久しぶりの美容記事更新です
今日は石鹸の成分表示を見て、石鹸がどのような油脂で作られているのかを解析していきます。
石鹸の成分表示の書き方って、同じ種類の油脂や製法で作られていてもメーカーさんによって違ったりするのでポイントを理解していないとってことになったりします。
今回は代表的な3種類の成分表示の仕方をした実際の石鹸を例に成分表示の読み解き方を解説していきます。
販売されている石鹸はこの3つのいずれかの方法で成分表示されていることがほとんどですので、これが理解できれば石鹸がどの種類の油脂で製造されているのか見分ける目安になります。
非常にポピュラーな石鹸です。
ほとんどの方はスーパーやドラッグストアなどで一度は目にしたことがあるのでは?
【全成分】 石ケン素地・香料・乳脂(牛乳)・水・ステアリン酸・酸化チタン・EDTA-4Na
【公式ページの商品紹介文】:ミルク成分(乳脂)配合。ゆたかでソフトな泡だち。さっぱりとした洗いあがり。ジャスミン調の香り。
市販されている石鹸の多くは大体このような表示になっていると思います。
ポイントとなるのは「石ケン素地」←この部分ですね。
おさらいページを参照していただくとわかると思いますが、このように成分表示に書かれている「石けん素地」だけではどんな種類の油脂が石けんに使われているかはわからないんです
「牛乳石鹸」というくらいだから牛脂が使われてるのかなーと思ったんですが、公式HPを見ても明記されていない・・・
牛脂メインだと仮定して分析すると、牛脂はステアリン酸やパルミチン酸など飽和脂肪酸が半分以上の油脂なので、皮脂を良く落とすタイプのさっぱりした仕上がりになると予想できます。
乳脂はパルミチン酸とオレイン酸がそれぞれ約25%くらい含まれている油脂なので、泡立ちや潤いを補うためにもあとから添加されているっぽいですね。
ステアリン酸が配合されると解けにくく硬い石鹸になるため、こちらはその目的で更に追加で配合されていると予想。
石鹸の製法は「釜炊き法(ホットプロセス法)」とのことなので、油脂に含まれるグリセリンや不鹸化物はそのまま残るため保湿力が上がりますが、熱が加わるために油脂が劣化するので酸化しやすい脂肪酸の多い油脂は使用しづらいというデメリットも。
角質培養では大人気の石鹸ですね
【成分】:脂肪酸ナトリウム(純石けん分)98% 水分、グリセリン
【公式ページの商品詳細】:原料は植物油脂で、パーム油、パーム核バージン油。中和法で作り、機械練りで作った純石鹸。製造過程で、石鹸が固まる前に何度もお湯にくぐらせ、不純物を洗い落とし、純粋な石鹸分だけを機械練りで仕上た真っ白な固形石鹸です。
低温でもよく溶け、きめの細かいクリーミーな泡が特徴です。
もちろん、色素、香料、エデト酸などの添加物は一切使用しておりません。暮らしのいろんな場面で活躍するマルチソープです。(薬用・化粧用石鹸ではありません)
こちらは本当にシンプルな成分。
「脂肪酸ナトリウム」と書かれていますが成分表示の書き方上では「脂肪酸ナトリウム=石けん素地」とおなじ事ですので覚えてみてくださいね。
こちらも実際に成分表示をみただけではどの種類の油脂が使われているのかは分かりません。
商品詳細をみれば「パーム油」「パーム核バージン油」と書かれているのでこれらが使われているとようやく判断することができます。
また、商品のなかには「脂肪酸ナトリウム(または石けん素地)」の後に[〇〇油/〇〇油]など、元となった油脂の種類がきちんと成分表示に明記されているものもあります。
こちらでは石けんの製法まで商品詳細に書かれていますね。
中和法で作っているとのことなのでグリセリンや不鹸化物が残らないかなりさっぱりした使用感になります。
しっとり感を足すためにあとからグリセリンを添加しているようです。
パーム油・パーム核油のみの石鹸なので、白雪の詩は皮脂を良く落とすタイプの石鹸になるため、皮脂分泌がちゃんとできる普通肌~脂性肌さん向けの石鹸といえます。
角質培養で良く使われている石鹸だからといって乾燥肌さんがこの石鹸を選ぶと皮脂とりすぎ!なんてことにもなり得ますのでご注意を。
脂肪酸の記事を色々と書くに当たって参考にさせていただいた手作り石鹸サイトの方が一押しされていた石鹸です
【全成分表示】オリーブ油/アーモンド油/純水/水酸化Na/パーム核油/ヤシ油/ホホバ油/ローズヒップ油/アボガド油/月見草油/クエン酸/キダチアロエ末/ドクダミ末/
【商品紹介文】:ショコラドバーンは原料にこだわった天然100%純石鹸です。
女性はもとよりデリケートな敏感肌、乾燥肌の方、赤ちゃんからご年配の方まで使えます。
肌が突っ張らない感覚と保湿の膜を感じてみませんか。
手間暇かけて1つ1つ愛情込めて作ったショコラドバーンを一度お試しください。
前半の「オリーブ油/アーモンド油/純水/水酸化Na」という部分がいわゆる「石けん素地」の部分にあたります。
このように石けん素地を構成している油脂の種類まで明記している石鹸はかなり少ないです。
こちらはオリーブ油・アーモンド油といったオレイン酸(不飽和脂肪酸)豊富な油脂がメインの石鹸なのでどちらかといえば皮脂分泌が苦手な乾燥肌向きの石鹸。
水酸化Naから後に書かれているので、そのあとの油脂類はあとから添加したものなのかなーと予想しますが、ローズヒップ油やアホカド油・月見草油など、美肌効果抜群だけど酸化しやすいため市販の石鹸には含まれにくい種類の油脂を配合する事ができるのは少量生産のメーカーならでは!という感じです。
製法はコールドプロセス法とのことで、不鹸化物やグリセリンもまるごと残るので油脂がもつ成分を最大限活かした製法で作られていますね。
(実はこの石鹸、とても気になったのでお試しサイズを購入して使用してみました。近いうちにレビューしますがかなりよい石鹸ですよ~)
いかがでしたか?
おなじ石鹸といっても成分表示の仕方が違うとなんだかよくわからなくなりそうですが、実際に注意するポイントはそれぞれの石鹸の成分表示の赤字で示した部分です。
市販されている石鹸のほとんどが「石けん素地」や「脂肪酸Na」という表示方法で書かれていると思うので、使用されている油脂の種類が気になる方は商品詳細や公式HPをよくチェックするか、明示されていない場合は直接問い合わせする必要がありますね。
あなたがお手持ちの石鹸はどのような成分表示で書かれていますか?
油脂の種類が分かると自分の肌質に合った石鹸を選ぶ事が出来るのでぜひ見方を覚えてみてくださいね
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