INTERVIEW
株式会社ピーチ・ジョン
紙ありきからWEB重視の制作へ。作業フローの見直しには、AdFlowが不可欠でした
株式会社ピーチ・ジョン 営業本部 通販部 部長 情報セキュリティアドミニストレーター 伊吹 ライラさま
女性向け下着などを販売する日本企業。カタログ『PEACH JOHN(PJ)』やWEBでの通販業務、直営店の運営などを行う。現在はメインのPEACH JOHNほか、PJ BEAUTY、SALON、YUMMY MARTという計4ブランドを展開している。
大量なクリエイティブ制作の効率化と、ブランドイメージの統一
相反する課題をクリアしてくれたツール
紙のカタログからWEBへと比重をシフト
膨れ上がった作業量に対応するための解決策を模索していた
単に制作物が管理しやすくなるだけではなく、
AdFlowの一覧性を活かせば、ブランドイメージの統一も容易に
クリエイティブ制作の担当者だけでなく、
紙のカタログやPR、営業など社内各部署でAdFlowを活用していきたい
ー 課 題 ー
紙のカタログからWEBへと比重をシフト
膨れ上がった作業量に対応するための解決策を模索していた
1994年の創業以来、ピーチ・ジョンではカタログを用いた女性下着の通信販売を行ってきた。2005年頃にオンラインショップの運営を開始すると、急激なPCやスマートフォンの普及と相まって、WEBでの売上が大きな比重を占めるようになった。そこで昨年から、紙のカタログ中心の制作からWEBサイト(特にWEB)を重視した制作へとシフト。しかし、WEBサイトでのプロモーションは、スピードも早ければ一つのクリエイティブからの展開数も圧倒的に多い。ハイレベルなブランディングを実現してきたピーチ・ジョンは、紙とWEB両方でのブランドイメージの保持と急激に膨れ上がった作業量への対応という課題に直面した。
現在、ピーチ・ジョンのWEBサイトでは、毎週約2~4つの新コンテンツを追加しており、シーズン単位(1シーズン=13週)では約70~90のコンテンツを制作している。クリエイティブ制作を担う部署には、6名のディレクターを含む22名が在籍。基本的には内部で制作しているが、作業量の増加に比例して外部への発注量も増加していった。しかし、外部とのメールベースのやり取りは煩雑で、そのことも作業上のフラストレーションの一因に。特に、クリエイティブの修正過程が把握しづらく、メールを遡ることや、添付ファイルの確認だけでも一苦労だった。さらに、スケジュールを優先したために、クリエイティブのトーンが統一しきれないという問題も発生していた。
それらの課題をクリアし、より効率的に作業を進行するべく制作進行管理のシステム化を決意。今回は、ピーチ・ジョンへのAdFlow導入を決定した一人である安住祐一さまと、もともとカタログのディレクターだったが、WEBコンテンツの拡大により全制作コンテンツに携わっている伊吹ライラさまにお話をうかがった。
ー 解 決 ー
単に制作物が管理しやすくなるだけではなく、
AdFlowの一覧性を活かせば、ブランドイメージの統一も容易に
▶AdFlowを実際に導入されてみて、いかがですか。
伊吹:まず、制作したクリエイティブがとても管理しやすくなりました。過去の制作物だけでなく、各クリエイティブの修正履歴も追いやすいので“あれが見たい”と思ったとき、すぐに見つけることができます。また、制作物が俯瞰できるようになったので、進行具合を把握しやすくなりました。メールで来たものをチェックして差し戻して……というやり取りを行っていた頃よりも、圧倒的に作業が楽になりました。
安住:制作物の管理や確認だけでなく、他者との連携が取りやすくなったのも嬉しいですね。おかげで、社内へのディレクションとデザイナーのやりとりもスムーズになりました。数年前からAdFlowのような制作管理ツールを、ずっと探していたんです。例えばクラウドやNASなどのストレージサービスを利用して、制作物をアップロードして管理するようになっても、作業フローそのものが変わるまでには至りませんでした。
▶他のスタッフからの反応は、いかがでしたか。
伊吹:導入当初は、紙のディレクターが一番抵抗があったようです。
安住:そうなんです。そこで、最初にWEBチームのチーフ、デザイナーから巻き込んで、社内に浸透させていきました。“ツール自体はいいものなのだから、今後こういうツールを使いこなせない方がまずい!”なんて言ったこともありました(笑)
伊吹:私がWEB業務も担当することになった今年の春の時点では、すでに周りのスタッフはAdFlowを使いこなしていましたね。私自身も実際に使ってみたところ、本当に便利なサービスだと実感しました。スマートフォンから利用、閲覧することも多いのですが、どこにいても使えるので助かっています。
▶外部スタッフとのやりとりも、AdFlowを介しているのでしょうか。
伊吹:そうですね。社内だけでなく、外部の方にも利用していただいています。ですので、内製・外注問わずAdFlow上で確認できるようになっています。必要に応じて顔を合わせた打ち合わせも行いますが、デザインチェックの初校段階からAdFlowを介しています。外部とのやり取りが増えた今、AdFlow上で一括で管理できるのは嬉しいですね。
▶AdFlowを導入したことでメンバーに変化がありましたか?
伊吹:AdFlowを導入後、成果物を比較することで、「複数案出したほうが一発で通りやすい」という実情が見えてきました。以前はお客様に複数案提出することがなかったのですが、最近はその概念がスタッフに浸透してきています。私たちは広告代理業のウェイトが大きく、お客様からクリエイティブ承認を得る機会は多いですから、これは大きな成果だったと思います。
▶クリエイティブの確認や内部・外部との連携の他に、メリットはありましたか?
安住:コンテンツのトーンやタイプをそろえることにも重宝しています。以前は紙で使用するビジュアルをWEBでも使用していましたが、現在は、WEBに重きを置いて、紙・WEB問わずかっこいいものを制作しようという姿勢になりました。そのためには、どちらか一方がかっこよくても意味がなく、どちらも同じくらいブランドイメージを大事にしたクリエイティブを作ることが重要になってきたんです。また過去、例えば昨年上手くいったコンテンツなどの確認、振り返りも容易になりました。
伊吹:AdFlow上にあれば一覧で見れるので、イメージと異なるクリエイティブが混ざっていた時、一目で気付くことができます。AdFlowのおかげで、以前と比べるとトーンがかなりそろってきましたね。
安住:「カタログとWEBサイトでブランドイメージを統一したコンテンツが作りやすくなったので、本当に満足しています。
クリエーティブマネージャー兼 PEACH JOHN編集長
伊吹 ライラさま(左)
営業本部 通販部 部長
情報セキュリティアドミニストレーター
安住 祐一(右)
ー 展 望 ー
クリエイティブ制作の担当者だけでなく、
紙のカタログやPR、営業など社内各部署でAdFlowを活用していきたい
▶AdFlowへの要望などはありますか?
安住:細かい部分ですが、各セクションごとの承認ボタンがあったら便利かもしれないですね。必要な全部署がAdFlow上でクリエイティブを確認し、どの部署の承認まで済んでいるかが目視できるようになったらいいなと思います。1つの案件でも、WEBやカタログ、PR、営業など様々な部署が絡んでくる場合があるのです。AdFlowを使って、うまく情報や進捗の共有をできたらいいですよね。また、アップしているファイルにタグをつけて、タグで抽出&管理できるようになったら嬉しいですね。
伊吹:でも、AdFlowは優れたサービスだと思いますよ。問題なのは、使い方のディテールを社内の人間がわかりきっていないこと。だから、デザイナーによって使い方が違ったりもするんです。ですので、我々自身でうまく使いこなし、WEBとカタログの双方で上質なクリエイティブを制作し続けたいですね。
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