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| タイトル: | 再公表特許(A1)_ニキビ肌用皮膚外用剤 |
| 出願番号: | 2008003956 |
| 年次: | 2011 |
| IPC分類: | A61K 8/34,A61K 8/60,A61K 31/05,A61K 31/22,A61K 31/7034,A61P 17/10,A61P 43/00,A61K 45/00,A61K 31/445,A61K 31/205,A61K 36/06,A61K 36/18,A61K 36/71,A61K 36/75,A61K 36/53,A61K 36/28,A61Q 19/00 |
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前田 さおり杉本 華子 JP WO2009084200 20090709 JP2008003956 20081225 ニキビ肌用皮膚外用剤 花王株式会社 000000918 特許業務法人アルガ特許事務所 110000084 有賀 三幸 100068700 高野 登志雄 100077562 中嶋 俊夫 100096736 村田 正樹 100117156 山本 博人 100111028 前田 さおり 杉本 華子 JP 2007335625 20071227 A61K 8/34 20060101AFI20110415BHJP A61K 8/60 20060101ALI20110415BHJP A61K 31/05 20060101ALI20110415BHJP A61K 31/22 20060101ALI20110415BHJP A61K 31/7034 20060101ALI20110415BHJP A61P 17/10 20060101ALI20110415BHJP A61P 43/00 20060101ALI20110415BHJP A61K 45/00 20060101ALI20110415BHJP A61K 31/445 20060101ALI20110415BHJP A61K 31/205 20060101ALI20110415BHJP A61K 36/06 20060101ALI20110415BHJP A61K 36/18 20060101ALI20110415BHJP A61K 36/71 20060101ALI20110415BHJP A61K 36/75 20060101ALI20110415BHJP A61K 36/53 20060101ALI20110415BHJP A61K 36/28 20060101ALI20110415BHJP A61Q 19/00 20060101ALI20110415BHJP JPA61K8/34A61K8/60A61K31/05A61K31/22A61K31/7034A61P17/10A61P43/00 121A61K45/00A61K31/445A61K31/205A61K35/72A61K35/78 CA61K35/78 FA61K35/78 KA61K35/78 QA61K35/78 TA61Q19/00 AP(BW,GH,GM,KE,LS,MW,MZ,NA,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),EP(AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MT,NL,NO,PL,PT,RO,SE,SI,SK,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BH,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,GT,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KN,KP,KR,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PG,PH,PL,PT,RO,RS,RU,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC,VN,ZA,ZM,ZW 再公表特許(A1) 20110512 2009547897 29 4C083 4C084 4C086 4C087 4C088 4C206 4C083AA031 4C083AA032 4C083AA111 4C083AA112 4C083AA122 4C083AB032 4C083AB282 4C083AC022 4C083AC072 4C083AC102 4C083AC122 4C083AC172 4C083AC182 4C083AC302 4C083AC341 4C083AC342 4C083AC422 4C083AC432 4C083AC442 4C083AC471 4C083AC472 4C083AC482 4C083AC582 4C083AC642 4C083AC662 4C083AC711 4C083AC712 4C083AC812 4C083AC851 4C083AC852 4C083AD022 4C083AD042 4C083AD092 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本発明はニキビの予防・改善効果に加え、ニキビ痕の色素沈着を予防・改善する効果にも優れた、安全性の高いニキビ肌用皮膚外用剤、及びP.acnes組成物に関する。 ニキビ(尋常性座瘡)の病態は、大きく、1)非炎症性皮疹である面皰、2)赤色丘疹などの炎症性丘疹、3)瘢痕、4)炎症後色素沈着に分けられる。その治療は、病態に応じて、1)局所外用療法、2)全身内服療法、3)理学的療法の3種の治療法を単独或いは組合せて実施されている。このうち局所外用療法は、瘢痕以外の症状に対して有効な治療方法とされており、これまで様々な有効成分を配合した外用剤が開発されてきた(非特許文献1)。 ニキビの発症機序は大きく二つの段階に分かれる。第一段階は面皰形成であり、第二段階は炎症惹起である。面皰は、過剰な皮脂分泌と毛孔部の角化亢進により、毛孔が閉塞されて毛包内に皮脂が貯留することによって形成される。面皰は、皮膚常在菌である嫌気性細菌プロピオニバクテリウム・アクネス(Propionibacterium acnes、以下、P.acnesと略称する)に適した生息環境であるため、面皰では、その菌数が増加し、細胞外炎症誘発物質が産生されるため、赤色丘疹などの炎症性丘疹が惹起される(非特許文献2)。 ニキビの予防・改善対策としては、毛穴の閉塞原因となる皮脂(トリグリセリド)や角質肥厚を防ぐ洗顔、ビタミンB6といった抗脂漏剤の使用、レゾルシンやサリチル酸などによる不要な角質の早期剥離、P.acnesの生育を阻害するイソプロピルメチルフェノールのような殺菌効果の高い抗菌性物質による悪化防止、抗炎症剤の使用などが知られている(非特許文献3)。 また、炎症後の色素沈着に対しては、ビタミンC(アスコルビン酸)誘導体による局所外用療法が注目されており(非特許文献1)、さらに、チロシナーゼ活性阻害剤と抗菌或いは抗ニキビ剤を組み合わせることで、ニキビ痕の黒ずみを予防或いは改善する手法が報告されている(特許文献1、2)。 一方、P.acnesを含めた皮膚に存在する常在菌には、ニキビやフケ等の原因となるものの他に、病原菌の侵入に対するバリア的な機能を担っているものもあり、殺菌力の強い抗菌性物質を用いた抗ニキビ製剤は、皮膚にとって有益な常在菌の生育までをも阻害してしまうという虞れがある。そこで、特に皮膚の表層において、脂質の分解やアルカリ中和といった有益な役割を担っている細菌Staphylococcus epidermidis(以下、S.epidermidisと略称)等の菌叢の維持を目的とした化粧料の提案などが行われている(特許文献3)。 また、植物抽出エキスを使用したニキビの予防・改善技術としては、植物抽出エキスの抗菌・殺菌活性、皮脂抑制・吸収活性、リパーゼ阻害活性、テストステロン5α−リダクターゼ阻害活性、アンドロゲン受容体結合阻害活性を利用した技術が報告されている(特許文献4〜8参照)。 従来、ロドデンドロール及びその誘導体、ロドデンドロールを含有するメグスリノキ抽出エキスは、しみ・そばかす等の皮膚の色素沈着を予防・改善させる成分として知られているが(特許文献9〜11参照)、ロドデンドロール等の特異的な抗菌効果については知られていない。特開2002−145802号公報特許第2883368号明細書特許第3524169号明細書特開平3−39710号公報特開2002−145793号公報特開2004−161623号公報特開2005−8572号公報特開2006−241059号公報特許第3340928号明細書特許第3340935号明細書特許第3455406号明細書FRAGRANCE JOURNAL、2007年、第35巻、第5号、p.12−17COSMETIC STAGE、2007年、第1巻、第5号、p.23−27FRAGRANCE JOURNAL、2003年、第31巻、第3号、p.23〜28 本発明は、下記一般式(1)で示されるロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種以上を含有することを特徴とするニキビ肌用皮膚外用剤、及び抗P.acnes組成物を提供するものである。(式中Rは、水素原子、炭素数2〜20のアシル基又は単糖類若しくは二糖類の糖残基である。) また、本発明は、上記ロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種以上の、ニキビ肌用皮膚外用剤及び抗P.acnes組成物製造のための使用を提供するものである。 さらに、本発明は、上記ロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種以上を皮膚に適用することを特徴とするニキビ治療法及びP.acnes感染症治療法を提供するものである。発明の詳細な説明 本発明は、ニキビの予防・改善効果に優れると共に、ニキビ痕の色素沈着を予防・改善することが可能な、安全性に優れたニキビ肌用皮膚外用剤を提供する。 本発明者は、上記目的に適うニキビ肌用皮膚外用剤及び抗P.acnes剤について研究を進めた結果、全く意外にも、ロドデンドロール又はその誘導体が、皮膚刺激性が低く、ニキビ原因菌であるP.acnesに対する増殖阻害効果に優れること、しかも従来の抗ニキビ成分に比較してS.epidermidisといった本来肌に有用な常在菌に対しては作用が弱いこと、さらには、アスコルビン酸やアルブチンに比較してニキビ痕の予防・改善効果が高いことを見出した。 本発明の皮膚外用剤は、肌トラブルの一つであるニキビの予防、改善、並びにニキビ痕の色素沈着の予防、改善に優れる。また、正常な皮膚バリア機能維持に有益な皮膚常在菌の生育を必要以上に阻害しない。さらに、皮膚に対する刺激性が抑えられ、皮膚外用剤としての安全性にも富んだ特性を有している。 以下、本発明の構成について詳述する。 本発明に用いられる、上記一般式(1)においてRが水素原子であるロドデンドロール[4−(p−ヒドロキシフェニル)−2−ブタノール]は、公知の化合物であり、またメグスリノキ(Acer nikoence Maxim.)などに含まれることが知られている。ロドデンドロールは、従来公知の方法により合成しても、市販品を用いても良い。また、メグスリノキの抽出物から精製したものを使用しても良い。 本発明に用いられるロドデンドロール及びロドデンドロール誘導体には、光学異性体が存在するが、(+)体、(−)体単独でも、またそれらの混合物[(±)と表記、特開平3−251548号公報]を用いることもできる。 本発明で用いられる一般式(1)で示されるロドデンドロール誘導体のうち、Rが炭素数2〜20のアシル基であるアシル化ロドデンドロールは、一般に用いられているものであれば特に限定されるものではない。アシル化ロドデンドロールは、ロドデンドロールを従来公知の方法によりアシル化することにより容易に得ることができる。ここで、該アシル基としてはアセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、ペンタノイル基、ヘキサノイル基、デカノイル基、ラウロイル基等が挙げられるが、安定性、合成の容易さから、直鎖飽和のアシル基が好ましい。そして本発明で用いられるアシル化ロドデンドロールとしては、ヘキサノイルロドデンドロール、アセチルロドデンドロール等の、(+)体、(−)体、(±)を挙げることができる。 本発明で用いられる一般式(1)で示されるロドデンドロール誘導体のうち、Rが糖残基であるロドデンドロール配糖体における糖残基は、還元性の単糖類又は二糖類であり、具体的にはグルコース、ガラクトース、キシロース、マンノース、N−アセチルグルコサミン等の単糖類、マルトース、セロビオース、ゲンチビオース等の二糖類を挙げることができる。本発明の配糖体にはα結合又はβ結合を有する異性体が存在するが、単独でも、またそれらの混合物を用いることもできる。 本発明のロドデンドロール配糖体は、アルブチンの合成方法として既に公知の方法(USP第3201385号)を用いて得ることができる。例えば、トルエン等の有機溶媒中においてロドデンドロールとアセチル化糖を三フッ素化ホウ素やオキシ塩化リン等を触媒として縮合させた後、アルカリ存在下にアセチル基を脱離させることにより、本発明のロドデンドロール配糖体を白色の粉末結晶として容易に得ることができる。またラズベリーケトングリコシドを還元することによっても得ることもできる。さらに、天然物から単離することも可能である。尚、本発明の配糖体には、光学異性体が存在するが、(+)体、(−)体単独でも、またそれらの混合物(±)を用いることもできる。 本発明で用いられる具体的な配糖体としては、ロドデンドロール−D−グルコシド(α及び/又はβ体)、ロドデンドロール−D−ガラクトシド(α及び/又はβ体)、ロドデンドロール−D−キシロシド(α及び/又はβ体)、ロドデンドロール−D−マルトシド(α及び/又はβ体)等の、(+)体、(−)体、(±)を挙げることができる。 これらのロドデンドロール及びその誘導体のうち、抗P.acnes作用が強く、抗P.acnes作用と皮膚常在菌に対する抗菌作用の差が大きい点から、ロドデンドロールが特に好ましい。 本発明で用いられるロドデンドロール又はその誘導体の含有量としては、一般式(1)においてRが水素原子であるロドデンドロールの場合、皮膚外用剤又は組成物の総量を基準として0.1〜5質量%、さらに0.3〜5質量%、特に0.4〜3質量%が好ましい。また、Rが炭素数2〜20のアシル基であるアシル化ロドデンドロールの場合、皮膚外用剤の総量を基準として0.1〜7質量%、さらに0.3〜6質量%、特に0.5〜5質量%が好ましい。また、Rが糖残基であるロドデンドロール配糖体の場合、皮膚外用剤の総量を基準として0.1〜7質量%、さらに0.3〜6質量%、特に0.5〜5質量%が好ましい。 含有量がこれら範囲であれば、P.acnesに対する抗菌効果が特に優れるだけでなく、他の有益な皮膚常在菌に対する影響を最小限に抑えることができる。また、製剤の処方設計においてもより幅広い自由度を得ることも可能となる。 本発明では、上記の有効成分に加えて、表皮細胞セラミド合成促進物質及び/又は炎症抑制効果を有する植物エキスをニキビ肌用皮膚外用剤に配合することにより、一層ニキビ予防・改善並びにニキビ痕の予防・改善効果を高めることが可能となる。 本発明における表皮細胞セラミド合成促進物質としては、ニコチン酸アミド、カルニチン、イーストエキス又はそれを含む菌培養物が挙げられる。本発明では、上記ロドデンドロール類と共に、これらの物質を単独又は必要に応じて2種類以上を組み合わせてニキビ肌用皮膚外用剤に配合することが可能である。 本発明に用いられるニコチン酸アミドは公知の物質であり、天然物(米ぬかなど)から抽出したり、あるいは公知の方法によって合成したものを使用することができる。本発明におけるニコチン酸アミドの含有量は、皮膚外用剤又は組成物の総量を基準として、0.1〜10質量%、特に0.2〜8質量%が好ましい。 本発明に用いられるカルニチンは、4−トリメチルアミノ−3−ヒドロキシ酪酸のことであり、公知の物質である。本願におけるカルニチンとは、L−カルニチン、DL−カルニチン及びそれらの塩酸塩並びにそれらの誘導体を指す。本発明では、これらのうち、カルニチンの塩酸塩である塩化カルニチン、特にL−カルニチンの塩酸塩である塩化レボカルニチンが好ましく用いられる。カルニチン及びそれらの塩酸塩並びにそれらの誘導体の皮膚化粧料への配合については既に開示されており(特開昭51−148042)、また塩化カルニチンが表皮の透過バリア強度を強化させることも知られている(特開平11−302143)。しかしながら、ロドデンドロール及び/又はその誘導体の少なくとも1種以上と組み合わせて使用することにより、ニキビの予防・改善並びにニキビ痕の予防・改善効果を高めることについては報告されていない。本発明におけるカルニチンの含有量は、皮膚外用剤又は組成物の総量を基準として、0.05〜5質量%、特に0.1〜4質量%が好ましい。 本発明で用いられるイーストエキス又はそれを含む菌培養物としては、具体的には、特開平8−217658号公報に開示されているイーストエキス又はそれを含む菌培養物等が挙げられる。イーストエキスとしては、市販の試薬用、工業用酵母抽出エキス等が例示され、具体的には、試薬用イーストのエキストラクト(Difco社製)、工業用原料のイーストエキスであるサイトダイン(ブルックス インダストリース社製)、チトカタライザー(BIO−DELL社製)、PLANTOSOL(Arch Personal Care Products L.P.社製)、TONISKIN(Silab社製)等が挙げられる。また、本発明に用いられるイーストエキスを含む菌培養物としては、例えばイーストエキスを含む培地で培養した乳酸菌培養物、きのこの菌体培養物等が挙げられる。該乳酸菌としては、例えば、Streptococcus thermophilus、Lactobacillus bulugaricus、Streptococcus lactis等が挙げられ、また該きのこ菌体としては、例えばLentinus edodes(しいたけ)、Pleurotus ostreatus(ひらたけ)、Flammuiina velutipes(えのきたけ)、Tuber magnatum(白トリュフ)、Tuber melanosporum(黒トリュフ)等が挙げられる。具体的なイーストエキスを含む菌培養物としては、一丸ファルコス社製のホエイCPA(登録商標)、ファーメンテージセイヨウナシBや、アリスタライフサイエンス社が取り扱うAchromaxyl等が挙げられる。 本発明におけるイーストエキス又はそれを含む菌培養物の含有量は、イーストエキスの場合、(乾燥固形分として)皮膚外用剤又は組成物の総量を基準として0.001〜5質量%が好ましく、特に0.005〜0.5質量%が好ましい。また、イーストエキスを含む菌培養物の場合、(乾燥固形分として)皮膚外用剤又は組成物の総量を基準として0.005〜20質量%が好ましく、特に0.01〜10質量%が好ましい。含有量が上記の好ましい範囲内であれば、ニキビ予防・改善並びにニキビ痕の予防・改善効果の増強が特に優れ、また、色や匂いの点でも良好な製剤が得られる。 本発明における炎症抑制効果を有する植物エキスとしては、サンシシ(Gardenia Florida)、シャクヤク(Paeonia Albiflora root)、キンギンカ(Lonicera japonica flower)、タイソウ(Zizyphus jujuba fruit)、チンピ(Citrus unshiu peel)、トウヒ(Citrus aurantium amara peel)、オウバク(Phellodendron amurense bark)、シラカバ(Betula alba bark)、メリッサ(Melissa officinalis leaf)、ガイヨウ(Artemisia princeps leaf)から得られる抽出物が挙げられる。本発明では、これらの群から選ばれる少なくとも1種以上を配合することが、ニキビの予防・改善並びにニキビ痕の予防・改善効果を高める上でより好ましい。 本発明における炎症抑制効果を有する植物エキスの配合量は、乾燥固形分として、皮膚外用剤又は組成物の総量を基準として0.01〜20質量%が好ましく、さらに0.05〜10質量%、特に0.1〜5質量%が好ましい。含有量が上記の好ましい範囲内であれば、ニキビ予防・改善並びにニキビ痕の予防・改善効果の増強が特に優れる。 また、本発明には抗脂漏剤として知られるビタミンB6関連物質としてピリドキシン、塩酸ピリドキシンをはじめ、ピリドキシンの塩及びその誘導体からなる群から選択される成分を配合することもニキビ治療効果を高める上で可能である。具体的なビタミンB6関連物質としては、塩酸ピリドキシン、ジカプリル酸ピリドキシン、ジパルミチン酸ピリドキシン、グリチルリチン酸ピリドキシン、ジラウリン酸ピリドキシン、トリパルミチン酸ピリドキシン、リン酸ピリドキサール、トリ2ヘキシルデカン酸ピリドキシン等が挙げられる。 また、本発明の皮膚外用剤又は組成物には、前記成分の他、公知の植物エキス、発酵物、薬効成分を配合することができる。 植物エキスとしては、甘草、ジュズダマ、スイカズラ、トウニン、クチナシ、ユキノシタ、チャ実、ツバキ、オーキッド、ゲットウ葉、アンズ果汁、小麦胚芽、ルイボス、メリアアザジラクラ葉、アセロラ種子、カムカム果実、オランダガラシ、エイジツ、プルーン、紅茶、ウーロン茶、海藻、ブクリョウ、ニンジン、アルニカ、イチョウ、カミツレ、クララ、ソウハクヒ、マロニエ、ヒバマタ、タチジャコウウソウから得られる抽出エキス、アボカド油、ブドウ種子油が挙げられる。 発酵物としては、ハス種子発酵、豆乳発酵等が挙げられる。 薬効成分としては、エチルグルコシド、ヒアルロン酸ナトリウム、グリチルリチン酸ジカリウム、デヒドロクレオソール、L−アラニン、L−プロリン、L−セリン、N−メチル−L−セリン、メバロノラクトン、フラビンアデニンジヌクレオチド2Na、酢酸トコフェロール、ニコチン酸トコフェロール、β−カロチン、セラミド2、セラミド3等が挙げられる。 さらに本発明の皮膚外用剤又は組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、前記成分の他、通常、医薬品、医薬部外品、化粧品等に配合される他の成分、例えば油剤、保湿剤、界面活性剤、増粘剤、防腐剤、金属イオン封鎖剤、pH調整剤、水、アルコール類、薬剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、色素、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。 以下、実施例及び比較例に基いて、本発明の特徴について詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。尚、実施例における配合量の%は全て質量%である。実施例1(抗菌性評価) 本発明に係るロドデンドロールの抗菌性の特徴を、以下の抗菌性試験に従って評価した。(試験方法) 日本化学療法学会標準法の寒天平板希釈法に準じて、最小発育阻止濃度(MIC、単位:μg/mL)を測定することにより抗菌性を評価した。即ち、評価試料を〔5000、10000、15000μg/mL〕、又は〔62.5、125、250、500、1000、2000、4000μg/mL〕となるように添加した培地を調製し、表1に示した各種微生物の増殖性をこれら培地を使用して評価した。培地は、P.acnesについてはブレイン・ハート・インフュージョン寒天培地、C.albicansについてはグルコース・ペプトン寒天培地、その他については・ソイビーン・カゼイン・ダイジェスト寒天培地を用い、P.acnesは37℃、嫌気条件下、C.albicansについては25℃、好気条件下で72時間、その他については30℃、好気条件下で48時間培養した後、それらの増殖性を確認した。結果を表2に示す。 上記表2から、本発明のロドデンドロールは、P.acnes、E.coli、S.aureusといった病原性の高い菌に対する抗菌力がレゾルシンと同様に強力であり、一方、皮膚にとって有益なS.epidermidisに対する抗菌力が弱いことが分かる。実施例2〜5、比較例1〜5(ニキビ肌用皮膚外用剤) 下記表3に示す処方に従って、ニキビ肌用皮膚外用剤(化粧水)を調製し、その抗ニキビ効果と皮膚刺激性を、以下に示す評価法に従って評価した。(評価方法)・ニキビ改善効果 顔面にニキビを有する18才から30才までの成人10名(男性5名、女性5名)を1群として各評価試料を評価した。朝晩1日2回、同じ洗顔石鹸にて洗顔後、各々の評価試料をブラインドにて使用させた。使用開始前と使用1週間後の顔面のニキビ状態を目視並びに写真撮影にて比較し、症状の変化について「改善」「やや改善」「変化なし」「やや悪化」「悪化」の5段階にて評価した。・ニキビ痕改善効果 前記の「ニキビ改善効果」の評価者にサンプルの継続連用をしてもらい、使用開始から4週間後の顔面のニキビ痕の状態について、目視並びに写真撮影にて、1週間後の状態と比較し、その変化について「改善」「やや改善」「変化なし」「やや悪化」「悪化」の5段階にて評価した。・皮膚刺激感 それぞれ皮膚に対する刺激性を使用評価してもらい、使用中に刺激性を感じたと回答した人数を結果として記載した。(評価結果) 表3に示された評価結果から分かるように、実施例2〜5の本発明の皮膚外用剤は、他のどの比較例の皮膚外用剤よりも、ニキビ改善効果、ニキビ痕改善効果において優れていた。また、皮膚刺激感においても、刺激を感じた被験者は比較例と比べて非常に少なかった。実施例6〜11(ニキビ肌用皮膚外用剤) 下記表4に示す処方に従って、ニキビ肌用皮膚外用剤(化粧水)を調製し、その抗ニキビ効果と皮膚刺激性を、上記試験と同様に評価した。表4に示された評価結果から分かるように、本発明の抗ニキビ皮膚外用剤はいずれも優れた効果を有するものであった。実施例12〜26、比較例6〜7(ニキビ肌用皮膚外用剤) 下記表5、表6に示す処方に従って、ニキビ肌用皮膚外用剤(乳化組成物)を以下に従って調製した。即ち、(A)成分、(B)成分をそれぞれ75℃にて均一に溶解、次いで(A)成分を攪拌した中へ(B)成分を加え、乳化分散した後、そのまま攪拌しながら温度50℃まで冷却して(C)成分を配合し、温度30℃まで冷却して調製した。 上記に従って調製したニキビ肌用皮膚外用剤の抗ニキビ効果と皮膚刺激性を、上記試験と同様に評価した。その結果を表7に示す。 表7の結果に示されているように、本発明の実施例はいずれも、比較例と比べて抗ニキビ効果において顕著に優れていた。またロドデンドロール類のみの配合(実施例22〜26)と比較して、植物エキスを併用した場合(実施例12〜21)、抗ニキビ効果が増強され特に優れていることが判る。 さらに、以下の処方に従い、常法にて各種抗ニキビ皮膚外用剤を調製し、上記各種評価試験を行ったところ、いずれも優れた抗ニキビ効果を示し、皮膚刺激性も見られなかった。応用例1(化粧水)原料成分 配合量(%)ジプロピレングリコール 12.0濃グリセリン 5.0ショ糖脂肪酸エステル(*1) 0.1モノラウリン酸デカグリセリン 0.05ロドデンドロール 1.0エチルグルコシド 0.02ヒアルロン酸ナトリウム(*2) 0.05クエン酸 0.01クエン酸ナトリウム 0.09フェノキシエタノール 0.1ニコチン酸アミド 0.5甘草エキス(*3) 0.1酵母エキス(注3) 0.1ハス種子発酵エキス(*4) 0.05チンピエキス(*5) 0.05ジュズダマエキス(*6) 0.05タイソウエキス(*7) 0.05スイカズラエキス(*8) 0.05トウニンエキス(*9) 0.05クチナシエキス(*10) 0.05ユキノシタエキス(*11) 0.05チャ実エキス(*12) 0.01ツバキエキス(*13) 0.01オーキッドエキス(*14) 0.05ゲットウ葉エキス(*15) 0.05精製水 残 量 *1;サーフホープSE COSME C−1216(三菱化学フーズ社製)*2;ヒアルロン酸FCH−SU(紀文フードケミカル社製)*3;カンゾウ抽出液BG−J(丸善製薬社製)*4;蓮醸果(テクノーブル社製)*5;チンピ抽出液BG(丸善製薬社製)*6;ヨクイニン抽出液BG−S(丸善製薬社製)*7;タイソウ抽出液BG−J(丸善製薬社製)*8;ファルコレックス スイカズラ SB(一丸ファルコス社製)*9;ファルコレックス トウニン B(一丸ファルコス社製)*10;ファルコレックス クチナシ B(一丸ファルコス社製)*11;ユキノシタエキス(一丸ファルコス社製)*12;茶の実抽出物(丸善製薬社製)*13;ツバキ種子抽出物(丸善製薬社製)*14;ファルコレックス ラン(一丸ファルコス社製)*15;月桃葉抽出液BG(丸善製薬社製)応用例2(化粧水)原料成分 配合量(%)エタノール 5.01,3−ブチレングリコール 4.0濃グリセリン 2.0ジグリセリン 1.0ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 1.0モノラウリン酸ポリオキシエチレン 0.3 ソルビタン(20E.O.)ロドデンドロール−D−グルコシド 2.0グリチルリチン酸ジカリウム 0.1リン酸二水素カリウム 0.07リン酸一水素ナトリウム 0.03デヒドロジクレオソール 0.01メチルパラベン 0.1グリシン 0.01L−アラニン 0.01L−プロリン 0.01L−セリン 0.01N−メチル−L−セリン 0.1L−塩化カルニチン 0.5混合果実抽出液(*16) 0.05アンズ果汁(*17) 0.05小麦胚芽エキス(*18) 0.05ルイボスエキス(*19) 0.05メリアアザジラクタ葉エキス(*20) 0.05シラカバエキス(*21) 0.1シャクヤクエキス(*22) 0.1トウヒエキス(*23) 0.1精製水 残 量 *16;マルチフルーツBSC(Arch Personal Care Products社製)*17;アプリコットエキスK(エスペリス社製)*18;クラリスキン(Silab社製)*19;ファルコレックス ルイボスB(N)(一丸ファルコス社製)*20;ニームリーフリキッド B(一丸ファルコス社製)*21;シラカバ抽出液BG(丸善製薬社製)*22;シャクヤク抽出液BG−JC(丸善製薬社製)*23;トウヒリキッドB(一丸ファルコス社製)応用例3(乳液)原料成分 配合量(%)エタノール 10.0ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O) 1.0メチルフェニルポリシロキサン 1.0ジプロピレングリコール 5.0濃グリセリン 2.0ヘキサノロドデンドロール 1.5ヒアルロン酸ナトリウム(*2) 0.1カルビキシビニルポリマー 0.3水酸化カリウム 0.15フェノキシエタノール 0.1アセロラ種子抽出物(*24) 0.1カムカム果実抽出物(*25) 0.1メリッサエキス(*26) 0.1ガイヨウエキス(*27) 0.1メバロノラクトン 0.1フラビンアデニンジヌクレオチド2Na(*28) 0.01ニコチン酸アミド 1.0塩酸ピリドキシン 0.1トリ2−ヘキシルデカン酸ピリドキシン(*29) 0.1アスコルビン酸硫酸二ナトリウム(*30) 0.1酢酸トコフェロール(*31) 0.1β−カロチン(*32) 0.001精製水 残 量 *24;ニチレイ・アセロラ種子エキスB30(ニチレイ社製)*25;ニチレシ・カムカムエキスB30(ニチレイ社製)*26;ファルコレックス メリッサ B(一丸ファルコ社製)*27;ガイヨウ抽出液BG(丸善製薬社製)*28;FAD(協和発酵社製)*29;NIKKOL VB6−IP(日光ケミカルズ社製)*30;VC−SS(日本サーファクタント社製)*31;酢酸dl−α―トコフェロール(エーザイ社製)*32;βカロチン(ロッシュ社製)応用例4(乳液)原料成分 配合量(%)水素添加大豆リン脂質 1.0コレステロール 0.5スクワラン 2.0マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 0.5セラミド2(*33) 0.51,3−ブチレングリコール 3.0濃グリセリン 3.0ポリグリセリン 1.0スクワラン 1.0ロドデンドロール 1.0ニコチン酸アミド 1.0ヒアルロン酸ナトリウム(*34) 0.1アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体 0.05キサンタンガム 0.05水酸化ナトリウム 0.02フェノキシエタノール 0.3甘草エキス(*3) 0.1酵母エキス(*4) 0.1チンピエキス(*5) 0.05ジュズダマエキス(*6) 0.05タイソウエキス(*7) 0.05スイカズラエキス(*8) 0.05トウニンエキス(*9) 0.05クチナシエキス(*10) 0.05ユキノシタエキス(*11) 0.05チャ実エキス(*12) 0.01ツバキエキス(*13) 0.01オーキッドエキス(*14) 0.05ゲットウ葉エキス(*15) 0.05精製水 残 量 *33;セラミドTIC−001(高砂香料社製)*34;ヒアルロン酸FCH(FCH−120)(紀文フードケミカル社製)応用例5(スキンクリーム)原料成分 配合量(%)セタノール 5.0親油型モノステアリン酸グリセリン 1.0ポリオキシエチレンセチルエーテル(2E.O.) 0.1ショ糖脂肪酸エステル(*35) 0.5植物性スクワラン 1.0精製ホホバ油 1.0精製マカデミア油 0.5水添ポリイソブテン 0.5セラミド3(*36) 0.1ニコチン酸トコフェロール 0.1トリ2−ヘキシルデカン酸ピリドキシン(*29) 0.1オリブ油(*37) 0.1アボガド油(*38) 0.1ブドウ種子油(*39) 0.1濃グリセリン 5.0ロドデンドロール 2.5塩化レボカルニチン 1.0オウバクエキス(*40) 0.1フェノキシエタノール 0.2クロルフェネシン 0.1水酸化カリウム 0.3香料 0.02精製水 残 量 *35;シュガーワックス A−10E(第一工業製薬社製)*36;Ceramide IIIA(コスモファーム社製)*37;クロピュアOL(クローダジャパン社製)*38;クロピュアアボガド(クローダジャパン社製)*39;グレープシード油(日光ケミカルズ社製)*40;オウバク抽出液BG−J(丸善製薬社製)応用例6(美容液)原料成分 配合量(%)エタノール 7.01,3−ブチレングリコール 5.0濃グリセリン 5.0ポリエチレングリコール1000 1.0リゾレシチン 0.3ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 0.5ジイソステアリン酸ポリグリセリン 0.5ロドデンドロール−D−グルコシド 2.5ヒアルロン酸ナトリウム(*2) 0.3カラギーナン 0.2フェノキシエタノール 0.2ファーメンテージセイヨウナシB(注4) 0.1塩酸ピリドキシン 0.05チンピエキス(*5) 0.05ジュズダマエキス(*6) 0.05タイソウエキス(*7) 0.05スイカズラエキス(*8) 0.05トウニンエキス(*9) 0.05クチナシエキス(*10) 0.05シャクヤクエキス(*22) 0.05トウヒエキス(*23) 0.05豆乳発酵エキス(*41) 0.01オランダガラシエキス(*42) 0.01エイジツエキス(*43) 0.01プルーンエキス(*44) 0.01紅茶エキス(*45) 0.01ウーロン茶エキス(*46) 0.01海藻エキス(*47) 0.01ブクリョウエキス(*48) 0.01ニンジンエキス(*49) 0.01カフェイン(*50) 0.01アルニカエキス(*51) 0.01イチョウエキス(*52) 0.01カミツレエキス(*53) 0.01クララエキス(*54) 0.01ソウハクヒエキス(*55) 0.01マロニエエキス(*56) 0.01ヒバマタエキス(*57) 0.01タチジャコウソウエキス(*58) 0.01精製水 残 量 *41;豆乳発酵液(三省製薬社製)*42;WATERCRESS KB(Silab社製)*43;エイジツ抽出液BG−R(丸善製薬社製)*44;プルーン抽出液WC(丸善製薬社製)*45;紅茶リキッド(一丸ファルコス社製)*46;ファルコレックス ウーロン E(一丸ファルコス社製)*47;Phyco ARL EDTA(Codif社製)*48;ファルコレックス ブクリョウ B(一丸ファルコス社製)*49;ファルコレックス ニンジン B(一丸ファルコス社製)*50;茶の素(白鳥製薬社製)*51;アルニカ抽出液BG(丸善製薬社製)*52;イチョウ葉抽出液BG(丸善製薬社製)*53;カミツレ抽出液BG−J(丸善製薬社製)*54;ファルコレックス クララB(一丸ファルコス社製)*55;ファルコレックス ソウハクヒ BG(一丸ファルコス社製)*56;マロニエ抽出液BG−J(丸善製薬社製)*57;ファルコレックス ヒバマタ(一丸ファルコス社製)*58;タチジャコウソウ抽出液BG(丸善製薬社製) 本発明のニキビ肌用皮膚外用剤は、ニキビ予防・改善効果に優れ、ニキビ痕の色素沈着を予防・改善することができる、皮膚刺激が少なく安全性に優れた各種化粧料、医薬部外品、医薬品として利用が可能である。 下記一般式(1)で示されるロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種以上を含有することを特徴とするニキビ肌用皮膚外用剤。(式中Rは、水素原子、炭素数2〜20のアシル基又は単糖類若しくは二糖類の糖残基である。) ロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる1種以上の含有量が0.1〜5質量%である請求項1記載のニキビ肌用皮膚外用剤。 さらにセラミド合成促進物質を含有することを特徴とする、請求項1又は2記載のニキビ肌用皮膚外用剤。 セラミド合成促進物質が、ニコチン酸アミド、カルニチン、イーストエキス及びそれを含む菌培養物からなる群より選ばれる少なくとも1種以上であることを特徴とする、請求項3記載のニキビ肌用皮膚外用剤。 さらに炎症抑制効果を有する植物エキスを含有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載のニキビ肌用皮膚外用剤。 炎症抑制効果を有する植物エキスが、サンシシ(Gardenia Florida)、シャクヤク(Paeonia Albiflora root)、キンギンカ(Lonicera japonica flower)、タイソウ(Zizyphus jujuba fruit)、チンピ(Citrus unshiu peel)、トウヒ(Citrus aurantium amara peel)、オウバク(Phellodendron amurense bark)、シラカバ(Betula alba bark)、メリッサ(Melissa officinalis leaf)、及びガイヨウ(Artemisia princeps leaf)からなる群から選ばれる少なくとも1種以上からの抽出物であることを特徴とする、請求項5記載のニキビ肌用皮膚外用剤。 下記一般式(1)で示されるロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種以上を含有することを特徴とする抗P.acnes組成物。(式中Rは、水素原子、炭素数2〜20のアシル基又は単糖類若しくは二糖類の糖残基である。) ロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる1種以上の含有量が0.1〜5質量%である請求項7記載の抗P.acnes組成物。 下記一般式(1)で示されるロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種以上のニキビ肌用皮膚外用剤製造のための使用。(式中Rは、水素原子、炭素数2〜20のアシル基又は単糖類若しくは二糖類の糖残基である。) ロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる1種以上の含有量が0.1〜5質量%である請求項9記載の使用。 下記一般式(1)で示されるロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種以上の、抗P.acnes組成物製造のための使用。(式中Rは、水素原子、炭素数2〜20のアシル基又は単糖類若しくは二糖類の糖残基である。) ロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる1種以上の含有量が0.1〜5質量%である請求項11記載の使用。 下記一般式(1)で示されるロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種以上を皮膚に適用することを特徴とするニキビ治療法。(式中Rは、水素原子、炭素数2〜20のアシル基又は単糖類若しくは二糖類の糖残基である。) ロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる1種以上の含有量が0.1〜5質量%である組成物を皮膚に適用する請求項13記載のニキビ治療法。 下記一般式(1)で示されるロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種以上を皮膚に適用することを特徴とするP.acnes感染症治療法。(式中Rは、水素原子、炭素数2〜20のアシル基又は単糖類若しくは二糖類の糖残基である。) ロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる1種以上の含有量が0.1〜5質量%である組成物を皮膚に適用する請求項15記載の治療法。 ニキビ予防・改善効果に優れると共に、ニキビ痕の色素沈着を予防・改善することが可能な、皮膚刺激性を示さない安全性に優れたニキビ肌用皮膚外用剤を提供する。 下記一般式(1)で示されるロドデンドロール及びその誘導体から選ばれる少なくとも1種以上を含有することを特徴とするニキビ肌用皮膚外用剤。(式中Rは、水素原子、炭素数2〜20のアシル基又は単糖類若しくは二糖類の糖残基である。)