病気のペットの食事管理を目的として、小動物の臨床栄養学に基づいて開発されたヒルズの特別療法食『プリスクリプション・ダイエット』。
今回の解析は、おしっこの病気対策フード『プリスクリプション・ダイエット(c/d マルチケア)』です。
原材料と成分について詳しく分析し、口コミでの評判を調査しました。
※療法食は、獣医師の指導が必要となります。獣医さんの指示に従い、個体差や活動量に応じて与えましょう。
プリスクリプション・ダイエット(c/d マルチケア)の解析
| 評価内容 | 原材料 :★★☆☆☆ 安全性 :★★★☆☆ コスパ :★★☆☆☆ 食いつき:★★★☆☆ 口コミ :★★★☆☆ |
|---|---|
| 容量/価格 | 2kg/約4,200円 |
| 1kgあたり | 約2,100円 |
| カロリー | 387kcal/100g |
| メイン食材 | 穀類(米) |
| 原産国 | チェコ |
| 酸化防止剤 | ◎(自然由来) |
| 着色料・保存料 | ◎(不使用) |
| 穀物 | ✖(米、小麦、コーングルテン) |
| 対応年齢 | 成猫用【療法食】 |
| 賞味期限 | 未開封:パッケージに記載 開封後:1ヵ月目安 |
| 販売元 | 日本ヒルズ・コルゲート |
「おしっこの病気」の3大原因である、特発性膀胱炎、ストルバイト尿石、シュウ酸カルシウム尿石にこれ1つで対応してくれる「プリスクリプション・ダイエット c/d」。
尿の病気に配慮しマグネシウム・リン・カルシウムを調整しているのは良いですが、肝心のメイン食材が穀類(米)なのが気になります。
完全肉食動物の猫にとって最も大事な栄養素は肉や魚ですから、いくら療法食とはいえ穀類がメインのフードは自信を持っておすすめはできません。
※療法食は、獣医師の指導が必要となります。獣医さんの指示に従い、個体差や活動量に応じて与えましょう。
プリスクリプション・ダイエット c/dの成分と原材料
プリスクリプション・ダイエット(c/d マルチケア)の原材料と成分は以下のとおり。
(※【ピックアップ食材】は緑文字、【好ましくない原材料】は赤文字で表記)
原材料:米、トリ肉(チキン、ターキー)、小麦、コーングルテン、動物性油脂、ポークエキス、魚油、植物性油脂、加水分解ミルクプロテイン、加水分解甲殻類、加水分解豚軟骨、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、ク ロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)、乳酸、アミノ酸類(タウリ ン、トリプトファン、メチオニン、リジン)、ビタミン類(A、B 1 、B 2 、B 6 、B 12 、 D 3 、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ロー ズマリー抽出物、緑茶抽出物)
成分:たんぱく質30.0 %以上 、脂質13.0%以上、 粗繊維2.0%以下 、 灰分7.0%以下 、 水分9.0%以下
トリ肉(チキン、ターキー)
チキン(鶏肉)は、猫が本来狩りをして食べていた肉であり、慣れ親しんだものなので、食べやすいのが特徴。猫にとっての嗜好性が高いので、食いつきも良いと評判です。
また、ターキー(七面鳥肉)は鉄分、亜鉛、銅、そして免疫力を高めるセレンなどのミネラルを鶏肉よりも豊富に含んでいるのが特徴です。
ミックストコフェロール、ロー ズマリー抽出物、緑茶抽出物
いずれも安全性の高い自然由来の酸化防止剤が使われているのは安心です。
米、小麦、コーングルテン
完全肉食動物の猫にとって、最も重要な栄養素は動物性タンパク源の肉や魚。穀類は猫にとって重要度が低い上、体内で上手く消化することができません。
特にトウモロコシや小麦はアレルギー発症の危険性が高いので、これらの食材が多く含まれたペットフードは注意が必要です。
『プリスクリプション・ダイエット c/d』には、動物性タンパク源としてトリ肉が入っているのは良いものの、主原料は穀類のお米。トウモロコシや小麦に比べてアレルギー発症の危険性は低いですが、炭水化物は猫の体内で上手く消化できません。
人間と猫では必要な栄養素の優先順位が違うということをしっかりと頭に入れ、肉や魚が主原料のフードを選びましょう。
動物性油脂
”動物性油脂”、これでは何の動物の油脂だかわかりません。また、酸化が非常に早い動物性油脂に使われた酸化防止剤の記載があれば尚良いですね。
(※動物性油脂に使われた酸化防止剤は表記の義務がないので、合成の酸化防止剤が使われている可能性があります。)
プリスクリプション・ダイエット c/dの口コミ評判
実際にプリスクリプション・ダイエット(c/d マルチケア)を使った人の口コミ情報を集めました。
良い口コミ評判
これを食べてから体調良好(楽天市場より)
我が家のネコは、尿関係が弱く尿管の炎症等で手術もした関係で、医者から進められずっとこれを食べさせています。飽きもせず何年も美味しそうに食べてくれます。これを食べてから尿関係では病院へ行かなくなりました。
元気も戻りました!(Amazonより)
病院の先生がお試しと言って下さったのがこちらでした。
一週間程は服薬治療をしましたが、その後は食事療法のみです。
おしっこの勢いと共に元気も戻りました。
もう他のものは食べさせられないなと思っています。
膀胱炎になりにくくなった(楽天市場より)
膀胱炎になりやすい我が家の猫ちゃんたちにといつもこの商品を購入しています。膀胱炎はなることは少なくなりました。
悪い口コミ評判
味がイマイチ?(楽天市場より)
どうも味がイマイチのようで喰いがあまり良くありません。チューブ状のおやつなどを少し加えると、合わせ技でGood
食いつきが良くない(楽天市場より)
うちも子はあまり食いつきが良くなくちょっと残念
療養食はお高いので味が合うものを選ぶにも一苦労します
『キャットフードの達人』管理人の見解
プリスクリプション・ダイエット c/dに期待できる2つの効果
1.ストルバイトやシュウ酸カルシウムの尿石の形成を抑制
マグネシウム、リン、カルシウムを調整することで、尿路結石になりやすい猫ちゃんも安心して食べられます。
2.オメガ3脂肪酸で膀胱炎対策
オメガ3脂肪酸は抗酸化作用の高い成分で、特に膀胱炎に対して効果的とされています。尿石だけでなく膀胱炎までカバーしてくれます。
まとめ:プリスクリプション・ダイエット c/dが選ばれる主な理由
- 獣医さんのおすすめ
- 食いつきが良い
- おしっこの病気対策
結果『ヒルズ 猫用 プリスクリプション・ダイエット c/d』は、おしっこの病気に配慮したお米メインキャットフードであることが分かりました。
猫ちゃんにありがちなおしっこの病気対策を毎日の食事でできたら助かりますよね。化学合成添加物を使っておらず安心ですが、お米がメインなので、他の肉がメインのフードと混ぜたり、ローテーションするなどして活用してみてはいかがでしょうか。
※療法食は、獣医師の指導が必要となります。獣医さんの指示に従い、個体差や活動量に応じて与えましょう。
口コミでは、獣医さんにすすめられて、猫ちゃんの体調も良くなったという高評価が多かったです。
食い付きに関しては、好みはあるものの全体的に”良い”方が多く、美味しそうに食べてくれたり、フードの切り替えも問題なくできたというのは嬉しいポイントですね。
猫に有害な添加物などは入っていないフードなので、おしっこの病気対策として多くの猫ちゃんにおすすめできるフードですが、穀物も多く入っているので、穀物アレルギー猫ちゃんは要注意です。