赤ちゃんを出産した後、「すぐに妊娠前の体重に戻った!」というママは決して多くはないはずです。
妊娠中についてしまった脂肪を落とそうと無理をすれば母乳の出が悪くなりますし、体力・筋力が落ちてなかなか運動が続かないことも。
赤ちゃんと過ごす毎日の中では、ダイエットに費やす時間もありませんよね。
始めるきっかけをつかめないまま、増えた体重はそのままに…とならないためにも、始めるに適する時期や効果的なダイエット方法についてお話します。
スタートは産後1カ月を過ぎてから
出産後1カ月は、ママの体を回復させることに集中しましょう。ダイエットを始めるのなら、その後です。
最初は徐々に始めましょう。
産後すぐから体型が戻らないことを気にするママは多いと思います。しかし、産後は体がとてもデリケートな状態で、無理な体勢や過度な食事制限は、体の回復を妨げることになってしまいます。
子育ては体力勝負というくらい、体が基本となりますので、まずは体の回復を最優先に考えてください。
精神的にも余裕が出来てから始めても遅くはありません。
少しずつ行動範囲が広がります。
産後1カ月は家の中でゆっくり過ごしましょう。その後は、急に過度な運動を始めるのではなく、最初はゆっくりとベビーカーを押しながらのお散歩から始めてください。
家の中で軽いストレッチをすることも効果があります。
赤ちゃんの成長はとても早く、3カ月になると子育てサロン等へも行けるようになりますし、半年、1年が過ぎるのもあっという間。
チョロチョロと歩くようになると、ママもゆっくり座っている暇がなくなります。
そのように、赤ちゃんの成長とともに行動範囲が広がり、ママが必然的に動かなければならない場面も増えて行きます。
産後ダイエットも焦らずに、生活リズムに合わせてゆっくり進めましょう。
産後ダイエット3つの方法
産後ダイエットは、『赤ちゃんと過ごす毎日の中できること』が続ける秘訣です。
①きちんと食べる!正しく食べる!
産後は母乳を出すために、しっかり栄養を摂取しなければなりません。そのため、『食事制限』は良くありません。
食べない・減らす・偏るという食生活は絶対に避けてください。
栄養バランスのととのった食事を適量摂ることで、質の良い母乳を作り出しながら無駄な脂肪を落として行きましょう。
②赤ちゃんと一緒に、楽しく動く!
産後のママは、毎日ウォーキングやスポーツジム等、時間と場所を決めて行動することが難しいものです。
それならば、赤ちゃんと一緒の生活を逆に利用して、家の中や家の周囲でできる運動を行いましょう。
赤ちゃんと一緒にできる運動なら、ママも気軽に継続できますし、赤ちゃんもママと過ごす時間を楽しめて一石二鳥です!
③『骨盤ケア』がダイエットに!?
一生懸命に食事管理や適度な運動を続けても、根本となる骨盤が歪んでいると、余計な部分に脂肪が付きやすくなります。
骨盤を正常な位置に戻すことで、姿勢が良くなり、下腹部やお尻周りがスッキリ見えるようになります。
産後ダイエット①【食生活で効果的な方法】
毎日の食事で“我慢”することはストレスのもと。しっかり栄養を摂りながら、無理なく続けるダイエット方法をご紹介します。
噛む野菜を1つは取り入れて!
ゴボウ・蓮根・キャベツなど、しっかり噛まなければ飲み込むことのできない硬めの野菜を1つは取り入れましょう。
噛むことで脳の満腹中枢が刺激され、「お腹いっぱい!」と感じやすくなります。
柔らかい物を減らすと考えるとストレスが溜りますが、硬いものをプラスすることで自然と柔らかい物が減らせれば、無理のないダイエットができます。
ローカロリー食材でカサ増し!
麺類を食べるときには、半量を切り干し大根にするのがおすすめです。
お肉類の炒め物や煮物には、お肉や油揚げ、芋類よりこんにゃくやしらたき、きのこ類を多く入れるとかなりのカロリーダウンになります。
サラダはマヨネーズ系ではなく海藻や春雨等をたっぷり入れた野菜サラダの方が良いですよね。
ドレッシングを使いたい場合は、ノンオイルがおすすめです。
このように、カロリーが低い食材を上手に取り入れて行くことで、お腹をしっかり満足させつつダイエットにつながります。
産後ダイエット②【赤ちゃんと一緒に運動する方法】
赤ちゃんと過ごす毎日の中には、一生懸命運動をするのと同じくらいの運動量になることがたくさんあります!
部屋の中は常に整理整頓
ティッシュやゴミ箱は、常に手の届く場所にありませんか?赤ちゃんのオムツやお尻拭きは?
これらを各部屋に置いておくのは便利ですが、いつでも手が届くのは、“動かない原因”になります。
置く場所を1カ所に決めておくと、取に行く・片づける度に動かなければなりません。
つまり、必要外に物を置かない・常に片づける癖を付けることがダイエットにつながるのです。
毎日片手で赤ちゃんを抱っこしながら掃除機をかけたり、おんぶしながら階段掃除をしたりと、特別に運動をする時間を作らなくても、日常的に動く時間はたくさんあるのです。
赤ちゃんと遊びながら動く!
赤ちゃんを抱っこしながらスクワットをしたり、お腹に乗せて腹筋をしたりとねんね期でも家にいながら運動になる遊びはたくさんあります。
3カ月を過ぎたらベビーカーを押してのお散歩では少し早歩きにするよう心がけるのも良い運動になりますし、ハイハイするようになれば体育館等、広い遊び場に連れて行って一緒にハイハイをして遊ぶのもおすすめです!
産後ダイエット③【骨盤のケア方法】
産後に体型が変化して元に戻りにくい!というママは、骨盤が歪んでいることが原因かもしれません。
骨盤ベルトを活用する
産後は骨盤が開いた状態になっており、数か月かけて徐々に元に戻って行きます。
しかし、まったくケアをしなけれれば開いた骨盤がそのままになってしまったり、歪んでしまいます。
それが、下腹部を中心に余計な脂肪が付きやすい原因となります。
各メーカーから様々な骨盤ベルトが販売されていますので、活用することで骨盤の状態が整い、自然と脂肪が落ちるママもたくさんい
ます。
骨盤矯正エクササイズ
骨盤矯正エクササイズは、家にいながら、家事や育児の合間に出来るもの。寝る前の少しの時間や、赤ちゃんのお昼寝の時間などに実践してみると良いでしょう。まとまった時間がとれるママは、骨盤矯正を主としたヨガやピラティスの教室に通うのもおすすめです。
産後ダイエットには気持ちの余裕も必要です。
ダイエットが思うように進まず、イライラしてしまうと赤ちゃんの心の成長にも悪影響を及ぼします。
ゆとりを持った生活を心がけて!
母乳育児をするママは食欲が旺盛になる傾向にあります。それは母乳を作り出すために必要な生理的な欲求であり、正常なことです。
また、頑張りたいのに運動する時間が作れない、これも育児中であるからこそ物理的に仕方のないことです。
気持ちばかりが焦るとイライラしてしまい、そのイライラは赤ちゃんに伝わります。
いつもニコニコと笑顔を忘れず、ゆとりを持った生活を心がけてください。
気持ちに余裕があれば、ダイエットに向ける余裕も自然と出てくることでしょう。
すぐに効果を期待せず、できることから少しずつ、そしてゆっくりと、数か月・数年かけて元の体型に戻すくらいの気持ちで進めて行けると良いですね。
小学生の女の子2人を子育て中です。仕事と家事・育児に奮闘しながら、毎日の何気ない出来事を大切に、楽しみながら過ごすことがモットーです。