日本人が好むお酒と言えば、ビール。
この黄金の液体の何がそんなに琴線に触れるのかはわかりませんが、
ワインや焼酎に比べ国内で圧倒的な売上と浸透度を誇っています。
とはいえ、ビールには健康面でネガティブなイメージが強いのも事実。
国民的な人気飲料の反面、体を壊す毒物のような扱いもされてますよね。
では肌やニキビに対しては、この酒ってどう?
というのが今回のお題。
ビールの健康効果
体を壊す悪性飲料に思われがちなビールですが、
「酒は百薬の長」という言葉があるように、健康にプラスになる作用もあります。
脂ぎって加齢臭きついサラリーマンが、汗だくでジョッキガハガバ飲んでる
イメージが強いからでしょうね……体に悪い物と思われがちなのは。
実際は、飲む量を間違えなければ体に害を及ぼす事はないのです。
以下にビールの3つの健康効果を紹介しましょう。
1・血行促進効果
ビールのアルコールには、血管を膨張させる作用があります。
つまり摂取すると血行が促進されるのです。
血流が良くなれば、体に隅々まで栄養が行き渡りますから、
肌にも健康にも様々な良い影響があります。
2・女性ホルモン効果
ビールの原料のホップには、女性ホルモンと同様の働きをする
フィストロゲンという成分が含まれています。
これを摂取すれば、肩こり、冷え性、抜け毛、肌の老化予防、疲労回復など、
さまざまな良質の効果が期待できるのです。
ビールは男性の飲み物という印象が強いですが、
意外にも女性ホルモンを強める作用があるんですよ!
3・ストレス緩和効果
ご存知の通り、ストレスは健康や美容の大敵です。
そして適量のお酒には、心身の緊張を和らげ、
このストレスを発散する効果があると言われています。
お酒を呑むと楽しくなってくるのは、気分的なものだけでなく、
科学的な作用も働いているんですね。
ビールは肌荒れを引き起こす飲み物ではない
上記の通り、ビールは別に悪性飲料でも毒物でもありません。
とかく悪者扱いされやすい飲み物ですが、
実態はちゃんとした栄養価を持ち、健康にも美容にも役立つ優良食品なのです。
ただし……
……摂取量さえ間違えなければ。
飲みすぎればニキビの原因になる
ビール(アルコール)は依存性があり、ガバガバ飲みすぎてしまいやすい物です。
パチンコを1回やっただけならなんともないのに、
ハマりすぎると人生を破壊するくらいの危険性を秘めているのと一緒。
本来推奨される量を超えてしまえば、ニキビだけでは済まず、
体が破壊されてしまうほどのダメージを受けるのです。
まぁ当たり前の事ですね…
アルコールは摂取しすぎると危険
どんな物も摂りすぎは危険ですが、特にアルコールは
長期的に過剰摂取すると、肝臓病や腎臓病などを引き起こすばかりか、
うつ病や認知症にもかかる場合があります。
もちろん、肌やニキビにも悪影響大です。
先ほど褒めたビールという液体が、一変、飲み方を間違えれば
おぞましく危険な毒物になり得るのは、このアルコールのせいです。
糖質も過剰摂取になりやすい
ビールは、比較的糖質が多めです。
糖質を体内で分解するには、大量のビタミンB群やミネラルが必要となり、
お酒を呑みすぎると、これらの栄養素が慢性的に不足します。
結果、肌荒れやニキビの原因になってしまうのです。
ちなみに糖質が少ないお酒は、蒸留酒(焼酎、ウイスキー、ブランデー)などです。
糖質を取らずお酒を楽しみたい方は、参考までに。
「つまみ」も危険
ビールに合うつまみと言えば揚げ物が定番ですが、
脂っこい物をバクバク食べていたら、そりゃ油分と脂質で肌荒れします。
皮脂の原料を自分から積極的に補給しているようなものだし当然ですね。
そんなんでニキビが出来たとか騒いだ日には、ビールもいい迷惑でしょう……
自分じゃなくて、一緒に食べられた物のせいなんですから。
どうしてもおつまみが欲しいなら、
なるべく枝豆や刺身などのヘルシーな物を選ぶようにすると
そういう危険を回避できますよ。
適量を超えれば何でも毒
と、ビールのデメリットを並べてみましたが、
実際のところ、どんな栄養素だって取りすぎれば健康を害します。
摂取を推奨されるカルシウムやビタミンだって、
摂取量には上限が定められています。
ビールの怖い所は、成分そのものではなく、
ついつい飲みすぎてしまう中毒性にあるのです。
自制できる人なら、健康と美容を害するどころか、
反対に有効利用する事だって出来る優れた飲み物なのに、
バカみたいに飲みすぎる人達のせいで、悪いイメージが染み付いてるんですね……
ビールの推奨摂取量
アルコールの強さには個人差があるため、一概には言えませんが、
肝臓への負担から、ビールは1日
中びん2本(1000ml)
程度が摂取上限とされています。
これ以上飲むと、健康や肌に悪影響が出る可能性が高まるでしょう。
(ただし、人によってはこれ以下でも危険な場合があります)
まぁ飲み会の席とかならともかく、普段家で飲む分には、
この量を超えないようにするのがお酒の賢い楽しみ方と言えるでしょう。
ただ肌荒れやニキビなどの美容を第一に考えるなら、
中ビン2本という量は、やや飲みすぎかもしれません。
糖質の事を考えるなら、1本くらいに抑えておくのがベターでしょうね。
ちなみに他のお酒の場合は、
日本酒なら2合(200mLのコップ2杯弱)、
焼酎なら1.2合(200mLのコップ1杯強)が摂取上限とされています。
参考までにどうぞ。
ビールの後には水分補給も大事
と思うかもしれませんが、
アルコールには利尿作用があり、水分が大量に排出されてしまうため、
飲酒後の肌の事を考えるなら水の補給は必須です。
体が脱水症状を起こすと肌が乾燥し、ニキビの原因にもなります。
肌荒れが気になる人は、アルコールを摂取した後、
きちんと水を多めに飲むようにしましょう。
めんどくさい、という人は、カラカラに肌が乾燥してしまうかもしれませんよ。
飲み会には注意
私も経験がありますが、飲み会の後はかなりニキビが出来やすいです。
仲間のペースに釣られてガバガバ飲み食いしすぎてしまった結果、
翌日、鏡を見て絶句、というパターンを何度やった事か……
ビールを飲みすぎるのも、もちろん危険なのですが、
それ以上に、つまみがやばいんですよね。
居酒屋メニューは、から揚げ、フライドポテト、天ぷらなんかの
揚げ物が定番ですから、ぼんやり口に運んでるだけで油祭りです。
ニキビが気になる方は、くれぐれも食べ物、飲み物共に気を付けるように。
もし食べ飲みしすぎた場合は、翌日しっかりケアする事を心がけましょう。
まとめ:ビールは付き合い方が大事!
長々語りましたが、要するに、毒にも薬にもなるのがビールです。
ニキビの原因にもなり得るし、反対にニキビを抑える効果が期待できる時もあり、
すべては口にする私達次第でしょう。
あまり恐れずに飲みたい時は飲む、抑えるべき時は抑えるというバランスが大事で、
飲むのをやめなきゃいけないほど危険な物ではありません。
実際、毎日1500ml以上ビールを飲みまくってる知り合いにも、
ニキビは全然出来ていませんし。(ただし、肌の色は綺麗ではない)
ストレス解消にもなるため、仕事に疲れた多くの社会人に親しまれる、
このビールという国民的人気飲料――
正しい付き合い方を覚えて、気持ち良く健康的に
泡と苦味を楽しんでいきたいところですね!