頭皮に痛みがあると、抜け毛への影響が心配になる方は多いのではないでしょうか。
結論から言えば、痛みの種類によっては抜け毛につながるものが存在します。
しかし、一口に頭皮の痛みといっても、ちょっと頭をぶつけた程度のものからアレルギーが関わる深刻なものまで、その種類はさまざまです。
そこでこの記事では、抜け毛の原因になる代表的な頭皮の痛みと、その対処法を紹介します。ぜひ自分の痛みが当てはまるかどうか、確認してみてください。
抜け毛につながりやすい頭皮の痛みを招く原因として、以下の5つが挙げられます。
脱毛につながりやすい代表的な5つの原因はこれ!
どれかに当てはまってしまったという方、ご安心を。
それぞれの症状や対処法を知って適切に対処すれば、悪化を防ぐことができるはずです。
さっそく自分の当てはまる原因を以下から確認してみましょう!
市販されているヘアカラーのパッケージを見ると、目立つ場所にこんな注意文が書いてあります。
「ヘアカラーはまれに重篤なアレルギー反応をおこすことがあります」
つまり、ヘアカラーが頭皮につくとかゆみや腫れが出ることがあり、さらには痛みをともなったり、湿疹ができたり、顔全体にまで腫れが拡大することもあるのです。
これは、ヘアカラーにアレルゲン(アレルギーの原因になる物質)が含まれているため。
もちろんアレルゲンはパーマ液にも含まれています。
なんの対策もせずにアレルゲンが含まれているもので髪染めやパーマをしていると、症状はどんどん悪くなってしまいます。
ひどい場合は湿疹の部分が毛の生育に影響し、毛が抜けることもあるので注意が必要です。
対処法
まず、自分で染めるときはなるべく液が頭皮につかないようにすること!
下手に塗って頭皮にダメージを与えてしまうと、抜け毛を起こしかねません。
うまく塗る自信がないな、という方は美容室でプロにカラーリングしてもらうようにしましょう。
その際は信用のおける掛かりつけの美容室へ行くことをおすすめします。
(もちろん、パーマも同様です)
また、美容室で塗ってもらう時、万が一痛みが気になった場合は、すぐにお店の方へ相談してくださいね。
そして、できればヘアカラーの頻度は少なめに。
白髪が増えると頻繁に染めてしまいがちですが、回数を重ねると頭皮や髪へのダメージもどんどん蓄積されてしまいます。
ニキビや吹き出物が頭皮にできる理由はさまざまですが、抜け毛につながる恐れがあるのは、毛穴に皮脂や汚れがたまりすぎて生じるニキビや吹き出物です。
毛穴はまさに毛が生えてくる場所。
ここにできたニキビや吹き出物ができて湿疹にまで進行すると、毛の成長を妨げて抜け毛を招く可能性があるのです。
対処法
対処法はズバリ、適切なシャンプーを選ぶこと。
脂性肌の方であれば洗浄力の強いもの、乾燥肌の方であれば洗浄力が弱めのものを使うのがおすすめです。
もし、脂性肌なのに洗浄力が弱いシャンプーを使っていたとしたら、皮脂(注1)や汚れを落としきれていない可能性があり、ニキビや吹き出物の元となることもありますよ。
また、シャンプーの方法も大事なポイントです。
髪を洗いながら丁寧に頭皮をマッサージしつつ、毛穴の汚れを洗い落としましょう。
そして、洗った後はしっかりすすぐこと。
残ったシャンプーが毛穴を塞いでしまうと、かえってニキビの原因になってしまいます。
正しいシャンプーの方法については、以下の記事も参考にしてくださいね。
注1:頭皮の脂(あぶら)。乾燥や、ほこりや花粉といった外敵から守ってくれ、本来頭皮にとって必要なもの。しかし、1日の終わりにしっかりと洗浄しないと頭皮トラブルの原因になることもある。
自分に合っていないシャンプーを使い続けたり、シャンプーの回数が多すぎると、頭皮の乾燥につながることがあります。
頭皮が乾燥してカサカサの状態になると、刺激を受けやすくなり、炎症やさらには湿疹を招いてしまうことも。
そしてこの湿疹が髪の毛の成長を邪魔すると、抜け毛の原因になることもあるのです。
対処法
シャンプーは、きちんと自分に合っているものを使っていますか?
特に乾燥肌の方が洗浄力の強いシャンプーを使い続けると、皮脂不足で乾燥が進んでしまい、最悪の場合、頭皮の痛み・抜け毛の原因になることも…。
そんな場合は洗浄力が弱いシャンプーに替えてみましょう。
ただし、乾燥肌の方が洗浄力弱めのシャンプーを使っていたとしても、洗う回数が多すぎる場合は皮脂不足になりかねません。
なので、髪の毛を洗う回数は1日1回で大丈夫。洗う回数よりも、正しい洗い方をする方が大切なのです。
それでも頭皮が乾燥しやすい方は、ぜひ保湿ケアを。
お風呂から出たらすぐに頭皮用の保湿ローションなどを使い、適切な潤いを与えましょう。
肌に紫外線を浴びすぎて日焼けすると、ひどい場合は肌が赤くなり、熱を持ってヒリヒリと痛みますよね。
実は、これはやけどの状態なのです。
そして、頭皮も肌の一部ですから、やはり日焼けによってやけど状態になります。
このやけどが頭皮や毛根を傷つけると、抜け毛を招くダメージにつながってしまうことも…。
「頭皮が痛いくらい日焼けした!」というときは、なるべく急いでやけどのアフターケアをしましょう。
対処法
基本的には、肌が日焼けしすぎた場合の対処法と同じです。
- 腫れたり熱を持っている場合はタオルなどで冷やす
- 状態が落ち着いてきたら保湿ケア
水疱ができてしまうほどの日焼けの場合は、迷わずに皮膚科へ。
しっかりと診断&適切な処置をしていただきましょう。
もしも頭皮に、出血するような傷ができてしまったら…。
傷ができたときは毛が抜けていなくても、その傷あとの再生具合によっては髪の毛が生えてこなくなくなる可能性があります。
そもそも皮膚から血が出ると、かさぶたができて血が止まりますよね。
その後皮膚では組織の再生が始まりますが、実はすべてが元どおりになる訳ではなく、傷跡が硬いまま残ることがあるのです。
頭皮に残った硬い傷跡は髪の毛を作る働きが失われていることがあり、その場合は髪の毛が生えなくなってしまいます。
対処法
髪の毛を作る働きが失われている頭皮からは、髪の毛が生えてくることはありません。
再生したい場合、自分の健全な頭皮を移植する自毛植毛という方法がありますが、移植先の組織の傷跡が硬くなって髪の毛を作る機能が失われていると、
つまり、 移植の成功率は低くなってしまうのです。
それでも「どうしても髪を生やしたい」という時は、皮膚科に相談をすることをおすすめします。
これまで見てきたように、頭皮の痛みを抜け毛へとつなげないためは、痛みの見極めと適切なケアが重要になります。
「あれ、頭皮が痛い」と思ったら、まずはどんな痛みかを自分なりにチェックしてみましょう。
そして、病院へ行くべきものは早めに病院へ。
自分でケアできそうなことはさっそく試してみてくださいね。
この記事が、頭皮に痛みがある方の抜け毛対策になれば幸いです。