色をそろえてバランスのよい食習慣を
毎食、食卓を見て色をチェックしてみましょう。
例えば茶色っぽい食卓であれば、から揚げやステーキなどのたんぱく源に偏ってしまっていることになります。
緑色が多い食卓であれば、野菜はとれていても逆にタンパク質がとれていないことになります。
このように毎回食卓をチェックしてカラフルであれば様々な食材がバランスよくとれている指標となります。
カラフルな食卓は栄養バランスもとれ、目でも食事を楽しむことができます。
1日で様々な色をとるのが難しい場合は、3日単位で様々な色をとる食習慣を身につけていきましょう。
食材の色がしめすフィトケミカルとは?
食材の色素には今注目されている成分、「フィトケミカル」が含まれているものがあります。
フィトケミカルのフィトは植物、ケミカルは化学物質という意味で、元々植物などに含まれる色素や香り、アクなどの元になる成分を総称してフィトケミカルといいます。
植物は生物と違い、能動的に動くことができませんよね。
だから、外敵や病気から身を守るために、強い香りや鮮やかな色といったフィトケミカル成分を、自ら植物体内に生産しています。
その成分を人間が植物からいただくことによって、健康や美容に役立てようというわけです。
■フィトケミカルのはたらき
まだまだ未知の部分も多くありますが、主な効能は「抗酸化作用」です。
現代は、紫外線やパソコンや携帯電話が発する電磁波、またストレスなどの影響で活性酸素が発生しやすい環境にあります。
本来、活性酸素は体内に侵入した細菌やウィルスなどの攻撃から体を守るために白血球が作り出すいわば「体内の自衛隊員」。
ですが、増えすぎてしまうと問題のない細胞にも襲いかかる敵となってしまい生活習慣病や老化を引き起こす原因となるともいわれています。
そのため、現代ではサビない体の手助けとなる、抗酸化作用が高いフィトケミカルを含む食材が注目されているのです。
セブンカラーごとのフィトケミカル
■赤系
・リコピン…トマト、いちご、スイカ
・アスタキサンチン…鮭、海老、かに
・カプサンチン…赤ピーマン、赤とうがらし
■オレンジ系
・β-カロテン…にんじん、かぼちゃ
■黄系
・ルテイン…とうもろこし、ブロッコリー
・クリプトキサンチン…オレンジなどの柑橘(かんきつ)類
■緑系
・クロロフィル…ほうれん草、ブロッコリー、モロヘイヤ、ピーマン
・スルフォラファン…ブロッコリー、ブロッコリーのの新芽、キャベツ
■紫系
・アントシアニン…ブルーベリー、なす、ぶどう
■黒系
・クロロゲン酸…コーヒー、ごぼう
・カテキン…緑茶
・タンニン…黒ゴマ
■白系
・イソチアネート…かいわれ大根、大根
・硫化アリル…玉ねぎ、にんにく
・イソフラボン…大豆
効果的に美を取り入れるには?
多くのフィトケミカルは加工、調理されると分解、消失してしまいます。
そのためなるべく生でとるほうが効率よく摂取できます。
しかし例外としてトマトなどに含まれる「リコピン」は熱にも強いため、生のものよりも、旬の時期に収穫されて加工された「トマトの水煮缶」の方がリコピンが多く含まれているようです。
また、赤とオレンジ゙系の成分は脂溶性なので油と一緒に炒めたり、オリーブオイルをドレッシングにして食べたり効率よく摂取していきましょう。
セブンカラー美サラダレシピ
■オレンジドレッシングのセブンカラー美サラダ
1人分 240kcal
【材料】2人分
・サーモン(刺身用)…80g [赤]
・ミニトマト…2個 [赤]
・黄パプリカ…1/4個 [黄]
・アボカド…1/2個 [緑]
・紫玉ねぎ…1/4個 [紫]
・かいわれ大根…1パック [白]
【オレンジドレッシング】
・オレンジ絞り汁…1個分 [オレンジ]
・黒すりごま…小さじ1 [黒]
・オリーブオイル…大さじ1 [黄]
・酢…大さじ1
・塩、こしょう…各少々
【作り方】
① サーモン、黄パプリカ、アボカドは1.5cmの角切りにしてオレンジドレッシングと混ぜ合わせておく。
② ミニトマトは4等分に切る。
かいわれ大根は根元を切り落とし器に盛る。
紫玉ねぎは薄く切り、水にさらして水気を切りかいわれ大根の上に盛る。
③ 「②」を「①」を盛り付け、ミニトマトを添える。
アドバイザー&レシピ提供
■岡田 明子
13kgの減量に成功した経験と管理栄養士の資格を活かし【食べてキレイにやせる】ダイエットメソッドを確立。
ダイエットや健康関連の事業を行っている。
書籍やWEB媒体でのレシピ・栄養監修、コラム執筆、セミナー開催など幅広く活躍中。
著書に「朝だから効く!ダイエットジュース」「美腸ダイエットジュース」(池田書店)などがある。
レシピ、ダイエット情報を中心に配信していきます。