中年の体臭(加齢・ミドル脂臭)対策
「加齢臭」では、説明できないミドルの体臭
いくつから?加齢臭とミドル脂臭
人生最大の人体悪臭期間は、20代後半から始まります。この、問題多き期間のにおいを「中年臭」としてきましょう。中年臭の期間は非常に長く、およそ30年もの月日をまたぎます。人生を80年とすれば、およそ33%もの長い間、人の鼻を苦しめている計算です。
自分の体臭を、自分でも臭っている人も多いでしょうが、臭いと思ったとしても「それなり」です。
どれほど酷いものだとしても、他人が感じているほどには苦痛に思わないもので、そうでなければ生きていけないでしょう。
ミドル脂臭スタートに加齢臭も!
中年臭という体臭は、いわゆる「ミドル脂臭」と「加齢臭」のことを指してます。それぞれの開始年齢は、「ミドル脂臭」が30代から、「加齢臭」が40代から始まるといわれてます。体臭が終了するのは、前車が40代半ば、後者が50台です。開始と終了年齢に個人差がありますが、最悪、約30年にも及ぶ危険があるわけです。
ニオイの原因は異なるために、双方のニオイが混じる時期はまるで地獄のような体臭を周囲にふりまくことになります。
・「加齢臭」の原因おさらい
人間には、過度に発生する活性酸素を抑える働きがあります。ですが、年齢と共に弱くなっていくため、活性酸素の発生が徐々に増加していきます。また普通は、体を動かす機会減っていきます。体に吸収した脂肪分は体を動かすことで燃焼するのですが、運動量が減ると脂肪分が燃焼しにくくなります。
皮脂腺に蓄積した脂肪酸(バルミトオレイン酸)が、活性酸素で酸化し、さらに皮膚にいるバクテリアがこれを発酵していきます。こうしてつくられる物質が、加齢臭の原因「ノネナール」なのです。
「ノネナール」の発生する部位は、皮脂腺が多く集まってるところになります。人間の体で皮脂腺が集中してるのは、頭・おでこ・鼻・首回り・耳の後ろ・胸・ワキ・背中など。言ってみれば「上半身のほとんど全て」となります。この中でも一番ニオイが出やすい場所は、「耳の後ろ」です。
・「ミドル脂臭」原因おさらい
ミドル脂臭の原因となっているのは汗。汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺とがありますが、このうちエクリン汗腺に原因があります。エクリン汗腺の汗の成分はほぼ水です。しかし、この汗に含まれる乳酸が、特定の細菌によって代謝・分解されて発生するのが、「ミドル脂臭」の原因物質「ジアセチル」というわけです。
エクリン腺は体の至るところにありますが、ニオイに関係する細菌があるのは頭皮です。頭皮に常在するブドウ球菌によって分解されてはじめて発生するのが「ジアセチル」なんです。ノネナールに比べて、空気中に広がりやすいうえに、皮脂と共存することによって、さらにニオイは増悪します。
これが中年臭の対策!
上記のことを踏まえて、それぞれに共通する対策を考えてみましょう。加齢臭は皮脂腺で、ミドル脂臭は乳酸が原因でした。年齢に抗うことは難しいでしょうが、それぞれを発生しにくい状況を作り出すことができれば、完全でないながらも、かなり軽減することができるはずです。
どちらにも共通することは、食事と運動です。皮脂腺を減らすには皮脂、つまり体に入ってくる脂の量を減らせばよさそうです。いっぽうの乳酸は「疲れの原因物質」なので、疲れを溜めないことがニオイの軽減につながります。
加齢臭はこうして減らす
加齢臭のキツイ人は、脂分が多くてビタミンやミネラルが不足した食生活を送っていることが多いようです。脂質も必要な栄養素ですが、バランスの悪い食事によって、脂肪が燃えなくなる体質になっています。例えば肉の脂身や揚げ物などを多く食べ、野菜が少ない食生活は加齢臭の発生に直結しています。
その対策としては・・・
・ 酸化反応を抑える成分や食材を摂取すること
・ タバコやアルコールそ避ける
・ ストレスを避けること
具体的にはカラフルな野菜や果物がオススメです。ニンジン・トマト・ブロッコリー・唐芥子・ブドウ・リンゴ などを積極的に摂ります。ビタミンCとビタミンEは、協力して活性酸素を除去します。亜鉛や銅などのミネラルは、抗酸化酵素の原料になります。サケ・エビ・カニなどの赤い魚介類のアスタキサンチンも強力な抗酸化作用を持ちます。
酸化を引き起こす食材や嗜好品は止めると同時に、有酸素運動を行って酸化自体を予防することが重要です。
ミドル脂臭にはこんな対策
ミドル脂臭の乳酸を減らすには、バランス食事や運動・禁煙・アルコール量を減らす必用があります。こちらもやはり、食べるものには注意が必要です。加齢臭と同様の野菜多くした食事も大切ですが、疲れを溜めない対策にポイントを置きます。
疲れた時は甘いものは有効です。血糖値を上げてくれるので、体の疲れもやわらいで精神的にもリラックスできます。ただし、甘いものには糖質の分解や代謝に必要なビタミンB1が少ないので、糖質がうまく分解できないリスクがあります。糖質が乳酸に変わってしまい、疲れを増大させてしまうこともあるのです。
乳酸を分解する食べ物は、酢などに多く含まれるクエン酸です。クエン酸は乳酸を分解するので、疲れの解消に効果的。すぐに思いつくのは「酢」ですが、オレンジやレモンなどの柑橘類、梅、トマトにも多く含まれています。こうした柑橘類や梅干などの食べ物でクエン酸をとります。酢の物やお酢のドリンクのほか、して酢をおかずにおかけるのも手軽な方法です。
全身の血液循環に問題がないようなら、抹消血管にまで十分な酸素が供給されるので、乳酸は生産されません。
お風呂や洗濯
食べ物や運動を基本にしつつ、普段の生活の中にも対策を練ります。習慣化して「当たり前」にしておけば、行動にストレスを感じない体臭対策が可能です。決して難しい方法ではありません。
お風呂に入るときは、後頭部から首の後ろ周辺を入念に洗うこと。体全体は二度洗いするのがいいでしょう。カラスの行水はダメです。最低でも15分~20分は浴室にこもります。汗を流すことも重要ですから。さらに可能なら、専用の体臭石鹸や体臭シャンプーがあれば確実です。
汗や体臭は洗濯物に付着するので、毎日着るたびに、ニオイがきつくなる原因をつくってます。しっかりした洗濯も欠かせないのです。レノアなどのように、最近では体臭を意識した洗剤も増えてきています。それほど高価なものではないので、洗剤も体臭対策の製品に変えてみましょう。
毎日洗えない衣服については、体臭を分解するスプレーが有効です。当サイトでは、衣服対策としてヌーラをオススメしています。