私は、バセドウ病以外に、くも膜嚢胞というものが内耳道にできています。
2年前の冬、右耳の中に水が入ったような音がするようになり(プールなどでよく起こる感じです)、耳鼻科に行ったのですが、特に異常なしとのこと。
しばらく様子を見ていたのですが、そのうち、車酔いのような気持ちの悪さが続くようになり、顔を動かすごとに耳の中でブツブツと音がするので不快で不快で・・・結局、名古屋の大学病院を紹介して頂き、CT、MRI等の結果、右耳の内耳道にくも膜嚢胞ができているということが分かりました(この時点で、耳鼻科から脳神経外科に移りました)。ただ、これは先天性のものが多く、私の場合も恐らく昔からあったものと思われ、耳の音との関係は不明。くも膜嚢胞であれば、滅多に大きくなるものではないので治療、経過観察の必要も特にないということでした。
別に難聴が出ているわけでもないし、耳の音はどうにも分かりません、ということで、何度もはるばる通ったにもかかわらず、結局耳の音の原因は分からずじまいでした・・・。
その後、耳の音は治まったりまた復活したりの繰り返しで今に至っています。
今年の9月、寝込むような頭痛が何度か起こり、「くも膜嚢胞の関係では!?」と心配になり、MRIの設備のある個人の脳神経外科を探して受診しました。
すぐにMRIも撮って頂き、頭痛は恐らくただの片頭痛だろうということでしたが、耳の音のことを気にして頂き、「大学病院まで行って原因をつきとめに行ったのに、結局もともと知りたかったことは何も分からずじまいで・・・それじゃあ良くないねぇ。」と、親身になって考えて頂ける先生に出会えて嬉しかったです。
やはり、原因ははっきりしないとのことでしたが、漢方薬が効くかもしれないということで、ツムラの漢方薬を出して頂きました。
初めに出して頂いた漢方は、2週間飲んでも特に変化がなかったので、次に17番の五苓散を出して頂いたところ、耳の音が消えていきました!
これはスゴイと、2か月分出して頂いたのですが、結局耳の音が消えたのはたまたまだったようで、しばらくしてまた復活してしまいました・・・。
でも、この五苓散、体内の水分を調節するお薬で、むくみに良いそうなんです。
眼症予防のために飲んでいるステロイドの副作用として、むくみ、ムーンフェイスを一番心配していたのですが、ほとんど出なかったのはこのお薬のおかげもあるかもしれないなぁと思ったりしています。もともと私はあまりむくみを感じるほうではなかったので、関係があるのかどうか、本当のところは分かりませんが・・・。
お薬の説明には、
水分を調節する働きがあり、尿の出をよくし、口の乾き、むくみ、下痢、腹痛、吐き気などの症状を改善し、めまい、頭痛を和らげる薬です。
とあります。
私はもともと冷え症でトイレが近いし、便秘がちなので、正直、初めは「このお薬ってどうなんだろう?」って思っていましたが、更に調べてみたら、漢方の先生のHPに次のようなことが書かれていました。
五苓散は、その名前が示しているとおり、五種類の生薬(漢方薬の原材料となる草根木皮)から構成されている処方です。五種類のうち、四種類が水にかかわる生薬で、残りの一種類は体の表面の病を治す生薬です。
五苓散は水の不均等、過不足などに基づく病気に卓効を現します。
体の水はけが悪いことを示す大切な症状の一つに、上腹部振水音があります。これは、走ったり、こぶしで軽くみずおちをたたいたりしたとき、胃の中からポチャポチャと水の音が聞こえることです。
本来、水は胃の中にたまらないで、下に流れ、かつ吸収されていくはずです。ところが、体の水はけが悪いと、いつまでも胃に水がたまり、胃部不快感や吐き気などの原因になることがあります。これを胃内停水といいます。
言われてみれば、胃のポチャポチャ音は子供の頃から時々ありました!
結局、体の中の水の調整をしてくれるお薬なので、トイレが近いとか、便秘がちというのはあまり気にしなくても良さそうに思いました。
実際飲み始めてみて、特にどちらも目立った変化はないのですが、長年の悩みの手足の冷えが今年はちょっとだけマシかなという気がしています。子供たちより私の手のほうが温かいので、いつもと違うように思います。
ステロイドの副作用に限らず、むくみにお悩みの方にはひょっとして良いかもしれないと思い、紹介させて頂きました。病院で出して頂くと、保険が効くのでお安いですよ♪
ツムラの17番、五苓散です