先日のニキビ跡に引き続き、悩んでいる方が多いのがイチゴ鼻ではないでしょうか?
イチゴ鼻とは、鼻の毛穴に皮脂や角質が詰まることで毛穴が開いてしまった鼻のことを指す俗称です。
毛穴が開き、そこにつまった皮脂や角質が参加して黒く見えることでブツブツしているような印象をうけます。
その様子がイチゴに似ていることから「イチゴ鼻」と呼ばれているようです。
イチゴ鼻になると毛穴が開いてしまうため化粧ノリが悪くなります。
また、黒く変色した皮脂が目立ち、メイクだけでは上手に隠すことが難しいです。
隠すのが難しいとなると、根本的に治すしかありません。
そこで、今回はイチゴ鼻の治し方について、皮膚科系の医師200人にアンケート調査を行いました!
世間でよく言われる解決法はほとんどNG!?
イチゴ鼻で悩まれている方はとても多いので、それにあわせて世の中にはイチゴ鼻の解決法に関する情報が多数溢れています。
「で、本当に効果あるの?」
って思いませんか。思いますよね。
だって、いろんなサイトに掲載されている情報を信じてかたっぱしから試してみても、全然改善しないんですもの。
そこで、一般的なサイトでイチゴ鼻の解決法として紹介されることの多い、
- 毎日、正しい洗顔を行う
- ピーリング
- 食生活の改善
- 生活リズムを整える
- 蒸しタオル+洗顔を定期的に行う
- 毛穴パック
- クレンジングシートで拭き取る
- ディープクレンジング
- サプリなどの栄養補助食品
- 日常的な運動
- 指や手で押し出して角栓除去
- ワセリンパック
- 毛抜きで角栓除去
- 綿棒でこそげ落とす
これらの方法がイチゴバナの改善に効果があるかどうか、医師に質問しました。
その結果がこちらです!
……ぜんっぜん効果無いやんけ!
なんということでしょう。
巷で話題のイチゴ鼻解決法はほとんど効果が無いらしいです。
医師の半分以上が「イチゴ鼻の改善が期待できる」と答える解決法はなんとたったの2つ!
「毎日の正しい洗顔」と「ピーリング」です。
一番「効果が期待できる」と答えた割合の高かった「毎日の正しい洗顔」ですら、全体の64%。
次にピーリングが50%と続きます。
「食生活の改善」は3番目に高いですが、それでも効果が期待できると答えた医師は36%にとどまってしまいます。
これを見ていると、イチゴ鼻をなんとかしたくても、自分でできる対応なんて意味が無いんじゃないかとさえ思えてきますね。
ちなみに、上記にある全ての対策について、「逆に悪化させちゃうことある?」ともきいてみました。
結果として、「悪化させる可能性がある」という声はほとんどあまり見られませんでした。
唯一、「指と爪で角栓を押し出す」が35%の医師から「悪化させる可能性がある」と判断されていました。
しかし巷でこの方法は「よくない方法」とされることも多いだけに、思ったよりも悪化させるという声は少ないという印象をうけました。
イチゴ鼻を治したければ、病院に行くしかないっぽい
じゃあ、どうすればイチゴ鼻は治るんでしょうか。
医師から寄せられたコメントを紹介します。
- 50代男性 皮膚科医
10回前後のレーザー脱毛を行うことで、毛根を処理してしまえばいいと思います。 - 50代女性 皮膚科医
角質が毛穴に詰まる(毛孔性角化、もうこうかくか)を抑える効果のあるディフェリンゲル等の外用薬を処方します。 - 40代女性 美容・アンチエイジング医
カーボンピーリングや脱毛レーザー、フラクショナルレーザーなどの治療に併せて、ビタミンCローションやトレチノインなどをホームケアとして使うように指示します。
ただ毛穴の詰まりを取り除くだけでは、また同じようにたまってしまいます。家でできるようなことだけでは変化に乏しいでしょう。
レーザーでの熱変性や部分焼灼で毛穴自体を目立ちにくくしたり、コラーゲン再生能力を高めたり皮脂の分泌を抑える必要があります。トレチノインで角栓を取れやすくし、ビタミンCでコラーゲンを増やして皮脂の分泌を抑えます。ただし、これだけやっても、毛穴は引き締まる程度です。
特に最後の回答は非常に詳細に教えていただくことが出来ました。
(ありがとうございます!)
これらのコメントを見ているだけでも、治療自体がなかなか難しそうな印象を受けますね。
「イチゴ鼻」なんて可愛い名前をしてるのに、しぶといヤツらしいです。
皮膚科に行ったらどんな治療をしてもらえるの?
上記でも少し触れましたが、イチゴ鼻の相談で病院に行ったらどんな治療をしてくれるのでしょうか?
- 50代女性 皮膚科医
保険診療であれば、ディフェリンという外用薬を処方します。自費診療なら、トレチノインという薬の処方、ケミカルピーリング、レーザーピーリング、ダーマローラー、フラクショナルレーザーなどの選択肢が生まれます。 - 50代男性 皮膚科医
洗顔、保湿治療の指導をします。さらにトラネキサム酸、抗菌剤を処方します。加えて漢方治療をすすめることも。自費であれば、ピーリングやレーザーアブレージョンを行うでしょう。 - 40代男性 皮膚科医
まず洗顔の仕方から指導と内服でビタミンB群内服、あと散剤で抵抗なければ漢方を試してみます。
医師からのコメントに共通していたのは
- まずは皮膚科に相談しに来たほうがいい
- 保険診療だけでは限界がある
- 自由診療であれば選択肢があるので、担当医とよく相談するのが重要
という点です。
やはり、イチゴ鼻は病気ではないので保険がきかず、数万円以上の治療費が必要になることが多いようです。
感染を起こしているなどすれば保険の適用が可能な場合もあるそうなので、やはりまずは皮膚科に行って相談してみるといいでしょう。
化粧品を選ぶ時は配合成分に気をつける
病院に行かないと治療できないとはいえ、これ以上の悪化を防ぐため、自分で出来ることはやっておきたいですよね。
スキンケアといえば基礎化粧品!
というわけで、イチゴ鼻を防ぎたい場合の基礎化粧品の選び方を医師に質問してみました。
- 40代女性 美容・アンチエイジング医
グリコール酸、サリチル酸、ビタミンC,レチノールなどの入っている化粧品を選ぶ - 50代男性 皮膚科医
ピ-リング作用のあるもの - 50代女性 皮膚科医
AHA、レチノール、ビタミンCが配合されたものを選んでください。 - 40代男性 皮膚科医
ノンコメド化粧品を選んだほうが無難です。 - 40代男性 皮膚科医
油症の方はビタミンB群内服をおすすめします。 - 50代男性 皮膚科医
サリチル酸やメトロニダゾールが入ったものを選んでもいいかもしれません。
このようなコメントをいただきましたので、ぜひ参考にしてください。
ただし、やはり「医師や専門員に相談して自分にあったものを」というコメントが最も多く見られました。
無理に自分で治そうとしないこと
今回のアンケート調査からも分かる通り、基本的にイチゴ鼻を根本的に治すためには医療機関での治療がほぼ必須になります。
無理に自分で治そうとすると、誤った対応をした際に感染症になるリスクなんかも有りますので、ご注意ください。
もしイチゴ鼻が気になるのであれば、まずは一度皮膚科に行って医師に相談することをおすすめします。