アイテム/トウガラシ

Last-modified: 2017-07-27 (木) 20:23:27

植物系素材の一種。現実世界にも存在する植物(ただし全くの同一かは不明)。

概要

  • 一口かじるだけでも火を吹くような辛さが特徴。
    ポッケ村などの寒冷地域では必須の調味料とされているが、辛すぎるためそのまま食べるのは躊躇われる。
    毒テングダケにが虫さえも口にするハンターですら、トウガラシをそのまま食べる事はできない。
    砂漠や砂原、火山といった暑い気候の地に自生しており、しっかりと手入れをすれば栽培する事も出来る。
    赤の種から実る事もある。
  • 寒冷地域では誰もがお世話になるホットドリンクの原料。
    ホットミートや特産キノコキムチなどの体を温める効果のある飲食物を調合で作り出すための素材にもなる。
    しかしホットドリンクなどを狩り場で調合するような事は稀であり、
    そもそもホットドリンク自体が店や支給品で簡単に手に入るため、ハンターからの需要は低い。
    一般人から調味料としての需要があるためか、取引単価も非常に安く、纏めて売ってもほとんどお金にならない。
  • 一部のシリーズでは説明文が変更されている。

余談

  • 現実世界においてもトウガラシは体温を上昇させる効果が認められている。
    • これはトウガラシに含まれるカプサイシンという成分が交感神経を刺激し血行が良くなるためである。
      辛い料理には大抵トウガラシがスパイスとして用いられているので、
      トウガラシそのものに限らずカレーなどを食べても同様の効果が得られる。
    • ただし、これがそのまま体温上昇効果として利用できるかどうかは場合による。
      気温がかなり低い場所で辛いものを食べた場合、多少体温が上がっても汗をかく事が無いので、
      そのまま体を温める食べ物として利用できる。
      一方である程度以上気温がある場所で辛いものを食べた場合は当然汗をかいてしまう。
      汗をかけば体温が下がるので、かえって冷えてしまうことになる。
      暑い地域と寒い地域のどちらでも辛い料理が好まれているのはこのためである。
    • タイやインドなどの辛い食べ物は暑い地方に行くほどより辛くなるように、
      この効果はカプサイシン含有量が増えるほど、要するに辛味成分が増すほど大きくなる。
      当然「火を吹くほどの辛さ」であれば相当な効果になると思われるが、
      そこまでの効果は必要ないのか、そもそも辛すぎて戦闘に支障が出るからなのか、
      超人たるハンターと言えどゲーム内ではトウガラシを生で齧る事は無く、
      ホットドリンク等の形に調合されて初めて使われる。
    • もしホットドリンクが一方的に体温を上昇させるだけのアイテムであったなら
      間違えて火山などで飲んでしまった場合大変な事になるのだが、
      実際は火山のど真ん中で飲んでも特にデメリットが無い。
      というか作品によってはスキルの力は必要だがメリットに変える事もできる。
      上記のようにトウガラシ由来ドリンクなら暑いところでも寒いところでもそれなりの効果があるものなので、
      不思議アイテム溢れるモンハン世界においてこの辺は妙に現実的と言える。
    • この発汗作用は食物として摂取するのが最も手軽ではあるが、
      作用だけなら直接皮膚に触れさせる使い方も効果が高い。
      ただしトウガラシの実そのものを直接皮膚にこすり付けると刺激が強すぎるので
      (厨房などでトウガラシの実を構った手を洗わずに目をこすったりするととんでもない事になる)
      実際の用例としては成分を含有させた布で作った靴下などになる。
  • ちなみに現実世界では唐辛子は武器としても使われている。
    暴徒鎮圧や防犯グッズとして売られている唐辛子スプレーがそれである。
    とはいえ、本当に唐辛子を噴射しているわけではなく辛み成分であるカプサイシンを使っている。
    そして、モンハン世界でもついにベリーホットな武器として参戦を果たしてしまった。
  • なお、現実世界でも激辛で有名な唐辛子としてはスナック菓子の名前にもなったハバネロがあげられる。
    トウガラシの辛さの単位にはスコヴィル値を用いる。これは、辛みを感じなくなるまで
    エキスを砂糖水で薄めた時の希釈倍率を表したものが使われており、ハバネロのスコヴィル値は25万~45万スコヴィル。
    一般的な唐辛子が大体3万~5万スコヴィルなので、8~9倍は辛いということになる。
    ……が、ハバネロは世界一辛い唐辛子ではない
    2017年現在世界最凶の唐辛子はドラゴンズ・ブレス・チリという品種で、スコヴィル値は約248万
    なんとハバネロの5~10倍の辛さという代物である。
    先を少しかじっただけで舌を焼かれたような痛みを感じ、
    食べると気道が炎症を起こして塞がり死亡する可能性があるため、
    もはや食用に向かないレベルとの事。

    しかもこれだけでは終わらず、世界一辛いトウガラシの称号を得る為、
    現在もギネス・ワールドレコーズ社に多くの激辛トウガラシが記録を申請しているとか…。
    • 前述の通り、唐辛子の辛味の主成分はカプサイシンである。
      つまるところ、辛くしたいならしこたまカプサイシン濃度を高めればよい。
      実際に大量の唐辛子から精製したカプサイシンを濃縮し、
      ハバネロなぞ歯牙にもかけない辛味、いや破壊力を秘めているのが、
      かの有名なデスソースである(実際に死人が出たことが名前の由来)。
      一般販売されているウルトラデスソースですら70万スコヴィルを越え、一滴でどんな料理も煉獄に変える。
      かつては純粋なカプサイシンの結晶が同ブランドから限定発売されたこともあり、
      これを上回る辛味は理論上存在しない(ちなみにスコヴィル値は1600万)。
      ここまで来ると完全に危険な薬品レベルで、扱う際には手袋にメガネなどが必須。
      皿いっぱいのスープに極々小さい欠片を落としただけで飲むことの出来ない代物になると言えば分かるだろうか。
  • とはいえ、唐辛子自体は非常に素晴らしい栄養源である。
    ビタミンCは同量のオレンジと比較した場合、唐辛子の方が上である。
    目に良いといわれるビタミンAも人参に勝る。
    コレステロールもなく、カロリーも低いのである。
    無論、オレンジ1個分・にんじん1本分と同量の唐辛子を食べることができればの話ではあるが
  • しかしカプサイシンを全く含まないトウガラシも存在する。
    例えば野菜の代表格であるピーマンはトウガラシの仲間でありながらカプサイシンを含んでいないのだ。
  • また唐辛子の辛みのもとであるカプサイシンには前記の通り血行を促進させる効果や体温を上げる効果もある。
    更に有酸素運動と組み合わせることで体脂肪を分解・新陳代謝機能、デトックス機能なども促進できる。
  • ただし、だからと言って食べ過ぎてしまうと今度はカプサイシンが胃腸に大きな刺激を与えてしまう。ご利用は計画的に。
  • 健康とは話は変わるが、中国や韓国では魔除けアイテムとも家内安全のお守りとも言い伝えられている。
  • なお、これらを見ると「意図してカプサイシンを摂取する人間以外に食べる生き物がいるのか?」と考えて
    人間以外の食害がない植物なのではないかと思うかもしれない。
    だが実は例外はあるもので、積極的にトウガラシを食べる生き物が存在する。
    それは鳥類である。
    鳥類の感覚器はカプサイシンをほとんど感知できない構造となっており、トウガラシを食べても辛いと感じないのである。
    これがトウガラシにとって困ることかと思いきや、実は大歓迎であり、何を隠そうこれこそがトウガラシの狙いである。
    トウガラシに限らず、植物が広範囲に繁茂するために種子を遠くに運ぶ手段の一つとして
    「動物に実を食べてもらい、実の中に入れてある種子をその動物を介して遠くに運ばせる」というものがある。
    それを効率よく行うには、空を飛べるために遠くに移動し、
    なおかつ丸飲みによって種子をそのまま排泄する鳥類にのみ実を食べてもらうことが最適であり、
    鳥類のみが寄り付く果実を実らせるように進化した種が残ったというわけである。

関連項目