【これで完璧】アトピー改善に繋がる徹底保湿の具体的なやり方
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アトピーを治していくためには徹底的に保湿をすることが大切ですが、
この徹底保湿のためには、
- アトピー肌に適した保湿剤を使うこと
- 保湿のやり方・手順を間違えないこと
の2つが必要となります。
この記事では、この2つのうち、
アトピー肌を徹底保湿するための具体的なやり方と注意点
について詳しくお話したいと思います。
- アトピー治療のために使うべき保湿剤とは
- 保湿剤の塗り方・伸ばし方
- 保湿を行うタイミングと回数の目安
- アトピー改善のために守りたい保湿に関する注意点
1. 肌を清潔にして刺激の無い保湿剤を使うのが大前提
いくら保湿剤の塗り方や回数・タイミングなどに気をつけても、
刺激感の強い保湿剤を使ってしまったり、肌が清潔でない状態で保湿してしまったりすると、
保湿がかえってアトピーにとって逆効果になることもあります。
ですから、
- 刺激の無い保湿剤を選んで使うこと
- 肌を清潔な状態にしてから保湿剤を塗ること
がアトピー肌の保湿の大前提となります。
保湿を行う前には、入浴・シャワーで皮膚を洗い流してあげることがベストです。
外出中など入浴等が無理な場合には、濡れたタオルや刺激の小さい汗拭きシートを使って身体を拭いて、皮膚を清潔にしてあげましょう。
また、刺激のない保湿剤選びについては、↓の記事をご参照頂ければ詳細が分かりますが、基本的には病院処方・健康保険適用の保湿剤が総合的に見てベストです。
2. アトピー肌の徹底保湿の具体的方法とその手順
次に、アトピー肌を徹底保湿するための具体的な方法について見ていきます。
保湿をアトピー改善に繋げるためには、
たっぷりと保湿剤を使って、頻繁にしつこく保湿を行う
ということが必要です。
まずは、「保湿のタイミングと回数」からお話します。
2-1. 保湿のタイミングと回数はどうするのが一番良い?
まず、タイミングに関しては
- 朝のシャワーの直後
- 夜の入浴の直後
という朝夕2回のタイミングで、肌を保湿してあげるようにしましょう。
アトピー改善・悪化防止のためには、1日1回夜だけ身体を洗うよりも、
朝にもシャワーで身体を石けんで洗い流して、皮膚を清潔にしてあげることが大切と言われています。
この朝のシャワーを上がったタイミングでも、夜と同様にしっかりと保湿を行います。
ここで、「1日2回石けんで身体を洗うこと」の有効性について、子供のアトピー治療の書籍から引用してみます。
基本は1日に2回、石けんの泡で十分に体を洗ってあげてください。
夏はさらに昼に1回、シャワーで汗を流しましょう。
(中略)
その効果(1日2回体を洗うことの効果※)を知って、最初は驚いていたお母さんもみなさん積極的に取り組まれるようになっていきます。
※ カッコ書きの部分は、意味を明瞭にするために加筆しています。
1日2回のシャワーが有効なのは子供に限った話ではなく、大人の場合も同様に有効です。
夜寝ている間に付いてしまった皮膚の汚れや汗・滲出液などは、皮膚への刺激になってしまいますし、
黄色ブドウ球菌等の細菌は石けんで洗い流さない限り、時間とともに繁殖し続け、細菌の出す毒素がアトピーを悪化させてしまいます。
皮膚の汚れ・汗・細菌の繁殖がアトピーを悪化させるのは、大人も子供同じですから、
大人も1日2回身体を洗うことで、アトピー改善の速度は上がることが期待できます。
朝のシャワーで身体を石けんで洗って保湿を行うことが、アトピー改善に繋がることは、私自身も体験しています。
アトピーをより早く良くしていきたいと思われる場合には、面倒でも朝のシャワーと保湿を取り入れていみてください。
このように、朝・夜の入浴・シャワーの直後に、1日2回しっかりと保湿してあげることが基本となります。
日中も、乾燥しやすい顔や首、保湿剤が比較的簡単に塗れる手や腕・脚などは、
乾燥する前に頻繁に保湿してあげるようにします。
大人の場合には、日中、衣服を脱いで全身を保湿するということは難しいのが通常ですから、
塗れる範囲で、乾燥する前に保湿剤を塗る
というスタンスで、出来るだけ頻繁に保湿を行います。
その際には、刺激の小さい汗拭きシートや、濡らした清潔なミニタオルなどで皮膚を軽く拭いた上で、保湿剤を塗るようにしましょう。
小さなお子さんの場合には、日中でも裸にして全身を保湿してあげましょう(汗をかいている場合には、必要に応じてシャワーで軽く洗い流すようにします)。
以上、まとめますと
- 全身をしっかりと保湿するのは、朝・夕の1日2回。
- 日中も、塗れる範囲の皮膚を乾燥する前に保湿する。
2-2. 具体的な保湿剤の塗り方・手順
次に、保湿の方法・手順について具体的にお話します。
手順をまとめると、以下のようになります。
- お風呂場の中で、柔らかいタオルで水分を拭く
↓ - まずは、伸びの良い乳液タイプの保湿剤を全身に素早く塗る
↓ - ステロイド外用薬を皮膚炎の部分に塗る
↓ - 保湿力の強い保湿剤を丁寧に塗る
まず、洗面所に移動するのではなく、湿度の高いお風呂場で身体を拭くことで、肌の乾燥のスピードをゆるめます。
また、皮膚への刺激とならないように、バスタオルは出来るだけ柔らかい素材のものを使って、ゴシゴシと拭くのではなくて、ポンポンと押し当てるように水分を拭き取るようにします。
身体の水分をある程度拭き取ったら保湿剤を塗っていきますが、
まずは乳液・ローションタイプの保湿剤(ヒルドイドローションなど)を使って、サッと素早く全身に塗ってしまいます。
全身の皮膚に水分(と若干の油分)をまずは補給してあげて、肌が乾燥してしまうまでの時間を伸ばすのが目的です。
この一手間を加えることで、
肌が乾燥する前に、ステロイド軟膏と保湿剤と塗らなきゃ!
のように忙しく慌てなくて済み、保湿剤やステロイド外用薬を丁寧にきちんと塗れるようになります。
ローションを全身に塗ったら、次はステロイド外用薬を皮膚炎の部分に、適切に塗ります。
その後、保湿力の強い(油分の多い)保湿剤を全身に丁寧に塗ってあげれば、保湿が完了します。
お風呂から出てから、お薬と保湿剤を塗り終わるまでの時間は、5分以内が目安と言われています。
ただ、前述の通り、最初にノビの良いローションで全身に保湿剤を軽く塗っておくことで、急激な乾燥は防げますから、あまり神経質に時間を気にしなくてもOKです。
3. まとめ
以上のような手順・方法で保湿を徹底して行うと、アトピー性皮膚炎の改善速度は目に見えて速くなっていくはずです。
アトピー肌は皮膚のバリア機能がかなり低下していて、保湿しないでそのまま放置してしまうと、汗・老廃物・ホコリなどの異物が肌に直接侵入して刺激となり、皮膚炎の悪化に繋がります。
皮膚炎が悪化すれば、バリア機能がさらに弱まってもっと異物が侵入しやすくなり、さらに皮膚炎が悪化してしまう・・・
というような悪循環を防ぐためにも、保湿はアトピー治療に欠かせないモノとなります。
アトピーの悪化原因は多種多様ですから、アトピー治療に悩むと、色々な細かいことに目が向きがちです。
そんな場合には、一度、保湿を徹底することを試してみると良いと思います。
「皮膚のバリア機能の欠如」はアトピーの人全員に共通の悪化原因ですから、
まずは、保湿をしっかりと行えているだろうか?という点を再チェックして、
不十分であると感じた場合には、当記事などをご参考に、保湿をもっと徹底していくようにすれば、
アトピーはだんだんと改善に向かっていくはずです。
この記事がご参考になれば幸いです。