サッポーの
視点 > 「ファンデーションをつけていると肌が呼吸できなくなる」と > 聞いたことがあります。その上、粉白粉まですると、にきび > ができる原因を作ってしまうのでは?と、少し不安です。
ファンデーションやパウダー、白粉が肌に害を与えたり、ニキビの原因になるようなことはありません。 また、肌呼吸が出来なくなると言うこともありません。 肌は排泄器官であり、吸収することはありません。 また、この排泄作用が何かをつけることで阻害されるというようなこともありません。 昔から、そして今も、よくお受けするご質問です。 なぜかというと、ファンデーションやパウダーに何も罪はないのですが、ファンデーションやパウダーを使用すると、ニキビが出来る現象が事実あるからです。 ニキビ肌の人がファンデーションやパウダー類をつけ始めるとニキビがひどくなったという話はよく聞きますね。 誰もがそうなるわけではないのですが、一定割合でいらっしゃるのです。 なぜでしょう。 これには大きな二つの原因が挙げられます。 また、二つの原因が重なっていることもあります。 1.ファンデーションやパウダーの乗りにくい肌状態がニキビのある肌だが、これらをつけるときに肌を傷つけているプレスドパウダー使用時のラテックススポンジの使い方がまずいと肌を傷めていることがよくあります。 ニキビ肌最表層の角質は水分を失いやすく硬いため、パウダーの付きが悪く乗りにくいので力が入るためでしょう。 ラテックススポンジをかなり強くこすりつけている場合が見られます。 優しい使用法は押さえてつけることです。 滑らせるときは、圧をうんと弱めて滑らせます。 ブラシでパウダーをのせる場合も同じです。 ブラシの毛は肌の角質より硬い素材です。 優しく使えば何も問題はないのですが、痛くないからつい乱暴な使い方をしています。 肌に触れるブラシ毛の角度次第で、容易に角質を剥がれやすくしています。 ブラシは少し寝かせて使用すると角質を傷めません。 下手なツールの使用は、角質の層を容易に傷つけ、角栓を作りやすくするのですね。 2.間違った洗顔が行われるようになり、ただでさえ早まっているターンオーバーがさらに早まり、皮脂詰まりを促進するこの洗顔の変化がニキビ増加のもっとも多い原因になっています。 ニキビがあるとより一層、しっかり落とさなければという心理が働くのでしょう。 多くの方が洗い過ぎてターンオーバーを速めています。 近年では角質が剥がれやすくなる洗顔料を使用しているケースも多くなりました。 このようなケアが繰り返されていると、思春期が終わり、二十歳を過ぎてもニキビが出来続ける肌であり続けます。角質の剥がれが正常になることなく、いつも早いテンポで剥がされている状態にあるからです。これでは肌が育ちません。 皮脂の詰まることのない、柔らかな肌が育たないからです。 > 粉白粉を毎日つけることはよくないのでしょうか。
そんな心配は要りませんよ。 つけるときに注意することと、角質を剥がさない洗顔料で、正しい洗顔をされていたら関係ありません。 むしろ今は角質の剥がれが亢進していた肌ですから、皮脂も過敏・過剰に分泌される部分が多いと思われます。 パウダー(粉白粉)はこの分泌された皮脂や汗などを吸着してくれるので、化粧崩れが少なくなります。 それに様々な汚れや細菌などの付着も少なくしてくれる良い面の方が多いと思われます。 あっ、一点大切なことを忘れていました。 ラテックススポンジやブラシの使い方についてご注意申し上げておりましたが、これらツールはいつも予備を用意しておいて、こまめに洗い、衛生的な物を使用するように心がけましょう。 今の“t-and-m”様にとってもっとも大切なことは、皮脂の詰まらない肌を作ることです。 いくら皮脂が分泌されても詰まることのない、よく育った角質で出来た肌を育てることです。 柔らかい柔軟性のある一つひとつのよく育った角質がそれを可能にします。 このような良い角質が育つようになった時、皮脂もすっかり安定した分泌状態になっています。 良い方向に、良い方にと、肌の好循環が始まります。 |