ダイエット継続のために
体脂肪燃焼の流れ。
Body fat burning of flow.
テレビや雑誌やインターネットの中を華やかに彩るモデルたち、一流のスポーツ選手、憧れのアイドル、今や私たちのダイエットに対するモチベーションを奮い立たせるのに一役買っている彼らの身体はいかにして作られたのであろうか。
高い意識の元で食事管理、栄養管理、運動管理を行うことで彼らの身体は作り上げられている。
そして、そんな彼らも私たちと同じ人間であり、その手を抜けばたちまち元の一般人に戻ってしまうことは避けられない。
これは言い過ぎかもしれない、しかし、それはまぎれもない事実であり、彼らは日々、己の理想と消費者の憧れを満たし続けるために努力をしているのである。
ここまではドキュメンタリー番組のイントロダクション風ですが、、
テレビや雑誌、インターネットなどの情報媒体から私たちは大きな影響を受けています。
特に私たちがいだく理想の体のイメージはこれらの情報に集約され、画一化されているようです。
みんな同じような体型を理想として持つようになってしまい、憧れはその個性を失い現在の自分自身の体型を否定するまでに至っています。
「・・・」
要は、ダイエットを頑張って余分な脂肪を取り除くことで自分の理想とする体型に近づきたいということです。
なりたいと思う体型があればそれを目指して努力することは良いことで、自分に自信が持てることで生活にはハリが出ます。
その気持ちを応援するのが「なりたいカラダ研究室」のコラムです。
上で書いたように、こうなりたいという気持ちを刺激されることはダイエットに取り組むまでの流れとしてよくあることで、テレビや雑誌からモチベーションを刺激され、目標を持ってダイエットを開始することから始まります。
理想と目標に向けて進むのであれば、タイトルにあるように体脂肪減量の流れを知っておくことが大切です。
ここからは体脂肪の減量に必要なホルモンや酵素の情報と体脂肪が燃焼される体内のプロセスについて書いていきたいと思います。
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体脂肪減量のプロセス。
Process of body fat weight loss.
わたしたちのお腹の周りについている体脂肪はどのようなものなのでしょうか
どのような形をしていて、どのようにすれば効率的にサイズダウンできるのでしょうか。
体脂肪率がそれぞれ違うように体脂肪の量や付き方は人それぞれ違いますが、体脂肪の形としてはみんな共通していて、「ぶどう」のような袋が集まった形をしています。そしてこの袋状の脂肪細胞の一つ一つの中に中性脂肪が溜め込まれている状態をイメージしてください。
この「ぶどう」のような脂肪細胞の袋は通常70~90マイクロミリメートル( 1マイクロミリメートルは1ミリの1,000分の1 )という小さい袋なのですが、過食や運動不足によってその大きさは100~110マイクロミリメートルまで大きくなり、中性脂肪を蓄えます。
人間が太るということは、それぞれの脂肪細胞のサイズが大きくなるということです。
この「ぶどう」のような形状で並んでいる脂肪細胞ですが、大きさが100~110マイクロミリメートルに達するとその形状は「とうもろこし」や「石垣」のような形になります。
「ぶどう」のように並んでいた脂肪細胞の隙間がなくなってパンパンに密着するわけですね。
だから「トウモロコシ」や「石垣」です。
イメージできそうですか。
さらにこの脂肪細胞は最大の直径130マイクロミリメートルを超えたところで分裂をし、新たな中性脂肪を蓄える袋がつくられてしまうのです。
これは「ぶどう」ひと房についている実の数が増えてしまうイメージでしょうか。
これまで脂肪細胞は個々のサイズは大きくなってもその数は変わらないとされてきましたが、食べ過ぎなどで肥大してしまった脂肪細胞は新たな中性脂肪の入る隙間を増やすために分裂して数を増やしてしまうのです。
体脂肪を溜め込み過ぎると脂肪細胞の袋が限界のサイズまで大きくなってしまい、その後分裂をして袋の数が増えてしまいます。つまりは中性脂肪を溜めやすい体質、太りやすい体質になってしまうのです。
一度増えた脂肪細胞の袋の数は減ることはないとされています。
幼少期に太りすぎてしまうと、将来大人になってからも太りやすい体質になってしまうという情報はあながちウソではなく、標準体型を維持していた人と比べて、元々太っていた人は脂肪細胞の数が増えているため太りやすい体質であるといえるのです。
ダイエットのためには個々の脂肪細胞の大きさを小さくしてやることが必要です。
生活を改善し運動を取り入れて個々の脂肪細胞の中に溜め込まれている中性脂肪を減らしてやれば内臓脂肪やお腹周りの皮下脂肪はサイズダウンするはずです。
ではどうすれば脂肪細胞のサイズダウンができるのでしょうか。
この脂肪細胞の中に溜め込まれている中性脂肪はそのままではエネルギーとして使えません。
体脂肪は運動のエネルギーとして筋肉細胞や内臓など身体の各器官で消費されるのですが、「中性脂肪」という形では体内でエネルギーとして利用されないのです。
中性脂肪は「脂肪酸」と「グリセロール」に分解されてはじめて筋肉でエネルギーとして消費されます。
脂肪酸は筋肉や身体の各器官で運動のエネルギーとしてつかえる形になり代謝されるのです。
さて、この中性脂肪を「脂肪酸」と「グリセロール」に分解するのがホルモン感受性リパーゼと言われる酵素です。
ダイエットで体脂肪減量を進めていくためには、このホルモン感受性リパーゼという酵素の働きが欠かせません。
このホルモン感受性リパーゼを活性化させて、中性脂肪をどんどん「脂肪酸」と「グリセロール」に分解してやり、エネルギーとして燃焼してやれば脂肪細胞のサイズは小さくなり、理想の体型に近づくというわけです。
脂肪細胞の数は減ることがないため、ダイエットをしてスリムな体型を目指すのであれば、脂肪細胞一つ一つのサイズを小さくしてやることしか方法はないのです。
体脂肪の分解をすすめるホルモン感受性リパーゼを活性化させるためには、空腹時(低血糖時)のタイミングが良いとされています。
空腹になるまで、または空腹になる前に不要なカロリーを摂取してしまってはリパーゼの恩恵を受けることはできません。
空腹時(低血糖時)に体のエネルギー不足を体脂肪の分解から補うために出される酵素がリパーゼなのですから、このタイミングを砂糖や炭水化物を中心とした間食などで逃してしまっては体脂肪の分解は効率的に進みません(※リパーゼは空腹時にグルカゴンの刺激によるもの)。
さらに空腹時の適度な運動は、運動のエネルギー消費を体脂肪の分解から進めていってくれますので、朝の食事前や、食後4時間後を目安に運動を取り入れることはダイエットにとって大変有効とされています。
ダイエットに関する食品成分としてはカフェインやカテキンなどを摂取することで体脂肪の分解を進めることができると言われています。
カフェインやカテキンはダイエットの助けとなる働きをするのです。
カフェインやカテキンは脂肪燃焼よりも体脂肪分解を進める効果がある成分として知られていて、これらはホルモン感受性リパーゼを刺激し体脂肪分解を進めるのです。
体脂肪は分解されてはじめて筋肉細胞内でエネルギーとして利用されるので空腹時に分泌が進むホルモン感受性リパーゼ、運動時に分泌が進むカテコールアミン、コーヒーなどのカフェインや緑茶のカテキンはダイエットをサポートするホルモンであったり燃焼を補助する成分であったりするのです。
つまり体脂肪燃焼のプロセスはより多くの「脂肪酸」を筋肉や身体の各器官に送ってやることから始まります。
多くの体脂肪を分解して「脂肪酸」を筋肉をはじめとした身体の各器官に送り、運動のエネルギーを体脂肪燃焼を中心に作り出せれば体脂肪の減量につながるのです。
1 2 - 体脂肪燃焼の流れ。 終り
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