実年齢より高く見られたり、低く見られたりというのは、人によって変わってきますよね。なぜでしょうか。
それは「ほうれい線」が関係しています。
「ほうれい線」は加齢による筋肉のたるみのほか、コラーゲンやヒアルロン酸の減少により肌にたるみができ、線ができる状態です。
シワといってもいいでしょう。
「ほうれい線」=年配のイメージが結びついているので、見た目に10歳以上の差が出てしまうほど、老け顔の原因になります。
しかし、諦めてはいけません。
「ほうれい線」とさようならする方法があります。それは、ベロ体操や保湿をしっかり行うこと。
今からでも間に合います!
「ほうれい線」ができる原因や、改善・予防をする方法を、私が美容部員として勉強した経験から紹介します。
老け顔の原因は「ほうれい線」!?
なぜ、「ほうれい線」は老け顔の原因になるのでしょうか。
アニメを思い出してみてください。
例えば、サザエさんでは、カツオくんやワカメちゃんには頬に線が描かれていないですよね。
一方、波平さんや舟さんの頬には線があり、「ほうれい線」が描かれています。
ちびまるこちゃんでも、まるちゃんには「ほうれい線」がなく、おじいちゃんやおばあちゃんには「ほうれい線」が描かれています。
このように「ほうれい線」=年配というのが老け顔のイメージになっています。
そのため、「ほうれい線」があると実年齢よりも高く見られてしまいます。
「ほうれい線」ってなんでできるの?
「ほうれい線」ができる原因を見てみましょう。
原因1.筋肉の衰え
顔の筋肉は表情筋と深層筋の2つの筋肉から作られています。
2つの筋肉どちらか一方でも衰えると肌のたるみにつながり、「ほうれい線」を作る原因になります。
表情筋
表情筋は名前の通り表情を作り出す筋肉で、皮膚のすぐ下にある皮膚にくっついています。
表情筋が衰えると、くっついている皮膚を支えられず、一緒にたるんでしまいます。
深層筋
深層筋は表情筋の下で表情筋を支えている筋肉です。
よくインナーマッスルという言葉を耳にしますが、顔のインナーマッスルはこの深層筋のことをいいます。
血液から栄養を運ぶ役割と老廃物を取り除く役割もあります。
深層筋が衰えると、支えられずに表情筋も一緒に衰え、皮膚もたるんでしまいます。
原因2.肌の弾力・水分量の低下
私たちの肌の真皮部分には、コラーゲンとヒアルロン酸が存在しています。
コラーゲン
肌の弾力を保つバネの役割をもっています。
コラーゲンが不足するとバネは伸びきった状態になり、戻る力をなくすため、弾力が奪われます。
ヒアルロン酸
肌の水分を保つ役割をもっています。
ヒアルロン酸が不足すると皮膚はかたくなり、形状記憶しやすくなります。
また、血行も悪くなり、必要なコラーゲンやヒアルロン酸などの栄養素の元を運ぶことができなくなります。
この2つが何かしらの原因でダメージを受けると、皮膚の弾力と水分量は低下し、「ほうれい線」の原因になります。
では、詳しく見てみましょう。
紫外線
日が昇ると同時に、太陽からはたくさんの紫外線が地球上に降り注ぎます。
この紫外線は肌の真皮まで侵入し、コラーゲンとヒアルロン酸の細胞を壊します。
細胞が壊され機能しなくなると、弾力と水分量の低下を招きます。
加齢
年齢を重ねるごとに、コラーゲンとヒアルロン酸の細胞は徐々に減少し、つくり出される量も減っていきます。
そのため、皮膚の弾力と水分量は低下し、自然に「ほうれい線」ができやすい環境をつくってしまいます。
乾燥
皮膚が乾燥すると血行が悪くなります。
そうなると、血液によって運ばれるコラーゲンやヒアルロン酸の栄養素が渋滞し、生成が遅れてしまいます。
そのため、真皮のコラーゲンの補充が間に合わず、弾力が保てなくなります。
また、ヒアルロン酸の補充が間に合わないと皮膚は乾燥し、悪循環に陥ります。
乾燥した皮膚は古い角質が何枚も重なっていき、かたくなります。
かたくなると、表情によってできた「ほうれい線」やシワを形状記憶し、深くします。
例えば、柔らかい糸は曲げても跡がつかず、元の状態になりますが、硬い針金は曲げると曲がった状態をキープしますよね。
これが形状記憶で、同じことが肌にも起こります。
「ほうれい線」さようなら!筋肉を鍛えるベロ体操
筋肉の衰えにはベロ体操をしましょう。その方法を紹介します。
- 口を閉じたまま、ベロを歯にそって左奥から右奥へ20回動かす
- 1.を逆向きに、右奥から左奥へ20回動かす
- 大きい口を開けて「あー」と声を出しながら、5秒キープ。ベロは口の下に押し付けるようにする
- 「いー」と声を出しながら口角をあげるように5秒キープ。ベロは丸めるようにする
- 口を力一杯しぼませ「うー」と声を出しながら5秒キープ。ベロは丸めるようにする
- 「えー」と声を出しながら5秒キープ。ベロは思いっきり前へ突き出す
- 口を縦に大きく開き「おー」と5秒キープ。ベロは口の下に押し付けるようにする
ポイントは、鏡を見て行うこと。
意識がアップし、筋力により効かせることができます。
行う時間はいつでもいいですが、お風呂だとゆっくりとできるのでおすすめです。
「ほうれい線」さようなら!アンチエイジング成分でしっかり保湿
アンチエイジング成分を含んだ化粧品でしっかり保湿すると、コラーゲンとヒアルロン酸の減少を防ぎ、補うことができます。
アンチエイジング成分
以下のアンチエイジング成分が多く含まれている化粧品を選びましょう。
- セラミド
- アスタキサンチン
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
セラミドは皮膚の潤いをキープし、バリア機能を高めます。
紫外線の侵入を防ぎ、コラーゲンとヒアルロン酸の破壊を防ぎます。
アスタキサンチンは紫外線を浴びて破壊された、コラーゲンとヒアルロン酸の細胞を復元します。
いくらや紅鮭、蟹などの赤い色素をもった魚介類に含まれている成分です。
食事にも積極的に取り入れましょう。
保湿力を高める使用方法
アンチエイジング成分をより活かす、保湿力を高める使用方法を紹介します。
クレンジングは中指と薬指で(夜)
手全体を使ってクレンジングすると力が入りすぎ、摩擦が起こります。
摩擦はバリア機能を低下させるほか、紫外線を浸透させやすくします。
さらに皮膚表面の保湿成分(NMF)を減少させるので、乾燥しやすくなります。
中指と薬指の2本を使うと力が入りすぎないので、摩擦が起きにくくなります。
洗顔は泡立てネット使用でもこもこ泡を(朝・夜)
洗顔料に少しずつ水を加え、弾力のある泡を作りましょう。
手のひらにのせて逆さまにしても落ちない泡が理想です。
泡で皮膚と手との間にクッションを置くことで、手による摩擦を防止します。
手ではなく泡で洗うようにし、洗い流しもゴジゴシではなく顔に水をやさしく置くように洗い流しましょう。
化粧水はコットンで(朝・夜)
コットンを使った方が皮膚への浸透力が高く、均等に行き届きます。
手は水分を手のひらに吸収しやすいうえ、まだらについてしまいます。
コットンを使用しても、化粧水の量が少ないと摩擦が起きます。
コットンを逆さまにして指から落ちないくらいの量が適量です。
乳液はコットンでも手でもOK(朝・夜)
さっぱり仕上げたい人はコットンで、しっとり仕上げたい人は手でつけましょう。
500円玉くらいの大きさが適量です。
つけたあとは肌を手で軽くプレスし、手の熱でぐぐっと皮膚へ浸透させていきます。
保湿をしっかりと行うと、コラーゲンやヒアルロン酸の減少を防ぎ、補うことができ、「ほうれい線」の改善につながります。
もう老け顔なんて言わせない!
保湿力をアップし、「ほうれい線」知らずの皮膚へ導きましょう。
改善すると実年齢よりもマイナス5歳~10歳も若い印象になりますよ。
今日から実践してみましょう。