シチュエーション別トラブル解決エコレシピ

肌荒れ 

最近肌荒れがひどくて、
吹き出物がよくできるようになってしまったの。
予防法とかあったら教えてくれないかしら…。
肌荒れってどういうものをいうの?
何らかの原因によって、皮膚のバリア機能が低下すると、皮脂膜が薄くなったり、水分保持能力が低下したり、角質細胞の間にすき間ができたりします。
その結果、きれいに並んでいた角質層がくずれたり、はがれたりして、表面が荒れて潤いと弾力が失われたりします。このような皮膚トラブル全般を肌荒れといいます。
肌荒れを起こした皮膚は、刺激を受けやすく、かゆみや炎症を起こしたり、吹き出物やニキビなどのトラブルを起こしたりしやすくなります。
どんな症状があるの?
肌荒れは、大きく分けて、かゆみ湿疹吹き出物の3つが現れることがあります。

<かゆみ>
乾燥肌になると、肌が乾燥し角質層の重なり具合が不均等になり、はがれやすくなります。そのため角質層の下にある知覚神経が外からの刺激を受けやすくなり、その刺激が「かゆみ」となってしまうと考えられています。
じんましんは、発疹と猛烈なかゆみを伴う皮膚症状で、数時間でひくのが特徴です。
<湿疹>
ブツブツが出来たり小さい水泡や赤み、 腫れ、じくじくするなどが混ざってできるものでかゆみを伴います。
<吹き出物>
皮膚にできる「できもの」のことを指します。にきびも吹き出物のひとつです。
吹き出物の原因は、遺伝、食生活、ホルモンのバランスの崩れ、ストレス、寝不足、便秘、化粧品などさまざまです。
何が原因なのかしら?
肌荒れの主な原因を挙げておきます。

  • 乾燥
    肌の乾燥は体内の水分の蒸発を防いでいる角質層の衰えや、角質層を保護している皮脂膜の分泌の衰えなどにより、水分量が低下して起こります。その結果かゆみが起こることがあります。
  • ストレス
    ストレスがたまると脳の交感神経からストレスホルモンが分泌され、体や肌が持つ免疫力が低下することがあります。これによりターンオーバーが正常に行われなくなったり、皮脂の過剰分泌や紫外線によるメラニンの増加を促進し、さまざまな肌荒れを起こします。
  • 化粧品
    洗顔で使用する洗顔料やメイク落としを使いすぎたり洗いすぎたり、自分の肌に合わない化粧品を使ったり、乾燥肌だからといって必要以上に乳液や保湿クリームを塗るなどすると、肌荒れの原因になります。
  • 生活習慣の乱れ
    睡眠…寝不足の日が続くと顔色が悪くなったり、肌荒れの原因にもなります。
    食生活…食事を抜くのは肌への悪影響を及ぼします。朝・昼・晩と3食きちんとバランスのよい食事をすることが肌荒れ予防の第一歩です。
    便秘…排便は体の中の不要物や毒素を体外に出す役割をしているのですが、便秘により排出されないと、自律神経の働きが悪くなり、皮膚の血行が悪くなります。
    また毒素も肌荒れの原因になります。
    喫煙…肌の健康に必要なビタミンCは、たばこを1本吸うごとに約25mg失われるといわれており、ビタミンC不足は、肌荒れやシミ、ソバカスの原因となります。
    また、ニコチンによる血行不良も肌荒れの要因になります。
  • 生理
    女性の体と肌は月経周期(生理の始まった日から、次の生理の始まる前の日まで)と深い関係があり、ホルモンの状態が変化するため、肌荒れの原因の1つとなることがあります。
     
 

健康管理士からのワンポイント★
『皮膚のターンオーバー』


ターンオーバーとは表皮の新陳代謝、つまり新しく生まれ変わるサイクルの事をいいます。
新しい表皮細胞が基底層で生まれて、有棘層、顆粒層にて分裂を繰り返しながら徐々に上へと押し上げられ、一番上の角質層へと達し、最後は垢(あか)となってはがれ落ちます。
正常であれば約28日の周期で起こりますが、乱れた生活習慣や加齢などによりこのサイクルは遅くなるといわれています。
-皮膚のターンオーバーの周期-
皮膚のターンオーバーが最も活発に行われるのが、午後10時~午前2時の間と言われています。皮膚がターンオーバーを効率的に行うためには、早めの就寝と十分な睡眠がとても重要であり、肌荒れの予防にもつながるのです。
 
     
どうしたら予防できるの?解消法は?
肌荒れが起きる状態のときは、健康にも、けっしていい状態とはいえません。まずは、食生活をとおして、体の内側から、お肌を整えていきましょう。

食事

みずみずしい、ハリのある肌を保つアミノ酸や、皮膚の再生を助けるビタミンミネラルなどを積極的に補給しましょう。

栄養バランスを整えることにより、ターンオーバーがスムーズに行われ、角質細胞は規則的にきれいな状態で並びます。ターンオーバーを整えるビタミンB26は、からだの中にためておくことができないので、毎日こまめにとるとよいでしょう。

また、肌荒れは活性酸素が発生することでお肌がダメージを受けるので、リコピンの持つ抗酸化力は、活性酸素の発生を防ぎ、発生した場合も捕まえて除去、また活性酸素で傷ついた箇所も元どおりに修復する働きを持っています。

-紫外線の害を予防する 栄養素-
種類 特徴・できやすい場所 主な原因 年齢との関係
老人性色素斑
(日光性黒子)
平らで米粒大から指頭大くらいの境界がはっきり分かる黒っぽいしみ
顔、手、背中などの露出部にできる
紫外線
老化現象
40代以降の中年から
若いときに出ることも
肝班(かんぱん) 左右対称に出る薄茶色のしみ
頬・額・鎖骨にそってできる
広い範囲でもやもやでる
女性ホルモンのバランスの乱れ 20代にはほとんどなく、30代くらいから
炎症性色素沈着 炎症(かぶれやにきびなど)の跡が色素沈着したこげ茶色のしみ 皮膚の炎症 年齢は関係ない
花弁状色素斑 強い日焼け後に肩や背中にできる花弁型で1~2mmくらいのしみ 紫外線 年齢は関係ない
そばかす
(雀卵斑)
5mm以下の小さな色素沈着
鼻や頬のまわりにできる
遺伝 一般に子どものころから思春期に目立つようになる 

日常生活でできる予防法

○保湿を中心としたスキンケア
皮脂膜や角質層の水分を補うためには、保湿成分を配合したクリームなどによるスキンケアが必要です。肌トラブルがあるときは、できるだけ負担をかけないように心がけ、メイクなどもなるべくしないようにしましょう。

○肌を乾燥から守る
エアコンを使用している部屋では、特に肌の乾燥に注意しましょう。
肌荒れには、皮膚を清潔に保つことも大切ですが、洗顔の際も角質が過剰に落としすぎないよう細かい泡で包み込むように汚れを洗い落とすようにしましょう。

○生活習慣の改善
美しい肌を保つためには、普段の生活からの改善も重要です。
皮膚のターンオーバーが効率的に活発に行えるように、早めの就寝と十分な睡眠を心がけ、ストレスがたまらないような生活を送るようにしましょう。
また、喫煙もお肌の大敵なのでやめましょう。

肌荒れを解消するオススメエコレシピ
<トマト缶で作る簡単ミネストローネ>
今が旬で高い美肌効果のあるトマトとたっぷりの野菜を使ったミネストローネを、カットトマト缶を使って、簡単に美味しくつくってみましょう。
お野菜は残っている野菜でも何でもOKです。
また、ショートパスタやご飯を入れると朝食や夜食向きのメニューにも変身しますよ!
材料(4人分) 分量
玉ねぎ 小2個
じゃがいも 小3個
人参 1.5本
キャベツ 葉2枚
ベーコン スライス4枚
にんにく 3かけ
トマト缶(カット) 400g
約500cc
コンソメ 2.5個
ローリエ 1枚
オリーブオイル 大さじ1
塩コショウ(粗引きでも) 少々
<作り方>
  1. 野菜は1cm角、ベーコンは1cm幅、にんにくは、みじん切りにする。
  2. 鍋に、オリーブオイルを熱し、にんにく、ベーコンを炒める。
  3. にんにくの香りがしてきたら、残りの野菜を加え、塩・コショウをし、全体がよく混ざるように炒める。
  4. トマト缶、ローリエ、コンソメを加え、水を全体がつかるほど加えて煮る。
  5. 煮立ったら、ふたをして弱火で野菜が柔らかくなるまで煮て、最後に塩・こしょうで味を調えて完成♪
トマトはやっぱりお肌の味方だわね!
トマト缶で作るなら簡単だし、
今度実家でつくってあげようっと♪