突然顔にポツっとできるニキビ。毎回同じところにできたり、生理前になると決まって出現したりと、大人になってからのニキビには悩まされている人も多いのではないでしょうか。実は大人のニキビは、思春期のニキビとは原因も対策も全く異なります。場所ごとの正しいケアで、ニキビを撲滅しましょう!
大人ニキビができやすい場所は5つ
10代の頃のニキビは、思春期ならではのホルモンバランスの崩れによる過剰な皮脂分泌が原因なのに対し、大人になってからのニキビはさまざまな要因が考えられます。とくに以下の5つの場所は、繰り返しニキビができたり、一度できるとなかなか治りにくかったりと、悩んでいる人が多い場所です。
- おでこ
- 口まわり
- あごやフェイスライン
- 頬
- 背中
思い当たる人も多いのではないでしょうか? やみくもに皮脂を取ったり、何度も洗顔をしたり、そんな間違ったケアがニキビをさらに悪化させているかもしれませんよ。
場所別、ニキビの原因と対策
大人になってからのニキビは、どこにできるかによって原因や対策も異なります。それぞれの場所にできるニキビの主な原因と対策をご紹介します。
おでこのニキビ
原因その1 シャンプー剤や洗顔料などのすすぎ残し
洗髪時、シャンプー剤やトリートメント剤を洗い流すときは、どうしても顔にもかかってしまいます。そのすすぎ残しが皮膚に残ってしまうことで毛穴がふさがれ、ニキビの原因になることが考えられます。洗顔料も同様に、すすぎを十分に行わないと、残った洗顔料が毛穴をふさいでしまう可能性があります。
対策
洗髪時は髪の生え際までしっかり洗い流し、洗髪後に洗顔をするようにしましょう。洗顔のすすぎは、ぬるま湯で最低でも30回は行い、汚れや洗顔料はしっかりオフします。
原因その2 前髪が触れる
毛髪は外気にさられ、思った以上に汚れているものです。さらにヘアワックスやスプレーなど、整髪料も付着しています。整髪料や汚れを含んだ前髪がおでこに触れることで刺激になり、毛穴がふさがれ、おでこにニキビができる場合があります。
対策
前髪がおでこにかかっているなら、思い切っておでこを出すヘアスタイルにしてみてはいかがでしょうか。すでにおでこにニキビができてしまっている人も、隠すために前髪を下ろしていると刺激になったり雑菌が繁殖しやすくなったりするので、早く治すために前髪は上げましょう。
口まわりのニキビ
原因その1 胃腸の不調
暴飲暴食、脂っこいものや辛い物など刺激の強いものの食べ過ぎによって、胃腸が弱ってしまうと、口まわりにニキビができやすくなります。胃腸機能が低下すると、肌に必要な栄養分がうまく吸収できないほか、便秘の原因にも。体内に便が長くとどまることで有害物質が発生し、口まわりにニキビが出やすくなります。
対策
食事は腹八分目、甘いものや揚げ物などの脂っこいメニューは避け、バランスのよい食生活を心がけましょう。
あごやフェイスラインのニキビ
原因その1 ホルモンバランスの乱れ
生理前にニキビができやすい場所が、あごやフェイスライン。生理前になると皮脂分泌を促す黄体ホルモンが増え、皮脂が増えることで角栓が毛穴を塞ぎ、ニキビの原因になってしまいます。
対策
女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンを含む、納豆や豆腐などの大豆製品を日頃から積極的に食べるようにしましょう。
原因その2 手や指による接触
あごを無意識に触ったり、頬づえをつくクセがある人は、雑菌が付着し、ニキビを誘発してしまいます。また接触による刺激で角質層が厚くなることも、ニキビの原因になると考えられます。
対策
無意識のクセや行動は意識することで正していけるはずです。気づいたらすぐにやめるようにしましょう。また、頬づえなどのクセはだらしない印象を与えると自覚することで、早く改善ができますよ。
頬のニキビ
原因その1 乾燥
頬は顔の中でも皮脂の分泌量が少ない場所、乾燥がニキビの原因になることもあります。ニキビは、皮脂が毛穴に詰まってアクネ菌が増殖することが直接的な原因となってできますが、肌が極度に乾燥した状態では肌のバリア機能が弱まり、少しの皮脂でも毛穴が詰まり、ニキビができてしまいます。
対策
皮脂を取り除くケアばかりをしている人はますます悪化させている状態なので、今すぐストップを。乾燥によるニキビの場合は、保湿ケアをしっかり行うことが大切です。水分を保持している細胞と細胞の隙間を埋める角質細胞間脂質、セラミドが不足している状態なので、セラミドを含むコスメなどでケアするのが有効です。
原因その2 寝具の汚れ
頬は寝ているときに寝具に触れる面積が多い場所です。人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われており、想像以上に寝具は汚れています。寝具をたまにしか洗濯しない人は、雑菌の繁殖が心配です。
対策
寝具の中でもとくに枕カバーは頬に触れやすいので、常に清潔に保ちたいものです。毎日洗濯するのが理想ですが、何枚も替えを用意するのは大変ですよね。フェイスタオルを枕カバーにかぶせて、こまめにタオルを清潔なものに交換しましょう。
背中のニキビ
原因その1 皮脂の分泌
背中は毛穴や皮脂量が多いので、毛穴が詰まりやすく、ニキビができやすい部分です。
対策
汗や皮脂がたまらないよう、通気性のよい肌着を身に着け、清潔に保ちましょう。
原因その2 洗い残し
背中は自分では見えにくい場所なので、洗い方が不十分になりがちです。また、シャンプーやトリートメント剤の洗い残しも、毛穴を詰まらせる原因になり、ニキビにつながります。
対策
ボディソープが体に残らないようにしっかり洗い流すのが基本です。シャンプーなどのすすぎ残しが背中に残らないように、シャンプーをしたあとに体を洗うようにしましょう。また、すでにできているニキビは、ナイロンタオルやボディブラシなどでゴシゴシ洗うのはやめ、泡立てたボディソープを手にとり、やさしく洗うようにします。
あらゆるニキビに共通する原因も!
それぞれの原因と対策をご紹介してきましたが、共通する原因もあります。
睡眠不足
睡眠不足が肌の不調を招くことはご存知のことと思いますが、ニキビとも深い関係があります。夜12時にはベッドに入り、7時間は睡眠をとるように心がけてください。とくに、入眠して3時間後が大切です。美肌を作る成長ホルモンの活発が最も盛んなので、この時間帯は途中でのどが渇いて目覚めたりしないよう、寝る前にコップ1杯の水を飲んでおきましょう。
偏った食生活
栄養バランスの悪い食事は、肌の新陳代謝を低下させ、ニキビ肌の原因になります。脂肪分が多いものや糖分、刺激物です。これらの食品は皮脂腺を刺激し、皮脂を過剰に分泌させてしまう可能性があります。ニキビの原因となる皮脂分泌を抑える働きがあるビタミンB群、抗酸化作用があり、ニキビの炎症を抑え、肌の生まれ変わりをサポートしてくれるビタミンCが多く含まれる食品を積極的に食べましょう。野菜類や豚肉、納豆、卵やレバーなどがおすすめです。
ストレス
ストレスはあらゆる肌トラブルを引き起こす要因ですが、ニキビも例外ではありません。ストレスを感じると、抗ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されますが、このコルチゾールには、皮脂分泌を活発にする作用がある男性ホルモンの分泌を増やす働きもあります。このため、皮脂が過剰に分泌されてニキビができやすくなります。ストレスと無縁の生活は難しいですが、休日は趣味や友人との時間を大切にし、気分をリフレッシュしましょう。
まとめ
大人のニキビはさまざまな原因が複雑に絡み合っており、間違った思い込みケアが悪化させ、治りにくさに拍車をかけてしまっています。ニキビができる原因は場所によって異なるということを理解し、適切な対策をとることが重要ですよ。