で満足できるかもしれないので、いちどは試してみたい。そんな好奇心と妥協心で格安のボディシェイバーを買ってみました。

早速試してみたところ、安いながらも謳われている機能はちゃんと果たし、トリミングできました。櫛のようなアダプタがついており、設定した長さに揃えることができます。その櫛を外すと、ダイレクトに剃っていくことができるという寸法。これで刈るだけでずいぶんサッパリしました。ウィーーーーンとかなり騒音がありますが、レビューを見る限りではどのメーカーの機種もそれなりの音がするようですから、これは仕方がない。このコイズミのシェーバーは、充電池ではなく乾電池で駆動するところが気に入りました。

Step 2: とにかく剃ってみる

ここまでで止めておけばいいのですが、基本的に好奇心には勝てず、まあ毛はまた伸びてくるんだから一度ぐらい剃って見ても良いのでは、ということで、結局やっぱり剃ってみることに。ドラッグストアに行って、定番だと思われる安全カミソリを購入してきました(もちろん女性用コーナーにあります)。

どこにでも200円程度で売っているかと思います。百円均一で売っているものはサイドガードがついていないけれども半額です。

さてこれをお風呂場に持ち込んでさっそく作業です。ボディソープなどを潤滑剤として剃るのが一般的らしいのですが、僕はひげ剃りのときに使っているジェルを使って剃って見ました。メントール入りなのでヒンヤリしました・・・。両足を綺麗にそり上げるのに60分といったところで、のぼせました。

とくに初回は、毛足が長く、量も多いので、すぐにカミソリの目が詰まってしまうので、なかなかはかどりません。こまめにカミソリをすすぎながらの作業になるので、たいへんなんです。安いものなので、そり味が落ちたら、すぐに交換しましょう。

とにかくテッテー的にやってみようということで、スネだけではなく太ももも、脚にある毛という毛を全て剃ってみたのです。つるつる。うふふ。

Step 3: 肌荒れあらわる

しかし、そんな人生で物心ついてから初めてみる自分の未知なる姿にうっとりするのも数日すると、肌荒れが目立ちはじめました。なんか湿疹みたいな?こ、これはいったい・・・

同僚の女性に相談してみると、それはきっとむだ毛処理のときのカミソリ負けのような肌荒れだろうと。それを治療する用の薬を売っているよとのことだったので、さっそく買って服用してみました。その名もケアレケア(そのまんま)。

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これ、塗って一晩であっというまに湿疹が消える!ということはなかった(あたりまえ?)。粘り強く塗り続けたんですが、まあ確かに赤みはひいていくのかなと。痒みもおさえられると思います。どちらにせよ、劇的にぱっと直るということはないし、また同じように剃れば同じように荒れる、ということは同じように塗る、以下エンドレスという暗澹たる未来を垣間見ました。うーん、なんとかならないのか。

Step 4: 道具をあらためてみる

であれば、剃るときのカミソリや潤滑剤を替えてみたら、よりお肌に優しくなるのではないか。ドラッグストアの女性用コーナーに入り浸る毎日が始まりました。さあ、どれがいちばんお肌に優しいというのだろうか。

まず試してみたのはシェイバーにソープがくっついているものです。潤滑剤がカミソリについているという、インスタント・ソリューション。

これ、確かに楽ちん。濡らして、剃るだけ。でも、肌は荒れました。なぜだあああ

これはきっとシックが四枚刃&ソープの潤滑力が不十分なのに違いない、ということで、次はジレットの五枚刃・潤滑剤は自分で用意、で試してみることにしました。道端ジェシカさんが宣伝しているものです。これで僕もジェシカ脚。

潤滑剤には、スプレー缶にはいった泡タイプのものを買ってきましたが、これはダメ。ひげ剃りの時にもあまり満足できなかったことを思い出しました。やっぱりジェルがいいんじゃない?ってことで、とりあえず余っているのでひげ剃り用のジェルを使ってみて、ボディ用のジェルを導入することに。

このあたりで落ち着きました。でも、やっぱり肌が荒れる!なぜだ!これは道具のせいではないのか?

Step 5: 剃り方をあらためてみる

ここで、一つの諦念に達しました。完全にツルツルにしようとするのは諦めて、ある程度の雑さは認めようと。遠目に見る限りではわかんないし?というわけで、逆剃りするのをやめて、毛の生え方にそって順目に剃ることに徹するようにしました。ジェシカの五枚刃とシェービングジェルです。逆剃りしないと、ツルツルにすることは難しいのですが、それなりにスッキリさせることは問題ありません。

これで肌が荒れなくなったみたいです。逆剃りは敵!

そして、脚全体を剃ることを諦めて、スネだけ剃ることにしました。太もも(とくに裏側)まで剃ると、ちょっと伸びてきたあたりで、椅子に座ったときにチクチクして地獄の苦しみを味わいましたので・・・(遠い目)。

結論:むだ毛処理のポイントは「諦め」であると思われます。ジェシカの五枚刃とシェービングジェル、剃るときは逆剃りせずに順目で剃る、完璧は目指さない、でファイナルアンサーです。さようならむだ毛&肌荒れ。

Step 6: こんな飛び道具もある

さらに果敢なアンダー(ヘア)カットにまで手を出したいかたにはこちらがオススメです。電熱線でカットするので、毛先が丸くなってチクチクしません。当然買って試してみましたが、ナイスです(ためしたんかい)。夏は涼しくてたいへんよろしい。ぴっちりとしたレーパンとの相性もグッド!

この夏、本気を出して剃ってやろうと考えている、ローディの皆さんの参考になれば幸いです。もちろんTQRのみなさんは剃ってくるのが美学ですね(そうか?)。

Q

veda ケアレケアは毛を剃ってすぐに塗布しないと効き目が実感できませんよ~
ちなみに私は抜く派。ピンセットで1本ずつ丁寧に抜きますw

Jaz 今頃ですが面白く読ませていただきました。
ところで剃った後のケアはどうなされているんですか?ひげそり負けに悩んで下りまして、どんなローション等を使えばいいのか知りたいです。
また、なぜ電動シェーバーより剃刀の方が良いのでしょうか?

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