困っています。15歳の次男です。2年前の夏ごろに肩・背中・腕など上半身にぶつぶつができました。かなりの広範囲でし
質問者の質問
2年前の夏ごろに肩・背中・腕など上半身にぶつぶつができました。かなりの広範囲でした。
医者の処方薬と塗布で2.3ヶ月で治まりました。診断は、脂漏性皮膚炎でカビの一種ですと言われました。当時処方された薬は、ダラシンTローション・ニトラゼンローション・ルリッド錠・FAD錠・リボビックス錠でした。冬になるころには症状が治まり、治療もやめました。
そして、昨年初夏になる頃に、また同じ症状が出て、処方された薬で一旦はぶつぶつもだいぶ引き始め、直に治まるだろうと思っていましたが、半年たちますが、まだ治まっていません。
処方薬も、一部変わり、ニトラゼンローションからアクアチムクリーム1%dに変更、ルリッド錠からイトリゾールカプセル50に変更され、その他は同じように処方されています。
顔や頭の中に出来ていません。どうすれば治りますか?教えてください。よろしくお願いします。現在受験生であり、睡眠時間も少なくストレスもあるとは思いますが・・。
このまま、現在の治療で問題ないのか不安です。
はじめまして。
総合診療医で、皮膚科診察医の森野と申します。
息子さんの脂漏性皮膚炎ですが、
確かに、脂漏性皮膚炎は、カビが原因となって起こる皮膚炎ですが、
カビそのものは、誰の皮膚にも存在しているカビで、カビに感染しての皮膚炎ではなく、
皮膚表面の分泌される脂である皮脂がカビによって分解されて、皮膚に炎症を起こしたものが脂漏性皮膚炎です。
ですので、カビの繁殖を抑える事も大切ですが、皮脂の分泌も抑える事も大切です。
現在、処方されている薬は、以前のものと違い、飲み薬に抗真菌剤が
塗り薬がにニキビ用のものとなっています。
以前は、カビの繁殖を抑えるニトラゼンローションが処方されていましたが、今回の処方にはありません。
これが、今回、なかなか治らない原因では、ないかと思います。
先にも書きましたように、カビの繁殖を抑える事は治療の鉄則です。
飲み薬としては、カビに対する薬が入っていますが、通常は、飲み薬よりも皮膚表面に塗る薬を使用します。
また、皮脂の分泌を抑えるため、脂こいものは、控える方がよいです。
年齢的に、皮脂の分泌が盛んな時期です。
ですので、食事で、なるべく、脂こいものは控え、多少でも、皮脂の分泌が減る対策が必要です。
加えて、脂漏性皮膚炎を一度起こしますと、皮膚のバリア機能が崩れ、外部刺激に対して皮膚が反応しやすくなり、いわゆる、敏感肌状態となります。
ですので、些細な刺激で、皮膚炎が起こります。
注意するのが、入浴時です。
入浴時に使用する石鹸やボディーソープやシャンプーなどは、低刺激のものや敏感肌用のものを使用される方がよいです。
また、洗い残しがあると、それが刺激となり、皮膚炎をおこしますので、きれいに洗い流すということが必要です。
あと、脂漏性皮膚炎では、肌がカサカサになりますので、保湿剤も使用します。
これも、敏感肌用の保湿剤を使用してください。
保湿剤としては、クリームより、ローションの方が、良いです。
*追加の質問があれば、返信ください。
ない場合は、今回の回答が参考になったかどうか評価判定を行ってください。
わかりやすいご回答ありがとうございます。
石鹸や食べ物にも気をつけていきます。
再度、ご質問よろしいでしょうか?
薬の処方の事です。
①ずっとニトラゼンローションとダラシンローションとの併用でしたが、今回に限りダラシントとアクアチムクリームに変更されていたのはどういう判断なのでしょうか?②実は、明日受診予定ですが、薬の処方はニトラゼン・ダラシン・イトリゾールカプセル等で良いのでしょうか?③森野先生なら、薬の処方は、どういったものを処方されますか?④飲み薬も長期服用で大丈夫でしょうか?春には高校生になりますので、何とか治してあげたいです。
追加の質問について回答します。
①
ニトラゼンローションは、脂漏性皮膚炎の原因となっているカビの繁殖を抑えるローションですが、
ダラシンローションは、抗菌剤入りローションで、カビではなく、ニキビの原因となる細菌の繁殖を抑えるローションです。
おそらく、思春期の男の子ということで、ニキビ対策もという意図でダラシンローションが処方されたものと思われます。
が、今回、ニトラゼンローションがアクアチムクリームに変更になっています。
つまり、脂漏性皮膚炎の原因となっているカビの繁殖を抑える塗り薬がなくなり、すべてがニキビ対策のものとなっています。
アクアチムクリームもニキビの原因菌を抑える塗り薬です。
おそらく、再発ということで、塗り薬は、効果が弱いとの判断で、中止し、代わりに飲み薬にされたと思われます。
その証拠に、今回、イトリゾールカプセルという抗真菌剤(カビを殺す薬)が飲み薬として処方されています。
②③④
私は、今の処方には、疑問を感じます。
脂漏性皮膚炎は、カビそのものが原因ではなく、
誰の皮膚表面にも存在するカビが皮脂を分解して、皮膚炎をおこしたものです。
カビが体内に感染して、おこっているわけではないので、内服薬ではなく、
皮膚表面のカビの繁殖を抑える薬を塗り薬として処方する方が効果的です。
ですので、最初の処方であるニトラゼローションの方が適切と思います。
特に中学生ですので、抗真菌薬であるイトリゾールカプセルの長期服用は、問題です。
別に体内にカビが感染しているわけでもないのに飲みますと、
体内の正常な菌までも殺してしまいますし、副作用も出現する可能性が出てきます。
いくら、再発といっても、そこまでする必要性はなく、最初の処方で十分かと思います。
明日、受診予定とのことですので、主治医の先生に、「今の薬よりも、最初の薬の方が息子には合っていたようです。前の処方に変えてください」と伝えられるのが、良いと思います。
回答します。
私なら、単純に、カビの繁殖を抑えるニトラゼローション、皮膚の炎症を抑える非ステロイド剤のフエナゾールクリーム、ストレスや疲労もたまっていると考えビタミンB配合剤のノイロビタンを飲み薬として、
処方します。
脂漏性皮膚炎の場合、外部刺激に対して敏感に反応しますので、
あまり、色々な薬の使用は、かえって、薬による皮膚炎を起こす可能性があるので、
なるべく、必要なものだけ、最小限処方を私なら行います。
ビタミンB2、B6は、皮脂分泌を抑える作用が、あります。
卵や緑黄色野菜に多く含まれています。
すでに、21日に回答しましたが、回答が、表示されていますでしょうか?
同じ、21日に、回答を行った方より、本日、回答が、来ないとクレームがあり、
もしかして、この質問への回答も、相談者様に、表示されていないのでは?
と思い連絡しました。
どうでしょうか?