体のニオイの悩みに応える体臭ブログ
わきが多汗症治療に長年携わってきた五味クリニック院長五味常明が、体臭対策、体臭予防をご紹介します。
ニオイ大丈夫? 発生源を知って正しい対策を!「女のニオイ」ピンポイントケア5
近くにいる女性からイヤなニオイがしても、「もしかしたら私も……?」と不安になったことはありませんか?
からこと世代は、実は体のニオイが変化しているとき。特にニオイが気になるこの季節、きちんとケアをしてニオわない女に!
あなたのニオイは大丈夫? 危険度チェック
□40歳以上である 男女問わず40歳前後から、加齢臭の原因物質「ノネナール」が分泌されるように。女性も油断禁物。
□脂っこい料理が好き 動物性の脂肪を摂りすぎると、皮脂腺や汗腺からの皮脂の分泌が増加。体臭が強くなる原因に。
□毎日のようにお酒を飲む お酒は体内で分解されると、悪臭の原因に。飲み過ぎは、加齢臭の加速にもつながります。
□ストレスを溜めやすい ストレスによって皮脂腺が酸化すると、加齢臭と同じようなニオイがすることが。
□ベタベタした汗をかく 日頃汗をかかない人は要注意。汗腺機能の低下で、ニオイ成分を多く含む濃い汗をかきやすくなります。
□睡眠不足 睡眠が不足すると、代謝が低下、ニオイに関係の深い肝臓の機能もダウン。ニオイ成分を含む汗に。
当てはまる項目が多いほど危険!
加齢、ストレス、疲労 ニオイの原因はさまざま
「ニオイの発生は、皮膚の上で雑菌が繁殖しておこる場合と、皮脂腺や皮膚そのものからニオイ成分が直接出る場合があります」と汗やニオイ治療の権威五味先生。
特にからこと世代が気をつけたいのが、皮脂腺や皮膚から直接出るニオイだとか。
「40歳を過ぎると、皮脂から”ノネナール”というニオイ物質が発生。男性だけでなく、女性にも加齢臭はあるんです」
また、ストレスや疲労、食習慣や運動不足もニオイの原因に。
「ストレスが原因で皮脂腺が酸化する ☆☆☆ 体内に乳酸が増え、汗の成分にアンモニアが増加。これがニオイの元になるんです」
からこと読者アンケートでも92%が自分のニオイを気にしているという結果が。これからの季節、汗のケアはもちろんのこと、加齢やストレス、疲労などによるニオイにも気配りが必要かも。まずは、自分のニオイや生活習慣をチェック。生活習慣の見直しや、ニオイの発生しやすいパーツの正しいケアが、ニオイ対策の第一歩です。
【体の洗い方の基本】
すべてのパーツケアにいえることは、肌へ過剰な刺激を与えないこと。そのために守りたい2つの基本を紹介します。
ゴシゴシ洗い過ぎは禁物!
ニオイを気にし過ぎて、体をゴシゴシ洗い過ぎるのはNG。肌を弱酸性に保つ常在菌が減り、ニオイの原因になる黄色ブドウ球菌や真菌などが増えて、体臭が強くなってしまう可能性が。きめ細かい泡で毛穴まで優しく洗うことが大切です。
固形石けん&天然素材のタオル
「界面活性剤」を含んでいるボディソープより、石けん成分主体の固形石けんがオススメ。また、皮脂を取り過ぎてしまう硬い素材のタオルは避け、 ☆☆☆ など天然素材のタオルの使用を。成分が残らないよう、しっかり洗い流すのもポイント。
(ニオイの発生源はココ! ニオイ対策のコツ)
気をつけてしっかり洗っているつもりでも、実は落とし穴があることも。ニオイの発生源を知って正しいケアをすれば、ニオイなんて怖くない!
読者の気になり度5位 耳の後ろ
女性もココから加齢臭が!
皮脂の分泌が活発な、隠れニオイスポット。あまり汗をかくイメージがない部位なので、洗いそびれてしまいがちですが、実は、ノネナールが発生している可能性大。枕のイヤなニオイもココのニオイが原因かも。
ケア法 意識して洗って! でも洗い過ぎは注意
とにかく洗い残さないように気をつけることが重要。ただ、気になるからとゴシゴシ洗い過ぎは禁物。ニオイの原因菌が増えてニオイが強くなってしまうことも。
消臭にはポリフェノールやみょうばん
消臭効果のある”ポリフェノール”を配合した石けんを使ったり、”みょうばん水”(みょうばん50gと水1.5Lを混ぜる)を塗布するのも効果的。
読者の気になり度4位 性器
皮脂が多くムレやすい
性器はもともとニオイやすい部位。下着やパンストでムレると、雑菌が繁殖しニオイの原因に。また経血やオリモノもニオイの元。毎日の正しいケアで対策を。
ケア法 外は優しく膣内は洗わない
複雑な構造の女性器。溝の間やひだも、石けんをよく泡立てて優しく洗いましょう。ただ、膣内まで洗うのはNG。膣の入り口にシャワーを当てる程度で十分です。
通気性のよい下着をチョイス
この時期は特にムレやすいデリケートゾーン。少しでもニオイを防ぐためにも、下着はシルクなどの通気性のよいものを。ガードルなどで締めつけないのもポイント。
読者の気になり度3位 足
汗や皮脂が靴の中でムレて悪臭に
足のニオイの原因は細菌。長時間密閉された靴の中は、細菌が繁殖しやすい温度と湿度が整った場所。さらにはがれた角質が細菌のエサになり繁殖しやすい環境に。
ケア法 指の間をよく洗い角質層のお手入れを
ムレない工夫が足のニオイを防ぐコツ。入浴の際は、指を広げて指の間を1本ずつ丁寧に洗いましょう。また、日頃からの角質層のお手入れも忘れずに。
ニオイ撃退には酢液のフットバス
洗ってもニオイが気になるときは、酢液がオススメ。大きめの洗面器に熱めのお湯をはり、大さじ3杯の酢を入れ、足を10~15分浸けます。最後に保湿クリームを。
読者の気になり度2位 頭
皮脂が多くニオイやすい
ニオイを洗い流すことにより作 ☆☆☆ ニオイの発生原因は、洗い過ぎによるとか。体と ☆☆☆ 洗浄力の強すぎないシャンプーでよく洗いましょう。
ケア法 温水で優しく洗いしっかり乾かす
シャンプーは指の腹で優しくマッサージするように行うのがコツ。また、生乾きのままにしておくと髪の毛がニオイを吸いやすいので、しっかり乾かして。
シャンプー前のオイルマッサージも効果的
オリーブオイル(小さじ2杯弱)を手に取り、地肌にまんべんなくのばします。熱い蒸しタオルを巻いて20分ほどおき、シャンプーで洗います。週に1~2回が目安。
読者の気になり度1位 ワキの下
汗がたまり雑菌が繁殖しやすい
特にこの時期気になるのがワキのニオイ。ワキは汗をかきやすく、汗に雑菌が繁殖してニオイの原因に。また皮脂腺が密集しており皮脂が多いので、ニオイの原因物質ノネナールも発生しやすい部位。
ケア法 入浴剤の代わりに重曹をひとつまみ
ワキの下のニオイ予防には重曹がオススメ。重曹には殺菌作用があり、ニオイの原因となる雑菌の繁殖を抑えてくれます。ワキの下に塗っても効果あり。
しつこいニオイにはペーストタイプのものを
ニオイの強さによってデオドラント商品を選ぶことも大切。またニオイを気にし過ぎてつけ過ぎるのは、より強いニオイになってしまうことがあるので要注意。
からだにいいこと 2014年8月号
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医学博士・五味常明
1949年、長野県生まれ。一ツ橋大学商学部、昭和大学医学部卒業。昭和大学形成外科等で形成外科学、および多摩病院精神科等で精神医学を専攻。患者の心のケアを基本にしながら外科的手法を組み合わせる「心療外科」を新しい医学分野として提唱。ワキガ・体臭・多汗治療の現場で実践。わきがの治療法として、患者が手術結果を確認できる「直視下剥離法(五味法)」を確立。TVや雑誌でも活躍中。 99年からは、ケアマネージャー(介護支援専門員)として、デイケア事業や、高齢者介護の現場でのニオイのケアにも取り組む。
五味クリニック院長
流通経済大学 客員教授
日本心療外科研究会代表
体臭・多汗研究所所長
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