目やにが多い原因は?予防する方法はあるの?
朝起きたときや普段過ごす中でも出る目やにですが、もし頻繁に目やにが出る場合は何かしらの原因や、そのまま放置しておくと深刻な病気になる可能性もあるといいます。
目の健康状態について把握するためにも、目やにが多い原因や病気について。さらに目やにを予防する方法について、お伝えさせて頂きます。
目やにが多い原因は?
医学の世界では目やにのことを「眼脂(がんし)」と呼ぶそうですが、目やに自体は(目から出る)老廃物などの分泌物だといいます。涙の膜で覆われている目の表面は、瞬きするときに「涙道(るいどう)」を通って、鼻→喉へと流れていくといいます。
鼻から喉へ流れていくときに、目の古い細胞や外から入ったホコリなども老廃物として、普通は涙と一緒に流れていくそうですが、涙の循環がうまくいかなくなると、目のふちに蓄積していくことで目やにとなるそうです。
そして、朝起きたときに目やにが付いているのは、起きているときは瞬きすることで老廃物は、涙と一緒に涙道を通り流れていきますが、寝ている間は瞬きをしないことから、涙の循環が悪くなることで目やにとなってしまうといいます。
ですので、朝起きたときに目やにが付くのは仕方のないことですが、目やにでもネバネバしている・目が開かないほど目やにが付くなどの場合は、何らかの病気の可能性もあることから、そのまま放置するのは良くないそうです。
他にも、目やにが多く出る原因については、
◆アイメイク
アイライナーやマスカラ、つけまつ毛などを付けることが多い女性は特に、異物などが目に入りやすくなるそうです。
アイメイクするたびに、目の中や目頭に目やにが多く出てしまう場合は、これらのアイメイクが目に入ってしまうことが原因だといいます。※メイクを落とした後でも目やにが多く出てしまう場合も、メイクがしっかり落ちていない可能性が大きいといいます。
また、アイメイクによって目に傷が付いてしまうと、炎症が起きてしまうこともありますので、メイクするときは目に付かないように注意しながら、目やにが多く出ているときは、アイメイクは控えておいたほうが良いそうです。
◆コンタクトレンズ
コンタクトレンズやカラコンなどを装着することで、目はそれらを異物と判断し、涙を出す量を増やし排出しようとするため、増えた涙によって目やにも多く出てしまうといいます。※コンタクトなどが汚れている場合も、目にウイルスや細菌が付着して炎症=目やにが多くなってしまうそうです。
コンタクトやカラコンを使用する際は、できるだけ長時間付けないようにして、付けているときに目に違和感を感じたら、すぐに使用をやめたほうが良いといいます。
◆アレルギーや花粉症
アレルギーや花粉症などによって、例えばハウスダストやダニなどのアレルギー症状になると、これらの症状に反応した目の粘膜が異物を排出するため、涙の量も多くなる=目やにが出る量も多くなってしまうようです。
花粉症やアレルギー症状が酷い場合は、メガネをかける・目薬を使用するなどの対策が必要だといいます。
◆目の疲れ
目の疲れも、目やにが多く出る原因となってしまうそうです。目の疲れはパソコンやスマホの長期使用、読書や車の運転、睡眠不足やストレスなどの色々な原因がありますが、目が疲れてくると免疫力も低下するため、炎症が起きやすくなることで目やにも自然と多く出てしまうそうです。目を休ませるためにも、特に睡眠をしっかり取ることが大切だといいます。
また、疲れによって肝臓の働きが弱くなることで、目の栄養状態も悪くなっていきますので、視力低下や目のかすみが起きやすくなり、自然と目やにが出る量も多くなってしまうそうです。※肝臓は疲れの他にも、ストレスが原因の場合も多いですので、規則正しい生活環境にすることも大切だといいます。
目やにが出る病気にはどんな種類があるの?
普通の目やにとは違い、目の病気になると・・・例えば、ネバネバする・変な色をしているなど、いつもとは違う症状が出るそうです。
そこで、目やにが出る病気にはどんな種類があるのか?調べてみたところ、
◆角膜炎
目の黒目部分(角膜)に炎症が起きることで角膜炎になるそうですが、目に異物が入ることで角膜に傷が付いてしまったり、コンタクトやカラコンなどを付ける際に角膜に傷が付くことで、角膜炎になることもあるといいます。
他にも、カビや細菌などに感染し、炎症が起きることで感染性角膜炎になることもあるそうで、感染性のものは目の充血や目やに、異物感などの症状が出るそうです。
感染性角膜炎はそのまま放置しておくと、角膜が白く濁ることで視力低下に繋がる可能性もあることから、注意が必要だといいます。
◆結膜炎
目の白目部分(結膜)に炎症が起きることで結膜炎になるそうで、症状としては目の痛みや充血、白や黄色い目やにが出るといいます。
また結膜炎の種類でも「アレルギー性結膜炎」は、目の痒みが激しくなるそうで、「ウイルス性結膜炎」になると人に感染する場合もありますので、すぐに眼科で治療を受けたほうが良いそうです。
◆風邪
風邪になると、体内に入り込んだ細菌やウイルスを体外へ排出するために、鼻水が出ることが多くなるといいます。鼻は目と繋がっていますので、鼻水が逆流することで目やにが多く出てしまうそうです。
他にも、細菌やウイルスが目に入ることでも目やにが多く出てしまいますが、風邪が原因の場合は、風邪が治れば目やにが出る量も改善されるようです。
目やにを予防する方法は?
普通に目やにが出るのは仕方のないことですが、目やにが原因で病気にならないためにも、いくつか予防する方法があるといいます。
◆目薬をさす
目やにが出たり、出る量が多い場合は目薬をさすのが良いそうです。目の症状に合わせた目薬さすことで、目の病気予防や症状が改善される場合もあるといいます。
また、目薬をさすときは、汚れた手で使用すると雑菌が入る場合がありますので、目薬をさす容器の入り口付近も手や目に触れないように、注意してくださいね。※目薬はドラッグストアでも手軽に購入できますが、目に違和感がある場合は、眼科で目薬を処方してもらうのがオススメだそうです。
◆手で目をこすらない
目やにが付いていると、気になって手でこすりたくなると思います。しかし、手で目をこすってしまうと角膜などに傷が付いてしまい、そこから細菌などに感染してしまうことがあり、余計に目やにが出やすくなってしまうそうです。
また、ウイルス性結膜炎のときに手でこすってしまうと、その手から他の人に感染してしまう可能性もあるといいます。目やにを取る際は手でこすらないようにして、ティッシュや綿棒などで優しく拭き取るのが良いそうです。
◆眼科で診察してもらう
目の痒みや痛みが酷い場合や、目やにが出る量が以上に多い場合などは、すぐに眼科で診察してもらったほうが良いそうです。
普通の目やになら、生活環境や睡眠をしっかり取ることで改善されることが多いですが、症状がなかなか改善されない場合は適切な治療を行わないと、症状が悪化してしまう可能性もあるといいます。
まとめ
目やには老廃物などを排出するために必要なものですが、いつもとは違う症状や違和感を感じた場合は放置せずに、早めに眼科で適切な治療をしてもらうことが大切なんですね。
最近はドラッグストアで目薬や、目を洗って眼病予防できる「洗眼薬」もありますので、目の病気予防にも気を配っていきたいですね。