乳児脂漏性湿疹は耳にもできる?
2016/06/15
赤ちゃんの肌が、荒れていませんか?
赤ちゃんの肌荒れの総称を「乳児湿疹」と言いますが、乳児湿疹には、「脂漏性」「乾燥性」「あせも」「新生児にきび」「アレルギー性皮膚炎」など、さまざまなタイプがあります。
もし、赤ちゃんの頭や眉毛に、「黄色いかさぶた」のようなものが張り付いていたり、「頬がカサカサ」している場合は、「乳児脂漏性湿疹」の可能性が高くなります。
低月齢の赤ちゃんによくみられる「乳児脂漏性湿疹」ですが、耳にも症状が現れるのをご存知ですか?
耳たぶや耳の中まで、湿疹が広がっていたら、ママはびっくりするかもしれませんが、慌てずに対処してあげて下さいね。
今回は、「乳児脂漏性湿疹が耳にできた場合のケアのやり方や皮膚科へ行く目安」また「乳児脂漏性湿疹は保湿しない方がいいのか」について調べてみました。
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乳児脂漏性湿疹の原因は?
赤ちゃんの頭やまゆげ、おでこ、ほっぺに黄色いかさぶたのようなものや、フケのようなものが、張り付いていませんか?
その正体は、「皮脂の塊」です。
赤ちゃんの過剰な皮脂が原因で起こる湿疹を、「乳児脂漏性湿疹」と言います。
生後まもない赤ちゃんは、ママからもらった女性ホルモンが体内に残っているため、皮脂の分泌が盛んです。
さらに、赤ちゃんは大人の2~3倍も汗っかきです。
そして、過剰な皮脂や汗の分泌とは逆に、赤ちゃんの毛穴は小さく、肌の角質層も未熟なため、皮脂や汗、汚れによって肌トラブルが起こりやすいのです。
乳児脂漏性湿疹には、赤みを帯びたものから、黄色い汁がにじみ出てくるものまで、その症状は様々であり、2カ月程度で治まる赤ちゃんもいれば、1歳くらいまで長引く赤ちゃんもいます。
赤ちゃんの肌が荒れていると、とてもかわいそうになってしまいますが、皮脂の分泌が治まってくるに従って、乳児脂漏性湿疹は自然と治ってくるものなので、心配する必要はありません。
まずは、家庭でのスキンケアを行いましょう。
乳児脂漏性湿疹は耳にもできる?
赤ちゃんのお世話をしたり、授乳をしている最中に、黄色いかさぶたを「耳」や「耳の中」にまで発見したことがありませんか?
ねんねの時期の赤ちゃんは、涙やよだれが耳もとへ流れやすいため、耳が汚れやすいのですが、乳児脂漏性湿疹は、耳にもできるのです!
乳児脂漏性湿疹は、耳たぶ、耳の穴の周辺、耳の後ろ、耳の付け根など・・・耳の穴の中以外に見られることがあり、黄色のかさぶたや黄色のジュクジュクしたもの、フケのようにカサカサしたものが現れます。
わが子の場合も、「耳が汚れている?」と思ってこまめにガーゼで拭いていたのですが、気付くとまたかさぶたが出来ている、という状態が続いたり、綿棒で耳掃除をしていると、黄色いジュクジュクがついてくることがありました。
耳のケアは、頭皮や眉毛と同様に、「清潔」と「保湿」が基本です。
しかし、耳の中は石鹸で洗うことが出来ませんし、耳の穴の中に水が入ると思うと、お湯でジャバジャバ洗うこともできませんよね?
ちょっと難しい耳のケアは、耳の周辺や耳の裏は石鹸を使って洗い、石鹸を洗い流すときは、耳の穴をしっかり塞ぎ、ガーゼを使って優しくお湯をかけてあげて下さい。
赤ちゃんの耳の穴は小さいので、意外とお湯が入らないものです。
耳の内部は石鹸を使わず、ガーゼで拭き取るようにしましょう。
そして、入浴後は、綿棒を使って耳の水分を取ってあげて下さい。
固くなって洗い流せないかさぶたには、入浴前にワセリンやオイルを塗っておくと、かさぶたが剥がれやすくなります。
どうしても取れないからと言って、かさぶたを爪などで無理にはがすことはしないで下さい。
無理にはがそうとすると赤ちゃんの肌を傷つける原因となりますので、自然に剥がれていくのを待つ方がいいと思います。
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乳児脂漏性湿疹の耳のケアは?保湿しないほうがいい?
乳児湿疹のスキンケアの基本は、「清潔」と「保湿」です。
しかし、乳児脂漏性湿疹の原因は、過剰な皮脂の分泌なので、保湿をすると逆効果になりそうな気がしませんか?
乳児脂漏性湿疹のスキンケアは、保湿しないほうがいいのでしょうか?
答えは「NO」です。
赤ちゃんの肌は、大人の半分の薄さです。
そのため、入浴後の赤ちゃんの肌はあっという間に乾燥してしまいます。
また、汗をかくと、汗が蒸発すると同時に肌の水分が奪われるため、汗っかきの赤ちゃんの肌は乾燥しやすい状態です。
乳児脂漏性湿疹であっても、肌の保湿は欠かせないのです。
保湿を行うことで、外部刺激から肌を守ることもできますので、肌を保護する意味でも、肌の保湿を行って下さい。
耳をしっかり洗った後は、耳にも保湿剤を薄く塗ってあげましょう。
乳児脂漏性湿疹はワセリンがお勧め?
乳児脂漏性湿疹は、清潔と保湿を行うことで、予防と改善が期待できます。
赤ちゃんの保湿剤は、さまざまなタイプのものがあり、何を選べばいいかわかりませんよね?
赤ちゃんの保湿剤を選ぶ際は、無添加で低刺激なものを選びましょう。
香料や着色料は、赤ちゃんにとって必要ありません。
一般的に、赤ちゃんの保湿剤として使われるのが「ワセリン」です。
ワセリンは、皮膚の表面から水分が蒸発するのを防ぐ働きや、外部刺激から肌を守る働きがあります。
清潔な肌に、ワセリンを少量手にとって、両手で温めてワセリンを柔らかくしてから、うすく赤ちゃんに塗ってあげて下さい。
多くつけすぎると、べたついてしまい、ゴミやほこりが付着しやすくなるので、塗り過ぎはよくありません。
また、ワセリンは、肌の表面を守る役割はありますが、肌の内部へ浸透する働きはありません。
乳児脂漏性湿疹に薬は必要?皮膚科に行く目安は?
乳児脂漏性湿疹は、赤ちゃんの皮脂の分泌が治まってくれば、自然と治ります。
そのため、急いで皮膚科を受診したり、薬を塗る必要はありません。
耳の入り口や、耳たぶに黄色いかさぶたが張り付いている程度であれば、家庭でのスキンケアで様子を見ましょう。
耳の乳児脂漏性湿疹は、頭皮やおでこに比べて、治りにくいのですが、症状が長引く場合でも、半年から1年くらいで治まることがほとんどです。
しかし、次の場合は、皮膚科を受診をお勧めします。
・耳の中まで湿疹ができており、耳だれがある
・湿疹の部分を痒がる
・湿疹の部分をひっかいたりして傷が出来て痛がる、出血がある
・かさぶたの部分のジュクジュクがひどい
・かさぶたの量がとても多く、スキンケアだけでは改善する兆しがない
・1歳過ぎても治らない
乳児脂漏性湿疹は、どの赤ちゃんにも起こるものなので、特に心配することはありませんが、スキンケアを行っていても全く改善されない場合や、長引く場合は、皮膚科や耳鼻科を受診してみて下さい。
不安を抱えながら過ごすよりも、しっかり診察してもらった方が安心ですからね。
まとめ
我が家の子供達も、生後しばらくは、乳児脂漏性湿疹になりました。
もちろん、耳にもできましたよ。
わが子の場合は、耳の中にはできませんでしたが、耳たぶにたくさんできてしまい、赤ちゃんの肌着の肩の部分や寝具が、黄色く汚れるほどでした。
わが子の耳掃除をすると、何本も綿棒を取り換えなければならないくらい、耳の汚れがひどかったです。
初めての子のときは、沐浴にも慣れていなかったので、耳を上手に洗うことができず、石鹸をつけずにお湯だけで洗い流していました。
そんなズボラなスキンケアでも治りましたので、過度に心配しなくても大丈夫です。
汗や皮脂を洗い流して清潔にすることは基本ですが、入浴の後は、赤ちゃんの未熟な肌を保護するためにも、保湿を忘れずに行って下さい。
顔や体だけでなく、忘れがちな耳たぶや耳の裏も、保湿してあげて下さいね。
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