充分な予備知識がないままダイエットとしてファスティングを始めてしまって、思わぬ体調不良に悩まされたという方は少なくありません。かくいう私もかつて好転反応に驚いてしまった一人です。
その時の経験と調べた事をまとめてみました。ファスティングをしている方(する予定の方)で好転反応について少しでも不安がある方はぜひ読んでみてください。
ファスティング中に表れる「好転反応」って?
好転反応という言葉自体、ファスティングなどに馴染みがないとなかなか聞かない言葉ですが、「好転」という文字だけ見るとポジティブなイメージがわくかもしれません。
ファスティングにおける「好転反応」は主にデトックス作用によって体に表れる様々な反応のことを指します。症状は人それぞれ、軽い方もいればデトックス効果が高い方はその分、好転反応も強く表れる傾向にあります。
私自身はそれほど酷い好転反応には見舞われることはなかったですが、それでも初めは少し不安でした。まずは症状についてまとめてました。
ファスティングの好転反応の症状のまとめ
ファスティングの好転反応は、いずれもなんだか少し風邪のような症状が多いのが特徴です。
風邪と勘違いしてしまうことも…。主な症状はこういった感じです。
好転反応の主な症状
- 頭痛
- 吐き気
- 倦怠感
- 肌荒れ(吹き出物やニキビ)
- 便秘
嬉しくない症状ばかり…。倦怠感や頭、吐き気は多くの方が経験するようです。また、吹き出物・ニキビなどの肌荒れが出ることもあります。
食事を摂らないことで体に悪影響が出たように感じるかと思いますが、これらはそのほとんどが体調不良ではなく「好転反応」と呼ばれるいわば良い兆候なのです。
ファスティングは本来、少々強引な方法ではありますがデトックスを促進させることが第一の目的です。
ファスティングを行う目的として「ダイエット」がよく挙げられますが「痩せ体質」が手に入るのは実はファスティングのおまけであると言えます。
ちなみにファスティングに成功している方は、ファスティング中よりもむしろファスティングが終わった後に痩せるようになったという体験談を多く残していらっしゃいます。では、なぜ好転反応が起こるのでしょうか?
どうして好転反応が起こるのか?
日々の生活の中でどうしても体内に摂り込まれてしまう有害物質や毒素、そして代謝によって出来てしまう老廃物たちのほとんどは代謝の過程で体外に排出されます。
ですが一部は体内に残ってしまい、脂肪と結びついたりセルライトになって体内に溜め込まれてしまったりします。また場合によっては血管内にプラークとして残ったりして体に悪影響を及ぼしたりもします。
これら有害物質や毒素を排出するのがファスティングの目的です。
しかし、ファスティングによって代謝を維持するためのエネルギー源である炭水化物が不足すると、体内に溜め込まれていた脂肪がその代わりのエネルギー源として使われるようになります。そして脂肪が分解する過程で、結びついていた有害物質や毒素・老廃物も分解されて血液などに混じって全身を循環することになります。
好転反応は毒素が排出の過程で血流などにのって体を巡るのが体調不良を引き起こす原因なのです。
なので好転反応が出るということは、ファスティングによるデトックスが作用しているという証でもあるんですね。
好転反応の症状とタイミングは人それぞれ
この好転反応は症状や重さ表れるタイミングは人によってそれぞれです。準備期に好転反応が表れることはほとんどありませんが、断食中はもちろん、断食を終えて回復食を摂っている期間(回復期)にようやく好転反応が出る方も多くいます。
カフェイン・薬の服用頻度が多い人は強く出る傾向に
普段からお茶やコーヒーを飲む量が多い人、胃腸薬や頭痛薬などの薬を服用する頻度が高い人などは好転反応が強く出る可能性が高いので注意してください。日々の食事だけではなく、日頃の生活サイクルが乱れていると老廃物などは体内に残りやすくなります。
いわば好転反応で出る体調不良の症状の重さは「生活習慣の乱れの表れ」でもあります。ファスティングを何度も繰り返してその都度つらい思いをするより、最初のファスティングを機に、生活を見直して体に負担の少ない生活を心がけましょう。
好転反応だと思い込まないこと
ここまで好転反応について見てきましたが、ひとつ注意したいのはファスティング中に起こる体調不良のすべて好転反応だとは限りません。
中には脱水症状や熱中症だったり、栄養失調や持病の悪化だったりと、本当に危険な症状である可能性もあります。
自己診断は危険ですのであまりに症状が重くツラい時は我慢せずに病院やファスティングの専門家の方などの診断やアドバイスを求めるようにしましょう。
好転反応が表れている間に気をつけること
体調不良が出るのは辛いですが好転反応はファスティングを正しく進められている証拠でもあります。排毒がスムーズにいけば痛み止めの薬などを飲まなくても好転反応を和らげることが出来ます。
そもそも、断食中の薬の服用はやめてください。
食中の胃が空っぽの状態での薬の服用はいつも以上に薬の作用が体に負担をかけます。場合によっては酷い嘔吐や痙攣を起こす可能性もありますので症状が重く続く場合は自分で薬を服用するのでは、繰り返しますが医師や専門家の診断を仰ぎましょう。
その他に好転反応中に気をつけるポイント
ほかに好転反応が表れている最中に気をつけることがあります。
- 体に負担をかけない程度に血液の循環を促す
- 内臓の働きを低下させない
という2点です。いずれも正しいファスティングを実践していれば大丈夫です。ちなみに3日間ファスティングの正しいやり方もぜひ参考にしてください。では、この2点を防ぐために守っておきたいことですが、
- 酵素ドリンクをしっかりと飲むこと。
- 水分を十分に補給する。
- 体温を下げないようように薄着をしないこと。
ファスティング中は栄養と水分が不足した状態です。ファスティングとは完全断食ありません。必ず酵素ドリンクと水分を摂取しながら行う断食法です。この2点が不足すると好転反応ではない栄養失調や脱水症状が起こりますので必ず酵素ドリンクと水分は摂取するようにしてください。
また、体を冷やすこともよくありません。夏場は冷たくした水を飲みたくなりますが、できれば常温のミネラルウォーターを飲むようにしましょう。また、薄着はせずに体の体温が落ちないように十分注意してください。
症状が酷い場合はファスティングの中断を
症状が強く出ている場合は無理をせず横になって体を休ませましょう。またファスティング中の好転反応は、糖分を少し摂ることでも和らげることが出来ます。
そしてファスティング中はエネルギーが不足している状態ですので、あまり激しい運動や長時間の入浴などは心臓に負担がかかりますので避けましょう。
好転反応とはいえ普段の生活に支障をきたすほどの体調不良はかえって大きなストレスになります。無理をしすぎるのは良くないので、体調を整えて改めてファスティングに臨むようにしましょう。
正しいファスティングの方法はこちらにまとめています。
また、ファスティング中に飲むべき酵素ドリンクは無添加のものをお勧めしています。理由はファスティングというのは何度も言うとおり「デトックス」が目的のひとつです。そのデトックスの最中に添加物がたっぷりの酵素ドリンクを飲んでしまっていは意味がありませんので、私は必ず無添加のものを選んでいます。
おすすめの無添加酵素ドリンクはこちらにまとめています。