間違った減塩で健康になれない理由、造血と新陳代謝に不可欠な塩とは!?
最近もTBSテレビ、ジョブチューン「ドクタースペシャル」で減塩が取り上げられていましたね。七月に入って暑くなってきたところで、熱中症も気になるところ。脱水症状を防ぐ意味で水分とナトリウムの両方が必要と言われているところで、かたや減塩のすすめという話題です。
一方では摂りなさい、またもう一方では摂りすぎてはいけない。これは身体に良いものを摂って健康になりたい、と信じている人にとって毎回迷いを深める問題です。
もちろん、「摂り過ぎの害」はどんな物にも当てはまることはわかってはいても、テレビの情報って本当に翻弄させますね。
なぜ、テレビのコマーシャルや毎回の特集にこうも振り回されるのかといえば、身体の仕組みや 基本に私たちが疎いからです。自分の体質、弱点や個性を判っていないために、一般論に流されたり、商品イメージを真に受けたり、要は自分の「ものさし」を持っていないことが理由です。
今回のテレビも、「和食は塩分が多いので減塩を」という内容でしが、和食は、味噌や醤油はむしろ日本人が伝統的に愛した食材。これからも積極的に食べたいと思っています。塩が悪く言われる根拠はどこにあるのでしょう。
その反対に、「血液と塩」の欠くことの出来ない根拠を知って、健康と塩の切っても切れない関係に生命の起源も感じました。
そんな深い意味のある塩をちゃんと正しく摂っているのかどうか、減塩は高血圧を防ぐ理由なのか、精製塩を避けていればよいのかなど、塩を巡ってあらためて考えてみました。
ミネラルを取り除いた精製塩が健康を害す!
塩は日光、空気、水、土などと同様に生命維持の支えとして欠くことのできないものという漠然とした認識はありながら、赤血球と塩、新陳代謝と塩、要は健康と塩の理解が十分でなかったことを反省し、塩の意味と必要性をしっかり認識してみたかったのです。
減塩は高血圧の予防?本当に健康志向なのか?
実は間違った塩の取り方と誤った減塩が薦められて、逆に身体を危険な方向へ誘導している、という警告を耳にしました。その理由を森下敬一先生の説明で納得し、腑に落すことが出来ました。
減塩は早くから高血圧の予防のテーマとして薦められてきました。ご承知のように日本人の常食としてきた醤油や味噌、漬物、煮物、干物といった和食では塩分を摂りすぎてしまう、というのが理由だったからです。
一方ようやく糖化が癌をはじめとしてあらゆる生活習慣病や老化を招く原因と認知されてきました。でも塩は違います。減らしてはイケない重要性を分からないまま依然として「減塩志向」一辺倒を受け入れているとしたら、これからはその考えを改めなければなりません。
本当は塩が生命維持にどれだけ不可欠な物であるかを説くことが健康維持のために強調されなければならなかったのです。
森下敬一先生の下の記事を読んでわたしは改めて塩の持つ意味を思い起こしハッとさせられました。森下敬一先生の以下のご説明は造血と塩、新陳代謝と塩についてとても納得のいくもので、身体の節理からいっても疑う余地はありませんでした。
ここからは引用になります。
食塩はわれわれの生理機能上どのような役割をはたしているのかといえば、
一口でいうと、新陳代謝作用の主導権を握っているのである。
われわれの健康障害は、いずれも新陳代謝の異常によって引きおこされる。
ガンさえも例外でなく、新陳代謝の異常が、
血液の酸毒化をもたらすことによっておこることを考えても、
食塩の重要性は理解できるだろう。
細胞は、常に一定の塩分を含んだ水に浸されていなければ生きられない、
という宿命を背負っているのである。
すなわち、細胞が生命活動をおこなう際には、
必要な浸透圧が一定に保たれていることが不可欠な条件で、
その適度な浸透圧を維持するために、カリウム、カルシウム、マグネシウム、
鉄などとともに塩分(ナトリウム)が一定の濃度で含まれていなければならないのです。
たとえば、ナトリウムが異常に増加すると、
そのナトリウムが体内に水分を引きつけるように働くので、
体内の水はだぶつき気味となる。
反対に、ナトリウムが減少すると、水分の排泄は促される。
このように、ナトリウムの増減にともない、体の中の水分は増減する。
もちろん、このような水分の移動はナトリウムの作用だけによるものではない。
ナトリウムと桔抗的に働き、水分代謝に重要を役割をはたしているのはカリウムだ要はナトリウムーカリウムのバランスがとれていることが、脱水や浮腫をおこさず、正常に生理作用を進行させる条件となるのです。
そして、このほかの微量ミネラル成分も、互いに微妙なバランスを保つことによって体液の性状を、生命活動にとって好都合な状態にしています。中略
最近、ミネラル欠乏塩による障害が激増してきている。
たとえば、現代の若者たちが、全般に身長は著しく伸びたのに、
内臓や骨組みがひ弱で、抵抗力の弱い体となっているのが、そのよい例だ。
そのほか、現代人の心身にあらわれている障害の多くは、
極度に精製された塩の害によるものとみなしてよい。
その一つは、赤褐色の髪が多くなり、若白髪や若ハゲも増加していること。
このような頭髪の異変は、ミネラルを含まない精製塩の引きおこす異常の典型で、
血液及び体液中のミネラルの組成が混乱したため、体全体のミネラル代謝が狂い、
頭部皮膚の生理が異常となったもの。
そして、そのミネラル代謝の失調は、頭髪の異常にとどまらず、
もっと深刻を障害を引きおこす。
すなわち、ガンをはじめ肥満、高血圧などの疾病の原因となり、
頭脳活動も著しく阻害される。
自然医学会会長の森下敬一先生の「血液と塩」の話は以下に詳しいのでぜひお読みください。塩がどれだけ私たちに欠かせない重要な物であるか、読むと目から鱗かもしれませんよ!
摂ってはいけない塩と摂るべき塩を知る!
減塩がいけないのではありません。必須ミネラルを排除した精製塩(化学塩)の危険と、自然な塩を適切に摂取する意味を理解したかったのです。ただ減塩すれば健康になれるとした誤った解釈では、血液が作られずかえって身体は弱体化してしまう危険を心配しています。
塩ひとつのことで、なぜこんなことを言わなければならないのか、さらには気が付かないうちに不調を招くようになっているのかといえば、自分で基本の食を作らなくなったからです。食材も調味料も安易な外注、アウトソーシングを利用しているからです。
手軽さを理由に外食や加工食品ばかりになり不自然な味覚に馴らされてしまうと、自然素材の甘みや塩味が分からなくなってしまうだけでなく、自分にちょうどいい味を作れず、徐々に味覚を狂わせることになり、さらには人体が分解や排出の困難な合成の甘味や塩味、化学調味料や添加物が蓄積された結果、自ら健康被害や病気を招いてしまう、そんなことになっては大変です。
繰り返す日々の行ない、それはあなたの一年後、五年後、十年後を作っています。せめて分かってやっているのと知らないで無頓着でいるのとの差はブレーキのかかり方が違います。「まさか自分が」と言わないために承知しておいてくださいね。
なんでも摂り過ぎは問題ですが、迷うくらい物が豊富にあるというのに、実際必要なミネラルやたんぱく質をどこでどう調達するのかが今や大問題な時代になりました。表向きは健康を謳っていても似て非なるものが多すぎて、見極めが難しいからです。
ニセモノや不透明な物を区別できず、CMイメージや知識不足で摂っているとしたら、大切なお金も健康も失うことになりかねません!カラダにやさしげな健康サギに引っかからないよう、くれぐれも注意していきましょうm(__)m
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