虫さされ情報館虫さされの原因となる虫
かゆい虫
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- 蚊
- 虫の特徴
- ヒトを好んで刺す蚊は約8種類いるといわれています。
メスだけが産卵のための栄養源としてヒトや動物の血を吸います。 - 刺された時の症状と対応の仕方
個人差もありますが、刺された直後から激しいかゆみを感じ、また、水ぶくれを生じる場合もあります。
掻くと悪化しますので掻かないようにして、なるべく早く抗ヒスタミン薬あるいは抗ヒスタミン薬とステロイド成分を配合している外用薬をぬります。
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- イエダニ
- 虫の特徴
- 室内で刺すのはネズミに寄生するイエダニで、主に夜間にヒトから血を吸います。
- 刺された時の症状と対応の仕方
かゆみが強く、赤くてしこりのあるブツブツができます。症状が数日~10日間続きますので、抗ヒスタミン薬とステロイド成分を配合している外用薬をぬります。たくさん刺される場合はネズミの駆除を含めダニそのものを退治することが大切です。
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- ノミ
- 虫の特徴
- 最近はほとんどネコノミによる被害です。メス、オス共に吸血します。
- 刺された時の症状と対応の仕方
ネコ飼育の経験がないなど刺された経験の少ないヒトほどかゆみが非常に激しく、大豆大からサクランボ大の水ぶくれができることがあります。抗ヒスタミン薬とステロイド成分を配合している外用薬をぬります。
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- 毛虫・毒蛾
- 虫の特徴
- ドクガ類の成虫や幼虫(毛虫)には長さ0.1mmの細かい有毒の毛(毒針毛 - どくしんもう)があり、触れると皮膚炎を起こします。幼虫は全身に数十万~数百万本の毒針毛を持っており、成虫にもお尻の先に毒針毛が付着しています。羽の鱗粉には毒はありません。
- 刺された時の症状と対応の仕方
毒針毛が刺さるとかゆみの強いじんましんのような症状や赤いブツブツができます。毛虫に触れた直後、不用意に掻くと毒針毛を更に擦り込み、症状を悪化させるので、粘着テープで付着した毒針毛をそっと取るか、あるいは水洗いしてから抗ヒスタミン薬とステロイド成分を配合している外用薬をぬります。
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- シラミ
- 虫の特徴
- アタマジラミは子供の頭髪に好んで寄生し、時に幼稚園や学校で集団発生します。ケジラミは大人の陰毛を好む性感染症の一つでもあります。
- 寄生された時の症状と対応の仕方
- アタマジラミに寄生されると頭に痒みを起こしますが、痒みがなく、寄生に気付かないこともあります。メスは頭髪に光沢のある灰白色で1mmくらいの卵を産み付けます。ケジラミは陰部に激しい痒みを生じます。皮ふ科医を受診し、診断、指導を受けてください。
いたがゆい虫
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- ブユ(ブヨ)
- 虫の特徴
- 山間渓流域に多く生息し、朝夕集団で襲う傾向があります。蚊と違い皮ふをかじり、流れ出る血を吸います。蚊同様メスだけが産卵のための栄養源として吸血します。
- 刺された時の症状と対応の仕方
わずかな痛みのあと、少量の出血があり、数時間後強いかゆみと赤みと腫れが出現しますが、症状には個人差があります。
かきむしりによる2次感染には注意してください。抗ヒスタミン薬とステロイド成分を配合している外用薬をぬります。
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- アブ
- 虫の特徴
- 牧場などで牛、馬などを好んで吸血します。動物がいなければヒトを狙ってきて吸血します。刺すのではなく、刃状の口器で切り裂き、流れ出る血を吸います。蚊同様メスだけが産卵のための栄養源として吸血します。
- 刺された時の症状と対応の仕方
瞬間的に激痛があり、その後強いかゆみを生じ、赤く腫れあがり、熱感が出てきます。2次感染に注意してください。
止血後、抗ヒスタミン薬とステロイド成分を配合している外用薬をぬります。
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- マダニ
- 虫の特徴
- 本来は野生動物に寄生して生活しています。野山でヒトの衣服に乗り移り、皮ふに固着して吸血します。無理にはがすと皮ふに刺さった口部が残り、難治性のしこりとなります。
- 寄生された時の症状と対応の仕方
- 吸着、吸血時とも一般に自覚症状はなく、寄生している虫自体がふくれてきてようやく気づきます。虫体は無理にむしり取らず皮ふ科医の処置を受けてください。
いたい虫
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- ハチ
- 虫の特徴
- 人家周辺ではアシナガバチ、野山ではスズメバチ等の被害が多く起こります。ミツバチは一回刺すと死にますが、アシナガバチやスズメバチの針には返しがないので何回でも刺すことができます。
- 刺された時の症状と対応の仕方
初めて刺された時は痛みや発赤が出現して1日以内に軽快しますが、2回目以降はアレルギー反応によって強い腫れを生じたり、時には刺された直後にショック症状を起こし、死亡する場合もあります。刺されて気分が悪くなるようであればすぐに救急車を呼びます。
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- アリ
- 虫の特徴
- 通常、庭にいるアリは刺しませんが、山間に住む大型のヤマアリは咬んだり、蟻酸を振りかけたりします。お尻に針を持っていて刺すアリもいます。
- 咬まれた時の症状と対応の仕方
- チクッとした軽い痛みと小さな傷ができます。炎症症状は軽いので、抗ヒスタミン薬配合外用薬をぬります。
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- ムカデ
- 虫の特徴
- 落葉や石の下などに生息し、昆虫類等を食べて生活しています。夜間ゴキブリやクモなどを食べるために家に入ってくることがあります。吸血性はなく、そばにきても不用意に払ったりしなければ咬まれることはありません。
- 咬まれた時の症状と対応の仕方
咬まれた瞬間に激痛が走り、しびれてきます。そのうち、赤くなり腫れてきます。場合によってはショック症状を起こすこともあります。抗ヒスタミン薬とステロイド成分を配合している外用薬をぬります。
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- ハネカクシ
- 虫の特徴
- アリのような形をし、触れた虫をうっかりと知らずにつぶし体液にふれると小さな水ぶくれを生じます。夜間灯火にさそわれ室内へ侵入することがあります。
- 触れた時の症状と対応の仕方
体液が触れたところがぴりぴりし、線状に赤くなり、腫れ、小さなブツブツや水ぶくれができます。
2次感染を起こさないように、抗生物質とステロイド成分を配合している外用薬をぬります。
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- カミキリモドキ
- 虫の特徴
- 小さなカミキリムシのような虫なので、カミキリモドキと名付けられます。灯火に誘引されるので、ある地方ではランプ虫、電気虫、火傷虫等といわれています。
- 触れた時の症状と対応の仕方
- 触れると胸部から体液を出し、それが皮ふにつくと軽い刺激感、赤み、腫れ、そして水ぶくれができます。水ぶくれは破れやすく、そのあとヒリヒリと痛みます。体液をよく水洗いし、早めに抗生物質とステロイド成分を配合している外用薬をぬります。
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- クラゲ
- 虫の特徴
- ハナガサクラゲ、アンドンクラゲ、カツオノエボシ等は海水温が上昇する7月下旬から9月にかけて浮遊してきて、海水浴客が偶然接触することで被害を受けます。
- 刺された時の症状と対応の仕方
クラゲの足(触手)に触れると微細なトゲが刺さり、毒液により線状の赤いミミズ腫れや水ぶくれができます。刺されたところを、真水で洗うとかえって症状を悪化させますので、海水でよく洗い触手あるいはトゲを洗い流すことです。沖縄のハブクラゲだけは、大量の食酢を振りかけて洗います。皮疹の症状は激しいので抗ヒスタミン薬とステロイド成分を配合している外用薬をぬります。
写真提供:兵庫医科大学皮膚科 夏秋 優 先生
※但しクラゲの写真は除きます。