夏の代表的な野菜として焼きナスや煮浸し、麻婆茄子やカレーの具材などとしても食べれらることの多い野菜「なす」。
皆さんは普段食べていらっしゃいますか。
なすというと、独特の柔らかな食感やその見た目から子供の嫌いな野菜ランキングで1位を取るなど、あまり好きじゃないという方も多い野菜の一つ。
健康にいいってイメージがあるわけでもないし、あんまり食べようと思えないという方結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
しかし、そんな「なす」にネガティブな対するイメージも今日で終わりかもしれません。
実はなすの中には、美容やダイエットに効果を発揮してくれる栄養素が含まれているようなんです。
そこで今回は、そんな「なす」にどんな栄養が含まれているのか、どんな効果があるのか、気になる情報をまとめてご紹介していきます。
なすは栄養が”ある”野菜…?
あまり栄養がなさそうなイメージが強い野菜「なす」ですが、果たしてこのイメージというのは当たっているものなのでしょうか。
結論から言うならば、このイメージは半分正解でもあり、半分”誤り”でもあると言えます。
確かになすはそのほとんど実に94%が水分で構成されている野菜で、ブロッコリーのように豊富なビタミンCを含んでいるわけでも、アボカドのように豊富なミネラルを含んでいるわけでもありません。
それどころかナスに含まれている栄養自体、その栄養量は少ないといっていいほどしか含まれてもいません。
しかし、なすに含まれる栄養には一つ大きなメリットも存在するんです。
それがなすに含まれる栄養素の種類の豊富さ、バランスの良さ。
なすに含まれる栄養素は料こそは少ないものの、これからご紹介していくナスニンやカリウム・食物繊維などを含め、ビタミンB1やビタミンC、各種ミネラル類など、様々な栄養素が少量ずつバランスよく含まれているんです。
現代人の食生活は栄養バランスが偏りやすいといわれていますから、このバランスの良さは結構大きなメリットと言えるでしょう。
うまいこと「なす」を食事の中にを取り入ることが出来れば、不足しがちな栄養を補給し健康を守るためにも効果を発揮してくれることが期待出来るわけですからね。
なすのカロリーはとっても低い?
ダイエット中といえば、何よりも気になってしまうのが食べるものの”カロリー”ですよね。
何を食べるにしてもそれがどのくらいのカロリーがあるのか、食べて太ってしまわないか、はっきりわからないと意外と不安になってしまうものですから。
それがたとえ野菜であっても、気になってしまうのはある意味当然といえます。
さて、そこで本題である「なす」のカロリーについてですが、これが調べてみるとかなりの低カロリー食品だということが分かりました。
なんとなすのカロリーは、100g当たりでわずか22kcal。
ただでさえヘルシーな野菜の中でも、トップクラスといってもいいほどの低カロリーなんです。
なすは料理次第で副菜はもちろん、メインのおかずにだってなれちゃう食材ですから、このカロリーの低さはかなり大きい存在。
ダイエット中の献立に組み込めば、低カロリーと栄養価を意識しつつよりバリエーション豊かで飽きの来ないダイエット食を作ることが出来ますよ。
食物繊維がダイエットを助ける?
独特の食感を持つなすの中には、お腹のお掃除役としてお馴染みの栄養素「食物繊維」も含まれています。
この食物繊維は、お腹の中をゆっくりと進むことで腸内を掃除し便秘の解消を促す働きをするほか、実はダイエットにも効果を発揮してくれる栄養素でもあります。
体内に入った食物繊維は、お腹の中を綺麗にし便の排出を促すとともに、食事によって摂取された脂肪分をからめとり便と一緒に排出する働きがあるんです。
つまり脂肪が体に蓄積・吸収されるのを防ぐ、肥満防止効果があるといえるわけですね。
またこの食物繊維には、もう一つのダイエット効果として食べすぎの防止と間食の防止効果も備えています。
食物繊維はお腹に入ると水分を吸収して膨らむ性質を持っており、胃の中をいっぱいにし満腹感を高めることで「食べすぎ」を防止。
さらに併せ持つ消化がしにくいという性質によって、長い時間お腹の中にとどまることで満腹感自体を持続させ、お腹をすきにくくさせることでおやつなど間食を防止する効果を発揮してくれるんです。
食べすぎも間食もどちらもダイエットの大敵と言える存在ですから、この2つを防げるのはダイエットはもちろんリバウンドの防止にもとっても効果的と言えるんですよ。
脂肪の代謝を促せる?
少量ながら様々な栄養をバランスよく含むなすの中には、ダイエットや肥満の防止に活躍してくれる栄養素も存在します。
それが、脂質の代謝を促す働きを持った栄養素「コリン」。
この「コリン」という栄養素は、体内に入ってきた糖質や脂質を次々に代謝つまりエネルギーに変換するのを助ける働きを持っており、糖質や脂質が体内に蓄積するのを防いでくれるんです。
脂質というのは蓄積されることで体脂肪へと変わってしまいますし、糖質も脂肪をため込む性質を持っている物質ですから、これらを代謝してしまうことはすごく重要なことですよね。
脂肪が増えにくい分太りにくく、肥満の防止やダイエットにも効果的といえるわけなんですよ。
なすは抗酸化作用が凄い!
先ほどご紹介した通り、94%が水分でできているナスは、イメージ通りあまり栄養豊富な野菜というわけではありません。
”カロリー(エネルギー)”も低いですし、ビタミン類なども量自体は多くは含まれていませんからね。
しかし、かといって「なす」は栄養的に食べる価値のない野菜というわけでは決してありません。
なぜなら「なす」の中には、誰もが必要とする素晴らしい”栄養効果”が備わっているんです。
それが、近年美容面でも健康面でも注目を浴びている効果”抗酸化作用”。
実はなすには、なすの紫色の素にもなる「ナスニン」と呼ばれるポリフェノールの一種が豊富に含まれているため、優れた抗酸化作用を発揮することが出来るんです。
美肌も健康も助ける抗酸化作用とは?
なすに優れた抗酸化作用があると分かったところで、疑問になってくるのがそもそも「抗酸化作用」とは何なのかという点ですよね。
この抗酸化作用というのは、簡単に言ってしまうと体に悪い影響をもたらす体の”酸化”という現象を防ぐ働きのことを指します。
厳密にいうならば、この酸化の原因物質である「活性酸素」を除去する働きのことですね。
体の酸化は、美容面では老化の進行やシミやしわなどの肌トラブル、健康面では動脈硬化や生活習慣病などの原因になるもの。
ストレスや紫外線、不規則な生活や偏った食事などによってどんどん進行してしまうため、この酸化の原因物質を取り除ける抗酸化作用は、今や健康においても美容においても必須ともいえる栄養効果になっているんですよ。
むくみを解消するカリウムが豊富
「なす」に含まれるカリウムという栄養素には、多くの女性たちの悩みでもある体の「むくみ」を解消する効果があります。
このカリウムは、塩分の摂り過ぎなどによって崩れてしまった体の水分バランスを、利尿作用と塩分を排出することによって正常に戻すことで、むくみの解消につなげる働きをしてくれるんです。
現代の食事はコンビニのお弁当やファストフードなど塩分の多いものばかり、どうしても体内の水分バランス崩れやすくなってしまっています。
だからこそ積極的にカリウムを含む食品を食べておくことは、体のむくみを予防する意味でも非常に効果的といえるわけですね。
日常的にカリウムを摂取しておけば、もうパンパンに膨らんだ足や顔に悩まされることは無くなるかもしれませんよ。