2017年01月29日


整体師とは、日々多くの人と接し、且つ直接身体に触れる仕事である。
そのため、整体師さんによっては『邪気』を貰いやすい人や『その人の辛い症状』をもらいやすい人がいるだろう。

俺は、整体師という仕事をして17年目になるが、整体師になりたての頃はよくお客さんから悪い気をもらったり、お客さんの悩みを聞いているうちに自分がわけもなくブルーになってしまったりとしたもんだ。

れは、スピリチュアル業界ではエンパス体質と言うらしい。
日本人の5人に1人が、このエンパス体質だそうだ。


エンパス体質の人というのは、他人の良い気、悪い気両方を受けやすいそうであるが、多くの人が悪い気をもらいその影響を受けることのほうが多いらしい。

つまりは、他人の邪気を貰いやすいということだ。

整体に来るお客さんというのは、身体に不調を抱え大なり小なり悩んでいたり、大きなストレスにさらされ疲労している人、心を痛めている人も多い。
そのため、そのお客さんの不調に直接アプローチしていく整体師とは、もらいやすい環境にいると言ってもいいだろう。

そのうえ、日本人の5人に1人と言われるエンパス体質であれば、整体の仕事をしていくことで身体が辛い、心が辛いという日々を送ることもあるだろう。

元エンパス体質(?)に苦しんだ俺が、邪気を置いてく人の特徴や邪気を貰わないための対策方法をまとめてみた。

[長時間コースでの悩み相談]

この仕事を長きに渡ってやってきた整体師さんなたらご経験があるだろうが、身体の不調もさることながら『悩みを聞いてほしい』というお客さんが来店することがけっこう多い。

特にそれは、俺の経験では女性に多い。

家族や友人、会社の先輩や上司にも話せない悩みを、自分の世界からより遠く、それでいて自分の身体により近い整体師やエステティシャン、セラピストに打ち明けるという人は多い。
しっかりとした答えを求めてくる人も稀にいるが、多くはとにかく聞いてほしい、ぶちまけたい、そして賛同してほしい といったところだ。

こういった悩みを抱えるお客さんは、整体メニューの中でも、最も長いコースを選んでご来店下さる。

整体師としては、長いコースを選んでくれるというのは嬉しいものである。
ぶっちゃけ、その分売り上げもあがりますからな。

しかし、時にデメリットとして、この長いコースの間中、その人の辛い日々の話、不満、悲しみを聞かされ続けることで、自分の心がどっと疲れてしまうことがある。

1日に1人こういったお客さんが来るというのであれば、なんとか乗り越えられそうだが、1人とは限らない。
ましてや毎日続く事もある。

こういった悩み相談やひいどい愚痴を真剣に聞いてしまうことで、その人の邪気や悲しみを貰ってしまうことがある。

そうなることで、

・自分の心が疲れ

・心が疲れることで身体も疲れる

・気分が落ち込み仕事に身が入らない

・自分もネガティブなことばかり考えてしまう

・最悪うつ傾向になる


なんてことがある。

では、どうやってこの邪気を跳ね返せばいいのか?

これは、整体師として冷たい方法であるかもしれないが、話半分で聞くのが一番である。

その人にとって最善の返答をしてあげたい、適切な言葉をかけてあげたいと思ってしまうから、話をじっくり聞き、自分の中で噛み砕き、理解しようとするから邪気まで一緒にもらってしまうのだ。
その人の怒りや悲しみ、不満、辛さがうつってしまうのだ。

なもんで、こんなお客さんを施術する場合は、うまく相槌を打てる程度に聞いておけばいい。
お客さんも話してスッキリしたいという部分が大きいため、なにもこちらが真剣に耳を傾けることはない。
もちろん、身体の不調に関してはしっかり話を聞き、理解し、施術していく必要があるが。

話半分で聞き、聞き流すというすべを身に着けておく必要がある。

[邪気をもらうだけじゃない!気を吸い取られることもある]

あなたのまわりにもたまにおられませんか?

人の気を吸い取り元気になる人が・・・ 人の運を吸い取り大きくなる人が・・・

俺は、このタイプのお客さんの施術がけっこう苦手である。
邪気をもらってしまう事に関しては、貰わないように心がける事ができる。

しかし、吸い取る人というのは、人の気や運を吸い取るそのパワーが絶大なのである。

俺の経験上、この吸い取る人の多くは、若い頃から苦労をしながら何かを成し遂げ、何かを築き上げ、今も尚それを守っているという人だ。

会社の社長さんや、何もない所から土地をかき集めてきた地主さん、夫から会社を引き継ぎそれをさらにデカくした女社長さんなんてのが多い。

こういった人たちの『人の気を吸い取り、それを自分の運やパワーに繋げる力』とはとてつもなく強い。
そして、自分が他人から気を吸い取っているという意識のある人は少ない。

だから怖いのだ。

こういったい人達に60分以上の施術をすると、精根尽きた・・・という状態になってしまう場合もる。(ちょっと大げさだが)

では、どうやって自分の気を守ればいいのか?

これは、自分が強くなるしかない! これに尽きるのである。

腕に数珠をつけるという手もあるが、整体師が腕に数珠を巻いて施術するなど言語道断である・・・と、俺は思っている。
また、靴下の中にサランラップに包んだ塩を忍ばせておくなんて方法もあるが、ハッキリいって効きやしない。

なもんで、自分が強くなるしかないのである。

強くなるとは、何も腕っぷしをさらに強くするとかそういのではない。

具体的には、

・話を中断してでも相手を施術に集中させる発言ができるようになる

・どんな相手にでも毅然とした態度をとれるようにしておく

・この人苦手なんだよなぁ~と弱気にならない

・気合!


といった具合で、強くなるというよりは『気をしっかり持つ』ということだ。
そうすることで本来自分のものである自分の気を多少なりとは守れるのである。

[最悪予約をとらない]

どんなことを試しても、邪気をもらってしまう、気を吸い取らてしまう・・・
そして挙句の果てに自分の体調を崩してしまうという場合は、極端に苦手な人の予約は取らないようにするしかない。

お客さんによって自分の体調を崩し、仕事ができなくなり売り上げが減ってしまうのなら、その人の予約は受け付けないようにするしかない。

極端な人は、数人程度であろうから、中でも最も無理!なお客さんの予約は取らない方がいい。

整体師として長生きするためには『予約をとらない』というのも大事なことである。

お客さんの多くが苦手・・・というのなら、そもそもこの職業を続けていくのは難しいだろう。

[まとめ]

人の気に左右されたりしない!という強い気持ちの持ち主であっても、実はその肩肘張る自分に疲れてしまうこともある。

もしも、少しでも『なんかこの人とは合わない、疲れる』という事があるのであれば、もしかしたらエンパス体質であるがための『気による揺れ』かもしれない。

気づかぬが幸せという事もあるが、一度落ち着いて接客方法を少し考えてみてはいかがでしょうか?

俺も、自分がまさか他人の気に左右されるなんてことあるかと思っていた時期もあったが、気づくと逆に楽でもある。

今日の変な疲れは、あのお客さんとのあの時間のせいだなと考え、何かとケアできるのだ。
予防もできる。

整体師とは、人様のそんな気に触れるほど密接に関われるという点がこの仕事の醍醐味とも考えるが、時にそこに押しつぶされそうになることもある。

重々注意が必要だ。

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