食べたいものを我慢して、汗を流して運動をしているのにダイエットできない…。この悩みを抱える方はとても多いですが、もしかすると私達の体の中にある細胞が活性化していないからかもしれません。
ダイエットによる厳しい食事制限を緩和して、食べ方を変えて痩せる方法を検証しましょう。
脂肪を燃やす細胞を活性化して痩せ体質を手に入れる
私達の体には運動をしていなくても脂肪を燃やしてくれる細胞が存在します。この細胞を俗称で「痩せ体質細胞」、正式名称は「褐色脂肪細胞」と言います。
この褐色脂肪細胞の本来の役割は、寒い場所で過ごしている時に体温を上げるために脂肪を燃やして熱を作ることです。褐色脂肪細胞は脂肪を燃やして熱を作る細胞です。この褐色脂肪細胞があることで私達の体は体温を一定に保てています。
褐色脂肪細胞は誰もが持っている細胞です。誰もが持っている細胞ですが、人によってはあまり活動していない場合があります。褐色脂肪細胞がきちんと働いている人は、内臓脂肪が平均より少ない傾向があります。
この褐色脂肪細胞を活性化させると脂肪が燃焼され痩せ体質に変化しますが、毎日の生活の中で褐色脂肪細胞を活性化させることが出来ます。
噛むダイエットなら痩せ体質に変化
痩せ体質に変化するのにお勧めなのが「よく噛む」ことです。褐色脂肪細胞・痩せ体質細胞を活性化させるためには、ノルアドレナリンというホルモンの働きが必要です。ノルアドレナリンやよく噛むことで分泌されます。
またよく噛むことのダイエット効果は褐色脂肪細胞の活性化だけではありません。噛んでいるとわかりますが、噛むことは脳に刺激を与えます。脳内でヒスタミンという物質が分泌されて、満腹中枢に働きかけ満腹感を高めます。
満腹感が続けば食欲を抑えることが出来ますので、食べ過ぎを避けることが出来ます。
現在ダイエットに行き詰まっている人、これからダイエットを始めようとしている人、ダイエットを挫折した人であっても、よく噛むことはダイエットに抜群の効果をもたらせてくれます。
運動による脂肪燃焼と「よく噛む」ことによって痩せ体質細胞が活性化される脂肪燃焼の2つが重なれば、短期間でダイエットに成功するでしょう。
よく噛むダイエットの成功率は96%
ある企業でよく噛むダイエットを実行しました。すると成功率は96%にも達成しました。成功者の中には半年で13kgもダイエットした方もいました。平均では4kgのダイエットに成功しています。いかに噛むダイエットの成功率が高いかがわかります。
ハンバーグ定食をよく噛んで食べた場合と、ペースト状にして噛まないで食べた場合の消費カロリーデータを紹介しましょう。
よく噛んでハンバーグ定食を食べた場合とペースト状のほとんど噛まずに食べた場合の食後3時間の安静時のエネルギー消費には大きな差が有りました。よく噛んで食べた場合のほうが、平均16kcalの消費カロリーが多いことがわかりました。
噛むダイエットのダブルダイエット効果
よく噛んで食べるという誰にでもできる習慣は内臓脂肪の減少と、食欲を抑えるというダブル効果があります。どういった仕組みでダブル効果があるかを解説します。
ダイエット効果1 交感神経への刺激で内臓脂肪が燃える
- 食べ物を口に入れてよく噛むと、噛む刺激が脳に伝わって交感神経を刺激する
- 交感神経の働きでノルアドレナリンが分泌
- 内臓脂肪の燃焼
ダイエット効果2 ヒスタミンが満腹中枢を刺激して食欲が抑制される
- よく噛んだ刺激が脳内を刺激しヒスタミンが生成される
- 増えたヒスタミンが満腹中枢を刺激して食欲を抑える
噛むダイエットを成功させるため
よく噛むことはダイエット効果抜群です。頭で理解できていても、毎回の食事をよく噛んで食べ続ける事が出来るかが問題です。ぽっちゃりさんの多くは早食いが癖になっています。一気に食べて一気に血糖値を上げることが癖になっています。
血糖値が一気に上がることはドラッグと同じような効果がありますので、なかなかやめられません。早食いを辞めるのは軽いドラッグをやめるのと同じぐらい難しいのです。
そこで早食いをやめるための方法としてお勧めなのが箸のお作法です。ごはんを食べる際に箸のお作法どおり、一口ごとに箸を手稲に上げ下ろしすると誰でも噛む回数が自然に増えます。
早食いをしてしまうとあまり噛まずに食べるため、満腹中枢がなかなか刺激されません。満腹中枢が刺激されてお腹いっぱいになった頃には、明らかに食べ過ぎ状態になっています。よく噛んで食べると満腹中枢を刺激しますので、それほど食べていないのに満腹感を味わえます。
「よく噛む⇨満腹感⇨食べ過ぎない」と連鎖します。
箸のお作法でよく噛むダイエット
- 箸を箸置きに置く
- どれぐらいお腹が空いているかを自分に問う
- 右手で箸の持ちてをつまんで持ち上げる
- 左手で箸の真ん中を持つ
- 右手に持ち替えて箸を正しく持つ
- 食べ物を口に運んで入れる
- 左手で箸の中央を持つ
- 右手で箸を上からつまんで持つ
- 箸を箸置きの上に置く
- ゆっくり噛む
- 飲み込む
- 一連の動作を一口ごとに繰り返す
30回咀嚼法でダイエット
肥満治療の専門家坂田利家さんが勧めているのは「30回咀嚼法」です。字のごとく一口食べる度に30回噛みんで飲み込みます。一口食べる度に30回噛むとかなりあごが疲れますし、満腹中枢がすぐに刺激されます。
自然に食べる量を減らすことが出来ます。1週間ほど30回咀嚼法を続けると、少しずつ体重が減るのがわかってきます。体重が減ってくるとモチベーションが上がりますので、更に良く噛むことが楽しくなります。
よく噛むダイエット成功者の声
よく噛むダイエットに挑戦して早食い、大食いが解消されて57kgの減量に成功した男性がいます。Fさん(49歳)は150kgも体重が有りましたが、よく噛むダイエットに挑戦して21ヶ月で57kg燃やせました。
Fさんが実践したのは30回咀嚼法と毎日の体重をグラフ化しただけです。たったこれだけですが、しっかりと継続したことで57kgも痩せることができました。
「30回咀嚼法をやり始めたころは、30回噛むのが苦痛でした。しかし今の体重を何とかしないと病気になってしまうので、とにかく30回咀嚼法を頑張りました。よく噛むダイエットをはじめてから1週間ほどしてから、必ず一口ごとに30回噛めるようになりました」
よく噛むダイエットを始めてから食事の方法に大きな変化が現れたそうです。
「食事中は新聞を読みながら、テレビを見ながらのながら食いをやめました。とにかく30回噛むことに集中しました。30回噛んでいると濃い味の食べ物を食べるのが苦痛になってきました。そうなると自然に薄味を好むようになりカロリーを抑えられるようになりました」
今では少ない食事量でも満腹感を得られるようになったそうです。体重を記録しているグラフが右肩下がりになっていったのも、Fさんのよく噛むダイエットに拍車をかけました。
「グラフが右肩下がりになったことは、とても励みになりました。まだまだ体重は減り続けています。おもすぎる体重による変形性股関節症や糖尿病も改善しました。会社にも体重計を置いて、1日に4回体重をはかってグラフ化しています」
よく噛むダイエットまとめ
噛むことによって満腹中枢が刺激され食欲が抑えられます。またノルアドレナリンが分泌されて褐色脂肪細胞が刺激されることで、脂肪燃焼を手助けしてくれます。
Fさんはよく噛むダイエットに焦点を絞り57kgも痩せました。今もよく噛むダイエットを継続していて痩せ続けています。Fさんのように効果が高いダイエットを諦めずに継続し続けると、大きな結果を得ることができています。
ダイエットは簡単なことをいかに継続できるかが勝負ですね。