乾燥する季節だけではなく、年中悩まされるのが、手荒れですね。
オフィスの乾燥、家事、不規則な生活など、手荒れの原因は実は多岐に渡るものです。
そこで今回は、症状や原因をふまえながら、手荒れを改善して、魅力ある美しい手になる方法をお伝えします。
手荒れを改善!魅力ある美しい手になる7つの方法
手荒れは、一種の皮膚病です!軽いうちの手当が一番
■手荒れは病気の一種です。
「指掌角皮」、手や指の皮膚が硬くなるという深刻な症状が「進行性」、どんどん進行していく病気ですので、単なる肌荒れの一種と軽く見てはいけません。
■初期の手当こそが一番です。
全身の肌にはバリア機能があり、日々紫外線や接触などの刺激と戦っています。
また、刺激で傷ついても、なんとか自力で回復しようとします。
そのため、初期の段階では手荒れが進行していることに気づきにくいものです。
また、肌のターンオーバーの周期は約28日間あり、外側の皮膚が再生していても内部ではまだ炎症が起こっている可能性があります。
そのため、自力での回復・修復に限界がきたときには、いっきに肌の皮膚がささくれたりパックリ割れたりし始めます。
そうなってから慌てて手当をしても、薬の効果が出ず、ステロイド入りの薬剤でおさめてもまた再発する…ということの繰り返し、つまり慢性化してしまいます。
一見手荒れの症状がでていなくとも、病気へと発展する前にしっかりとケアをすることが大切です。
手荒れを防ぐ①正しい手洗いをしましょう
手荒れの原因の一番は、手指の乾燥です。
そして、もっとも手指を乾燥させる原因は、日々の手洗いです。
■温度に注意しましょう
手の肌には、バリア機能がはたらいており、肌の表面が乾燥すると、皮脂が分泌され、これが天然のクリームとなって肌を保護します。
しかし、脂は温度が高くなると溶ける性質があるため、お湯で手を洗うと、汚れだけではなく必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥肌の原因となります。
そこで、手を洗う際は、肌の温度以上に暖かいお湯は使用しないようにしましょう。
■こすり洗いは禁物です
手の肌も、顔のお肌と同じくデリケートなもの。
洗顔の際にこすってしまうとシミの原因になるように、手の肌もこすり洗いはトラブルの元となります。
手が汚れてしまったら、軽く手を濡らし、ハンドソープの泡で優しく汚れを浮かしてから洗い流しましょう。
■柔らかいタオル・ハンカチを使いましょう
肌に水分が残っていると、水分の蒸発の際に肌の潤いを奪われてしまいます。
手洗いのあとは、指の間にも水分が残らないよう、ガーゼなどの柔らかい素材のタオルやハンカチでそっと押さえて拭き取りましょう。
手荒れを防ぐ②食器洗い洗剤、シャンプー…「洗剤」を見直しましょう
■食器洗い洗剤を見直しましょう
手荒れの原因として、手洗いの次にもっとも多いのが、食器洗いです。
食器洗い洗剤には、食品の油もさっと落とすために、石油や油脂を原料として作られている「合成洗剤」が多く採用されています。
しかし、ぎとぎと油でもさっと落とせるということは、手肌を守る皮脂などひとたまりもありません。
さらにお湯も使っているとなると、肌のバリア機能も再生機能もとても追いつきませんね。
食器洗いの洗剤は、手肌に優しい石鹸ベースのもの、さらに無添加のものを選ぶと安心です。
汚れがひどい時は、スポンジに重曹をふりかけてこすれば落ちやすくなる上、手肌も荒れません。
■シャンプー・コンディショナーを見直しましょう
手荒れの意外な原因となりやすいのが、シャンプー・コンディショナーです。
頭皮の皮脂をしっかり落とす効果のあるシャンプーは、洗浄力が高いということになりますので、肌にとっては必要な皮脂を奪われるという結果になります。
また、肌に合わないコンディショナーがついたままにしておくと、湿疹が出来る場合があります。
手荒れを防ぐ③こまめに保湿をしましょう
■水仕事・手洗いの後には保湿クリームを
炊事や手洗いなどの後には、優しく水分を拭き取ってすぐに保湿クリームなどで保湿しましょう。
■日常でも保湿を欠かさないこと
エアコンの効いた部屋にいるとき、本や書類等多くの紙を暑かったあとなども手肌の水分が奪われがちですので、こまめに保湿しましょう。
■眠る時は手袋がおすすめ
乾燥した部屋で眠るときは、お顔や喉などと同様に、手肌の保湿も重要です。
加湿器で部屋全体の湿度を高めるのが一番よい方法ですが、そうできない場合や、それでも手肌が乾燥するという場合は、クリームをつけてなじませてから、木綿やシルクなど天然素材の手袋をはめましょう。
手荒れを防ぐ④保湿クリームを見直しましょう
ハンドクリームは、コンビニ・薬局・100円均一のお店など、そこかしこで多くの商品が販売されています。
しかし、良かれと思ってこまめに塗っていたハンドクリームこそ、手荒れの原因となっているということも少なくありません。
■無添加のものを選びましょう
水分を含む製品は腐りやすいため、ハンドクリームには、保存料・香料などが含まれています。
それらは、手荒れによって弱くなった肌に浸透しやすく、手荒れを進行させますので、ハンドクリームは無添加のものを選びましょう。
■アレルギーに注意
また、天然由来の成分が濃縮して配合されているものもありますが、体質に合わない場合はかえってアレルギーを引きこします。
ハンドクリームといえども、使用前にはパッチテストをしましょう。
■乾燥が進んだ肌はワセリンで
保湿を
ワセリンは石油由来の成分を精製してつくられたもので「白色ワセリン」は肌への刺激が少なく、赤ちゃんの肌にも使える保湿剤として昔から重宝されてきました。
ワセリンはベタつく点がハンドクリームとしては使いづらいのですが、乾燥の度合いがひどい時は、ローションなどで肌を整えた上に薄くのばすとよいでしょう。
また、手洗いのあと、水に濡れたままの状態でワセリンを塗り広げると、タオルなどの刺激を避けながら効率的に保湿できます。
手荒れの意外な対策~食生活を見直しましょう
手肌を含め、私たちの肌はひとつづきになっていて、生活リズムや食生活など、様々な影響を受けます。
■手荒れを防ぎ改善する食生活とは
・規則正しく…これは健康・美容全般にとっても鉄則ですね。
・良質なタンパク質をしっかり摂る
・野菜・果物を食べる
・白砂糖が使われたメニューは控える
・サラダ油やマーガリンなどの植物性油脂はオメガ3系のオイルに変える
・玄米を食べる
…これら全てを実践するのは大変ですが、少なくともここに書かれていることに反する習慣を控えてみましょう。
進行した手荒れは、速やかに病院へ!
手荒れに効くというふれこみのハンドクリームや医薬品、民間療法は多くありますが、自分の手荒れの原因を確認せず行うと、かえって悪化させることがあり危険です。
お手入れをしたり、食生活に問題がないのに手荒れが進行してきたら、ぱっくり割れなどひどくならないうちに医療機関で相談しましょう。
医師によって処方される薬剤は効果の高いものが多く、医師の指導のもとに使用すれば早く効果がでることが期待されます。
さてさて今回お伝えした、手荒れを改善!魅力ある美しい手になる方法はいかがでしたか?
日常の小さなことと見過ごしていると、季節の変わり目などに急激に悪化してしまうことがある手荒れ。
日々の手入れで防止し、うるツヤな手を保ちましょう。