痩せる秘密はカルニチン!赤身肉ダイエットで脂肪燃焼♪
ダイエット中に野菜やスムージーばかり摂っている女性がいますが、ほとんどの場合、効果が出なくて途中で断念するか、強烈なリバウンドを食らってしまいます。
実はそこにはちゃんとした科学的な根拠があるんです。
それはずばり、「筋肉が落ちることによる基礎代謝の低下」です。
基礎代謝というのは生物が生きていくために必要なエネルギーで、運動をしなくても消費するものです。
この基礎代謝の大部分は筋肉量と比例しているので、簡単に言うと、「筋肉が多い人は痩せやすく、筋肉が少ない人は太りやすい」ということになります。
つまり極端な偏食ダイエットのほとんどが失敗に終わってしまうのは、筋肉の元になる「タンパク質」まで減らしてしまうことが原因だったんですね。
というわけで、ダイエット中にこそ筋肉を維持する為にお肉を食べる必要があるわけですが、お肉ってやっぱり脂肪とかカロリーたっぷりなイメージをお持ちかもしれませんね。
しかしご安心ください。一口にお肉といっても、部位によってその栄養素は千差万別です。
今回は低カロリー低脂質高タンパクでありながら脂肪燃焼までサポートしてくれる、「赤身肉」についてご紹介したいと思います。
ダイエット中の超優秀なタンパク源「赤身肉」
赤身肉とは
お肉の脂身は白いですよね。この脂身が少ない部位は色が鮮やかな赤色をしていることから、「赤身肉」と呼ばれるんです。
部位としては肩やももなどが該当し、ヒレが最も少なくなります。
ちなみに脂質が多いのはバラやロースになるので、ダイエット中はNGです。
低カロリー・低脂質・高タンパク
ダイエット中にお肉を食べることにどうしても抵抗があるかもしれません。
しかし、赤身肉はとにかくカロリーと脂質が少なく、効率的にタンパク質を摂れる優良ダイエット食材なんです。
どのくらいすごいのかというと、豚・牛ともにカロリーはなんとささみと同じくらい。
脂質も豚肉は豆乳よりも少ないくらいなんです。
詳しい栄養素の含有量は、後ほど表でまとめてご紹介しますね。
必須アミノ酸たっぷり!
アミノ酸は全部で20種類あり、そのうちの人間が自力で作れない9種類を「必須アミノ酸」と呼びます。
これが不足する他のアミノ酸まで上手く働かず、どんどん筋肉が落ちてしまいます。
赤身肉には「必須アミノ酸」が豊富なので、ダイエット中でも積極的に食べたいですね。
L-カルニチンで脂肪燃焼
赤身肉には「L-カルニチン」という成分が多く含まれています。
これがどういったものかというと、脂肪の燃焼を促す作用を持った成分なんです。
ちょっと詳しく脂肪燃焼のプロセスをご紹介すると(興味ない方は読み飛ばしてOKです!)
脂肪は体の中で、「中性脂肪」という状態で蓄積されています。
この「中性脂肪」は運動や糖質制限によって、「遊離脂肪酸」というものに分解され、「遊離脂肪酸」は細胞内の「ミトコンドリア」という組織に取り込まれてエネルギーとして燃焼されます。
ややこしくなりましたが、脂肪は
「中性脂肪」→「遊離脂肪酸」→「ミトコンドリア(に取り込まれる)」というプロセスで燃焼されるわけです。
L-カルニチンはこの「遊離脂肪酸」が「ミトコンドリア」に取り込まれるために必要な成分なんです。
つまり運動や食事制限をしても、L-カルニチンが足りていないと脂肪を燃やすことができないんですね。
あらためて、痩せたい人は赤身肉を食べましょう♪
赤身肉(ヒレ)の脂質・カロリー・タンパク質量(100gあたり)
最も脂質が少ない赤身肉であるヒレと、反対に一番デブになるバラを比較してみましょう。
ついでにダイエットの定番であるささみも入れておきます!
(本当は山羊や羊肉の方がよりダイエットには適していますが、手に入らないので除外!)
ヒレ・バラ・ささみの栄養素比較表
| 脂質 | カロリー | タンパク質 | |
| 牛ヒレ肉 | 4.9g | 133kcal | 20.4g |
| 豚ヒレ肉 | 1.8g | 113kcal | 22.8g |
| 鶏のささみ | 0.8g | 106kcal | 23g |
| 牛バラ肉 | 32.9g | 371kcal | 14.4g |
| 豚バラ肉 | 34.6g | 386kcal | 14.2 |
牛の赤身肉
豚と鶏に比べると、やや脂質は高めになりますが、それでも牛乳と同じくらいです。
さんまの1/5以下というと安心感があるのではないでしょうか。
一番の特徴は鉄分が豊富なことです。
特に牛の赤身肉には「ヘム鉄」が多く含まれ、これは植物から摂れる「非ヘム鉄」の10倍も吸収が良いとされています。
ダイエット中には体力が落ちてしまうこともあるので、貧血気味の女性には牛赤身肉がおすすめです。
一つだけ注意が必要な点として、和牛の多くはサシが多く入る品種改良がされているので、赤身肉でも二倍程度まで脂質・カロリーが高くなってしまいます。
牛ヒレ肉を食べるときは、輸入牛のものを選びましょう。
(毎日和牛食べられるブルジョワさんもそんなにいないとは思いますが・・・)
豚の赤身肉
豚肉は意外なことに、カロリーはほぼささみと同じ、脂質は牛肉の半分と非常にヘルシーなんですね。
豚の赤身肉は美容効果の高いビタミンB群が非常に豊富なのも嬉しいですね。
体の代謝を促し、アンチエイジングや疲労回復といった効果が期待できます。
特に糖を燃焼させるビタミンB1の含有量は、豚ヒレ肉が全食品中№1なんです。
ダイエットしながら綺麗になりたいなら、豚ヒレ肉を積極的に食べて行きましょう。
鶏のささみ
ささみは圧倒的に脂質が少なく、タンパク質も豊富な非常に優秀な食品です。
しかし、この記事内で何度もとりあげている「L-カルニチン」が赤身肉に比べると大幅に少なくなってしまいます。
肉体改造中のタンパク源としては申し分なく、好んで食べるアスリートも多いささみですが、「脂肪を落とす」というダイエット目的のためには赤身肉に一歩劣ってしまいます。
赤身肉の痩せる食べ方
摂取量
赤身肉の摂取量の目安は、1日に手のひら1枚分といわれています。
指は含めず、厚さも手のひらと同じくらいですね。
手のひらと言うと具体的なイメージが着きづらいかと思いますが、だいたい100gくらいになります。
100kcalちょっとということなので、ダイエット中でも安心して食べることが出来ますね。
調理法
いくら赤身肉自体がヘルシーだといっても、大量の油で焼いたりしたらカロリー・脂質ともに跳ね上がってしまいます。
ベストは脂をより落とすことが出来る「網焼き」です。
煮たり茹でたりするのもおすすめですが、余計な脂質とカロリーが増えない様なレシピ・調理法を選ぶ必要があります。
食べるタイミング
日中の活動のエネルギーとなる朝か昼がおすすめです。
しかし夜でも充分効果はあるので、神経質になりすぎる必要はありません。
つけ合わせ・ソース
つけ合わせには食物繊維が多く、脂質・カロリーの少ない海藻類やキノコがおすすめです。
ソースはデミグラスソースなど洋風のものはカロリーが高いので、おろしポン酢など和風のものがよいでしょう。
薬味ににんにくやわさび、しょうがなどをプラスすれば、消化を促進してくれます。
発ガン性について
WHOの発表により、赤身肉が大腸がんのリスクを引き上げることは確実であるとされています。
しかし世界的に見て日本人は赤身肉の摂取量が圧倒的に少なく、摂取量最低のグループに分類されます。
日本人の摂取量では発ガンリスクはほとんど無いか、あっても非常に小さいという研究データが出ています。
さらに、赤身肉の摂取量が最低のグループは1000人中56人が大腸がんを発症しますが、摂取量を最大グループの水準まで引き上げても、発症者は1000人中66人。
これはライフスタイルの誤差の範囲内であると言えるレベルです。
喫煙による肺がんリスクの方がよっぽど高いですね。
ちなみに赤身肉は脳梗塞のリスクを引き下げる効果も証明されているので、脳梗塞による死者が多い日本人には必要な食材であるともいえます。
まとめ
赤身肉はささみと同じくらいヘルシーな上に、脂肪燃焼を促進するL-カルニチンまで豊富なダイエット食材です。
ダイエット中にタンパク質が不足すると、筋肉が落ちて基礎代謝も少なくなり、どんどん太りやすい体質になってしまうので、積極的に赤身肉を食べていきましょう。