DHA・EPAサプリに副作用はある?
DHA、EPAサプリによって効果的にこれらの栄養素を補給することができますが、何事にも飲み過ぎには注意したいもの。
DHA・EPAサプリを飲み過ぎた場合、何らかの副作用はあるのでしょうか。ここではこうしたことについて解説していきます。
そもそもDHA・EPAサプリとは何か。
まず、簡単にサプリメントについて説明します。
販売されているサプリは、DHA、EPAともに1粒の中に配合されているものが多く、両者を手軽に摂取することができます。商品にもよりますが、両方の成分合わせて250mg~500mgをサプリによって補給するようになっています。
両方の成分の1日の必要摂取量は1gですので、だいたいその半分程度までをサプリによって補おうというわけです。
これは、食べ物から摂取できるDHA、EPAの分を考慮して、過剰に摂取することが無いようにという配慮もあります。もちろん、これを超えて飲むことも可能ですが、その場合過剰摂取の可能性が出てくるというわけです。
サプリは1日に2錠~4錠を目安に飲むように指定されていることが多く、1錠あたりの含有するDHA、EPAの量もはっきりしています。青魚を食べ過ぎた日などは無理をせず、量を調節して減らして飲むことも可能です。
サプリの配合成分はマグロやサメなどの実際の魚から抽出する場合がほとんどで、天然由来の成分になります。そのほか、セサミンやビタミン類など抗酸化成分が合わせて配合されている場合もあります。
サプリの副作用について
簡単にDHA、EPAを補給できるということは過剰摂取も簡単にできてしまうことになります。その場合、心配になるのが副作用です。
ここではサプリに副作用があるのかどうか考えていきます。
基本的には安全なサプリだけど・・・
基本的にDHAやEPAを多少過剰に摂取しても大きな副作用はないといえます。しかし、オメガ―3系の脂肪酸であるDHAやEPAは、その効果が対となる「オメガ―6系」の脂肪酸とのバランスが崩れてしまうと、体調を崩すことがあります。
まず、下痢や吐き気、さらに鼻血やげっぷなどを催す可能性があります。これはDHAやEPAが脂肪酸=油であることから、消化不良を起こしてしまうからだといわれています。
血が止まらなくなる?!
次に血が固まらなくなることです。特にEPAは血液をサラサラにする効果がありますが、血管を柔らかくして血の巡りがよくなるということは、いったん血が出るとその勢いも強くなってしまうということです。
通常の使用量の範囲内では問題ありませんが、過剰に飲んでしまうと、いったん出血した場合、固まりにくくなります。
大けがをするリスクは高いものではありませんが、例えば歯医者で虫歯の治療をするなど出血があらかじめ予想される場合などは控えてもいいと思います。このような可能性もあるのだと理解しておいてください。
血圧が下がりすぎる?!
そして、血圧が下がりすぎることも注意してください。サプリには血圧を下げる働きがありますが、もともと血圧のすごく低い人や高血圧で血圧を下げる薬を飲んでいる人は注意してください。
特に後者の場合、一時的に極端に血圧が下がってしまう可能性があります。めまいやふらつき程度ならまだいいのですが、倒れてしまったりする場合も考えられます。
降圧剤を飲んでいて、サプリを服用しようと考えている方がいらっしゃいましたら、医師と事前に相談してください。
どんなサプリでも服薬がある場合は医師に相談するのが鉄則!
そのほか、既往症があり恒常的に薬を飲んでいる人は、念のため事前に主治医と相談し指示を仰いでください。サプリは「食品」ではありますが、何かの組み合わせで副作用が出てしまう可能性がありますので、確認をお願いします。
いろいろ書きましたが、用法用量(1日多くても2gまで、3g以上は過剰摂取)を守っていれば、さほど副作用は恐ろしいものではありませんので、安心して服用してください。
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DHA・EPAサプリを飲まないほうがいい人はいる?
DHA、EPAサプリは健康によいもので、過剰摂取を避ければ問題はなさそうだとと書きましたが、体質などから飲まないほうがいい人もいるのでしょうか。
サプリ服用NGの場合について考えていきたいと思います。
既往症で薬を飲んでいる人
降圧剤を飲んでいる人はサプリの過剰摂取には気をつけましょうということは書きましたが、飲むなとはいっていません。しかし、よりリスクの高い症状で治療している場合があります。
DHA、EPA、特にEPAには血液をサラサラにして血のめぐりがよくなることは有名ですが、「ワルファリンカリウム」という脳梗塞や心筋梗塞の治療薬を飲んでいる人は要注意です。
この薬は「血液凝固阻止剤」と呼ばれ、脳梗塞や心筋梗塞の原因となった血栓ができないように作用する薬です。単体だけなら効果的にそれら疾患の治療に役に立ちますが、それに加えてサプリを併用すると、相乗効果で血が止まらなくなります。
まったく止まらなくなるということではありませんが、何か起きた場合のリスクが高くなります。また、血栓が破裂して脳出血などが起きてしまえば目も当てられない状況になります。
そのため、この薬を飲んでいる人は事前に医師とよく相談してください。医師がサプリを飲むのは不可だといえば、飲まないようにお願いいたします。既往症の中でも、血圧系よりも血栓系の疾患の人のほうがより、服用を注意して意識していただきたいもののようです。
また、DHAは脳の神経や細胞に作用しますので、うつ病などの精神疾患の方の場合、効果があるとされていますが、飲んでいる抗うつ薬によってはどのような化学反応が起きるかわかりませんので、やはり事前に医師と相談し、服用すべきではないといわれたら服用はしないようにしてください。
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魚アレルギーがあるんだけど・・・大丈夫?
単に魚が嫌いな人は我慢してでも飲んでいただくことをお勧めしますが(サプリに魚臭さはほとんどありません)、もともと魚アレルギー、特に青魚アレルギーの人はDHA、EPAサプリを飲むことはできるのでしょうか。
ご存じのように青魚アレルギーの人は多く、サバアレルギーなどが有名ですがそのほかの青魚でもアレルギーを持つ人がいます。じんましん程度ならまだいいのですが、アナフィラキシーショックで過呼吸や失神に至る人もいます。
アナフィラキシーショックは血管が拡張して脈拍も早くなりますので、血のめぐりをよくするこのサプリだと余計に症状も重くなりそうですが、実際のところどうなのでしょうか。
結論からいうと、サプリはアレルギーのもととなっているアレルゲンを除去していますので、青魚アレルギーの人が飲んでも症状は起きず問題ありません。ただし、ひょっとすると、DHAやEPAそのものにアレルギーがあるのかもしれません。
さまざまな可能性を考えると、事前に医師の診察を受けたほうがよいと思います。
オキアミから抽出したDHA・EPAも!
また、サプリの多くはマグロなどの青魚からDHA、EPAを抽出していますが、中にはそれ以外の魚介類(オキアミなど)から抽出したものを使っているサプリもあります。不安であれば、そちらを選んで使用されるとよいでしょう・
サプリはネットショップなどで多くの商品を比較しながら購入できますので、ご自身の体質なども考慮してより適したものを選ぶことができます。何か心配なことがあれば医師や、サプリ販売会社の問い合わせ窓口に相談するのも1つの方法です。