デトックス効果のあるハーブティー
ハーブティーはリラックスして味や香りを楽しめるだけでなく、症状を和らげたり、肌トラブルやダイエットに良いなど様々な効果があり、その効果にはデトックスにつながるものがたくさんあります。
しかしハーブティーの種類は多く、何を選んだらいいのか悩む方も多いと思いますので、それぞれのハーブティーがもたらす主なデトックス効果について紹介していきます(多くのハーブでは複数の効果が見られます)。お茶の飲みかた、いれ方、注意点についても確認してくださいね。
ハーブティーごとの主なデトックス効果
肝臓の機能を高める
■アーティチョーク(チョウセンアザミ)
苦味があるもののさっぱりした味で、ミネラルやカルシウム、アミノ酸を豊富に含みます。肝臓や腎臓の機能を高めるデトックスを期待でき、脂肪・アルコール代謝の促進、コレステロール値抑制、便秘・むくみの解消効果があります。
■ジュニパーベリー
程よい甘味とスパイシーさがあります。リウマチへの効果で有名ですが、肝臓・腎臓の機能を高め利尿・発汗を促す働きもあり、デトックスやダイエットにもおすすめです。むくみ、水太りの方に向いています。
発汗作用が優れている
■エルダーフラワー
マスカットのような風味の飲みやすいハーブティーです。優れた発汗作用がダイエット・デトックスに役立つだけでなく、風邪の特効薬として重宝します。熱々のうちに飲むことで、より発汗を促せます。
カリウムによる利尿作用、花粉症の諸症状の緩和にも効果を発揮します。肌トラブル、美白への効果から、化粧水の材料として使われていて、リンデンフラワーとのブレンドもおすすめ。
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消化促進・整腸作用がある
■オレガノ
消化促進作用がデトックス・ダイエットに役立ちます。風邪や頭痛、腹痛、生理痛、口内炎や呼吸器系疾患など様々な症状を緩和し、リラクゼーション作用はメンタルケアにも用いられます。料理にも使えるハーブです。
■カモミール
見た目もかわいらしいカモミールのハーブティーは、リンゴに似た風味で飲みやすく、初心者におすすめです。強い消化作用が便秘解消に効果的で、生理不順や貧血にも効果があり、鎮静作用はリラックスをもたらします。
■フェンネル
すっきりした甘い香りが特徴で、腸内のガスの排出を促し消化を良くします。利尿・発汗にも効き、むくみ解消のお茶として人気です。更年期障害の緩和にも用いられます。
■緑茶
緑茶のデトックス効果は科学的に立証されています。苦み成分である茶カテキンには、細菌に対する解毒作用があり、食後の緑茶によって食中毒を防いだり、整腸作用、便秘解消を期待できます。
空腹時や食後すぐ、就寝前のタイミングは避け、食後しばらくしてから飲むようにします。デトックス効果のほか、花粉症予防、免疫力アップ、認知症予防、虫歯・口臭予防などにも効果的と言われます。
■フラックスシード
便秘に悩む方におすすめのハーブ。マイルドな味わいで食物繊維が多く、腸のぜんどう運動を活性化して善玉菌を増やします。腸閉そくや腸の炎症がある方は飲まないように注意してください。お茶のほか、ご飯と一緒に炊き込んだり、パンに混ぜて焼くといった食べ方もできます。
利尿作用が高い
■セイヨウタンポポ(ダンディライオン)
かすかな苦みと甘さのあるハーブティーで、強力な利尿作用から「おねしょのハーブ」とも呼ばれるほどです。排尿によって毒素や老廃物を排出し、むくみを解消します。鉄分やミネラル、ビタミンCも豊富で美肌効果を期待できます。
ハーブティーで飲みにくい方は、タンポポコーヒーとして飲んでみてください。ノンカフェインで妊娠中でも安心です。
■バードック
利尿・発汗作用や肝機能強化、血液浄化作用から、デトックスに古くから活用されるハーブです。
■クミスクチン
独特の香りと味があります。ナトリウムや塩素、尿酸などの排出を促し、利尿や腎臓への働きかけによるデトックス作用が注目されます。
■ネトル
ほんのりと甘くまろやかな味わいのネトルには、鉄分やビタミン、葉酸が豊富で、貧血予防や浄血による代謝アップというダイエット効果があります。利尿、花粉症緩和を期待できます。
■よもぎ
近年ではお茶としてだけでなく、よもぎ蒸しでのデトックスも人気です。利尿作用、脂肪を減らす効果があり、血流を良くして冷え性やむくみを解消します。韓国では「痩せるお茶」として有名です。
抗アレルギー作用があるクロロフィルをはじめ、不足しがちな栄養が豊富なので、野菜不足の方におすすめです。
■どくだみ茶
万能薬草として知られるドクダミ茶にも、高い利尿効果による肌トラブル改善、便通改善などのデトックス効果を期待できます。
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抗酸化作用がある
■ハイビスカス
真っ赤な美しいハーブティーです。クエン酸の抗酸化作用により、疲労回復や美肌に効果をもたらします。酸味が苦手な方ははちみつを加えてみましょう。利尿・便秘解消によるデトックス効果があります。
■ローズヒップ
赤い色が美しくほどよい酸味と甘みがあります。ローズヒップにはレモンの20~40倍のビタミンCが含まれ、抗酸化作用による疲労回復、美肌効果を期待できます。そのほか利尿、便通、代謝促進によるむくみ改善、デトックスを期待できます。
ハイビスカスとのブレンドが人気で、2つのハーブを合わせてミキサーで粉砕し、塩おにぎりに混ぜると美味しいですよ。
■ユーカリ茶
ユーカリ茶には、抗酸化作用があるポリフェノールが豊富に含まれます。体の機能が高まるデトックス効果だけでなく、腸の働きを高める便秘解消効果があります。ノンカフェインなので就寝前にも飲むことができ、栄養が豊富で健康維持にぴったりです。
■ルイボスティー
ノンカフェインで妊婦さんに好まれるお茶です。南アフリカでは「不老長寿のお茶」とよばれるほどの抗酸化作用があり、むくみや便秘を解消するデトックス効果でも知られています。血液循環やリンパの流れを良くすることで、体のバランスが整っていきます。
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ハーブティーの飲みかた、いれ方、注意点
夏場はアイスティーとして楽しむのもいいですが、体を冷やすのはあまり良くないためホットティーがおすすめです。ホットなら香りも楽しめます。1日2~3杯程度が良いでしょう。
はじめに、ティーポットとカップを温めるために、一度お湯を注いで捨てます。ティーポットに茶葉小さじ1杯を入れて、カップ1杯分のお湯を注ぎ、5分ほど蒸らしてからカップに注ぎます。茶こし付きでないティーポットでは、カップへ注ぐとき茶こしを忘れないようにしましょう。
タイミングとしてはリラックスできる時間にゆっくり楽しむのが良いですが、利尿作用のあるハーブを就寝前に飲むとトイレに起きてしまい、眠りが浅くなってしまうので注意します。
ハーブティーは体にいいから・・・とむやみに飲めばいいものではありません。薬ではなくても体の中で何らかの変化をもたらすものであり、例えば子宮を刺激するフェンネルは妊娠中の方には厳禁です。持病がある方、妊娠中・授乳中、服薬中の方はまずは担当医に相談してください。
- 肝臓機能を高めるのはアーティチョークやジュニパーベリー
- エルダーフラワーには発汗作用のほか美肌効果も
- 消化促進ならオレガノ、整腸作用ならフェンネルなど
- セイヨウタンポポには強い利尿作用がある
- ハイビスカスやローズヒップには抗酸化作用が期待できる
- ホットティーで楽しみ、不安な方は医師に相談を