食事中にソースが跳ねてしまったり、コーヒーをこぼしてしまうなど、注意をしていてもついてしまうシミ。汗ジミなども一度ついてしまうとなかなかとれないのが悩みですよね。
「シミがとれないからもうこの服は捨てよう・・・」というあなた。ちょっと待って!シミがついたから捨てるなんてもったいない。シミの多くはちょっとしたコツさえあれば家庭でもびっくりするほど簡単に取れてきれいになるんです。
ここではまず、シミ抜き前の準備や応急措置の方法などについてご紹介します。
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シミ抜きを上手に行うための4つのポイント
シミをきれいに取るためにまず心がけたい4つのポイントがあります。この4つを押さえておけば誰でも簡単にシミ抜きができます。
1.なるべく早く落とす
シミはついてから時間が経つにつれて落ちにくくなります。また、長い間シミを放置していると、虫食いの原因にもなります。ですからシミを見つけたらすぐ落とす必要があります。素材によってシミの落とし方は違うので、洗濯表示を確認し、速やかにシミを落としましょう。
2.こすらない
シミを落とそうとしてゴシゴシこすってしまうと衣類を傷めてしまいます。ハブラシなどでシミ抜き剤をつけるときはトントンとやさしく叩いて浸透させましょう。(墨汁など不溶性のシミを除く)
3.1回で落ちない場合は繰り返す
1回のシミ抜きでは落ちないシミ。ガンコなシミを取る場合は、根気よく同じ作業を繰り返すことで少しずつシミが落ちます。
4.シミ抜きのあとはすすぎをしっかりと
シミがきれいに取れてもすすぎが不十分だと、残った洗剤や汚れが変色してシミが残ります。特にクレンジングオイルやベンジンを使った場合や漂白した場合は注意が必要です。しっかりとすすいだ後に洗濯機で洗いましょう。
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シミ抜きの前に行う3つの確認ポイント
シミがついてしまったとき、あわてて水に濡らしたり、いきなりシミ抜き剤をつけるのはNG。衣類の素材によってシミ抜きの方法は違います。まずは次の3つのポイントを確認しましょう。
1.何のシミかを確認する
シミに気づいた時、まずは「何のシミをつけてしまったのか」を確認しましょう。シミの原因によってシミ抜きの方法が違ってくるからです。
2.洗濯表示を確認する
衣類の裏にある洗濯表示を見て、素材に合った洗濯方法を確認します。水洗いできる衣類は基本的に家庭でシミ抜きができます。また、ドライマークがある場合でも、ドライケースや手洗いで洗濯できる素材の場合はシミ抜きが可能です。
3.色落ちテストをする
色柄ものは洗濯やシミ抜きをする時に色落ちすることがあります。特に買ったばかりの時は色落ちしやすいので、シミ抜きをする前にキッチンペーパーなどに水と使うシミ抜き剤(台所用洗剤等)を含ませ、裏の目立たない部分に軽く押しつけ、色移りしないかを確認します。
※漂白処理を行う前には、漂白剤をティッシュや綿棒などで裏の目立たないところにつけ、生地の色が変わったら漂白処理は避けましょう。
シミ抜き完了までの4つのプロセス
シミ抜きは洗濯前に行うのがベストです。「毎日の洗濯前のシミ抜きチェック」は習慣にしたいものです。
1.シミのチェック
洗濯をする前にシミの有無を確認します。シミがついている場合は、上の項目で記した「シミ抜き前の3つの確認」をしましょう。
2.シミ抜きをする
素材やシミの種類に合わせた方法でシミ抜きをします。広範囲の場合や頑固なシミの場合はなかなか落ちにくい場合もあるので、シミが目立たなくなるまで根気よく繰り返しましょう。
3.衣類に合った方法で洗濯する
シミ抜きの後よくすすぎ、衣類に合った方法で洗濯します。そのまま放置しておくと、残った汚れや洗剤で新たなシミができてしまうため、シミを完全にきれいにするためにもこの作業は必ず行いましょう。
4.乾いた状態でシミをチェック
濡れた状態では落ちたように見えるシミでも、乾かしてみると残っている場合があります。そんなときはもう一度シミ抜きをしてみましょう。ガンコなシミでもシミ抜きを繰り返すと薄くなってきますのであきらめないこと。
シミの原因となる7つの性質
シミの原因となるものには主に7つの性質があります。シミの性質を見抜くことができれば、衣類に負担をかけずより効果的に素早いシミ抜きができます。
水性のシミ
水に溶けやすいタイプのシミです。水洗いだけで落ちることも多く、台所用洗剤を使うことでほとんど落ちますが、放っておくと酸化して漂白が必要となるので要注意です。
例:ドリンク、ビール、しょうゆ、みそ汁のシミなど
油性のシミ
油に溶けやすいタイプのシミです。水洗いだけでは落ちず、クレンジングオイルを付けると落ちるものが多いです。時間が経つと酸化して漂白が必要となります。
例:チョコレート、マヨネーズ、口紅のシミなど
不溶性のシミ
水にも油にも溶けないタイプのシミです。家庭で落とすのは難しいシミです。シミ抜きする場合は手もみ洗いや歯ブラシでこするなど、物理的な力を加えると効果的です。
例:墨汁、泥、ゲルインクボールペンのシミなど
樹脂のシミ
油性のシミの中でも特にガンコな塗料や接着剤などのシミです。ついてすぐなら家庭でも落とせますが、完全に乾いて固まってしまうと落とすのが困難です。
例:絵の具、ペンキ、接着剤のシミなど
色素のシミ
色の濃い食品、マーカー、インクなどが色素のシミにあたります。家庭でシミ抜きするのは難しく、アルカリを加えた漂白処理が必要な場合があります。
例:赤ワイン、果物、マーカーのシミなど
タンパクのしみ
血液や汗、または動物性食品が原因のシミです。これらのシミはカビの原因となる他、時間の経過や加熱によって不溶性のシミに変わり、家庭でのシミ抜きが困難となります。
例:血液、肉、卵、牛乳のシミなど
漂白のシミ
「水性のシミ」や「油性のシミ」などが酸化して変質し、漂白を必要とするガンコなシミです。
例:古いシミ、黄ばみ、色移りしたシミなど
7つの性質のシミに適したシミ抜きアイテムとは?
シミの性質によって落としかたは違ってきます。また、1つのシミに複数の性質のシミが混ざっている場合がほとんどです。
でも、シミの性質が1つでも複数でも「それぞれのシミの性質に合った方法」を使って落とすのがポイントです。複数の性質のシミならそれぞれのシミに合わせたシミ抜きアイテムを合わせて使うなどして対応すればいいわけです。
それぞれのシミの性質別に主に使うアイテム(洗剤・シミ抜き剤)は以下の通りです。
◆水性のシミ
台所洗剤
◆油性のシミ
クレンジングオイル 台所用洗剤
◆不溶性のシミ
歯磨き粉 洗濯用固形洗剤
◆樹脂のシミ
除光液 ベンジン エタノール
◆色素のシミ
液体酸素系漂白剤 重曹(アルカリ性のもの)
◆タンパクのシミ
液体酸素系漂白剤 酵素
◆漂泊のシミ
台所用洗剤 液体酸素系洗剤
☆シミ抜きに使う道具
キッチンペーパー タオル ゴム手袋 スプーン 歯ブラシ 綿棒 洗面器 小皿 コップ ドライヤー
まとめ
ここまでシミ抜きをするための基本的な事柄についてご紹介してきました。
衣類についたシミがどんな性質を持っているかを見極め、それぞれの性質のシミに合った洗剤や道具を使ったシミ抜きをすることで衣類はきれいに保てます。
まず大事なのは、シミを見つけたらすぐにシミ抜きをする事。シミは時間が経てばたつほど取れにくくなり、その分シミ抜きの方法も難しく時間がかかります。まずは早期発見、早期の処置ですばやくシミを取り除くのが一番です。
もうひとつ大事なのは、ガンコなシミでも根気よくシミを取り除く努力を続けること。それによってシミが完全に取れないまでも薄くなり目立たなくなりますのであきらめないでください。