ニキビを治したい人にも、ニキビ跡を薄くしたい人にもおすすめしたいのが、ご自宅や医療クリニックでも手軽にできるケミカルピーリングです。ケミカルピーリングとは、ピーリングは英語で、「剥がす」「皮をむく」という意味をもち、薬剤(ケミカル)のグリコール酸、フルーツ酸を塗り、一定時間を置く事で角質を薄くはがすことをさします。肌のターンオーバーを正常にし、不要な角質を取り除くことで、毛穴づまりを防ぎ、アクネ菌の繁殖を防ぎニキビが予防できます。
自宅で行うピーリングと医療クリニックで行うものなど実体験を交えてご紹介します。
1:なぜピーリングはニキビに効果があるのか?
ニキビの原因として最も多いのは、肌の角質が厚くなり毛穴が詰まり、そこにアクネ菌が繁殖することです。ケミカルピーリングの効果は下記の3つがあります。
- 毛穴の詰まりを取り除きニキビの悪化を防ぐ
- ターンオーバーの乱れを整え、健康な肌に整える
- 過角化(角質層が肥厚する)を予防し、バリア機能を高める
ケミカルピーリングは、できてしまったニキビの悪化を防ぐとともに、新たなニキビも予防します。
2:特にニキビに効果があるピーリングは2種類
日本人の肌にあっているニキビケアピーリングはAHAとBHA。
AHAは、フルーツによく含まれていることから別名フルーツ酸やグリコール酸ともいわれ、肌になじみやすく刺激も少ないため、日本では最もメジャーなケミカルピーリングの薬剤といえます。一方、BHAは皮脂に近い性質をもつサリチル酸のことで、脂性トラブルの代表でもあるニキビ治療などに使われます。ニキビの菌や皮脂、角栓を溶かすので、ニキビ治療に役立ち、再発しにくいといわれています。
3:顔のピーリングを定期的に行えば、ニキビが減らせる!
■■自宅編■■
AHA(フルーツ酸)配合の洗顔ソープ。角質ケアができるAHAに、殺菌力のあるティーツリーオイルも配合。古い角質を取り除き、みずみずしい肌へと導きます。ターンオーバーを促し、不要な角質を取り除くことで、ニキビができにくい肌に整えます。
【使い方】
メイクを落とし、洗顔後の肌に石けんを泡立て、顔全体に塗布します。約2分程放置し、洗い流します。ピーリングは週1回くらいを目安に。
【使用感と注意点】
使用1回で肌のザラつきがなくなるなど、即効性のある商品でした。新しいニキビができなくなり、肌の明るさが実感できました。ニキビができている時は、ニキビが少しピリピリとしましたが我慢できるレベルです。石けんが溶けやすいので、使用した後はペーパータオルなどでふいて乾燥させることをおすすめします。
■■クリニック編■■
ニキビを早く治したい人や、ニキビ痕を残したくない人には、クリニック(皮膚科)での集中ケアがベストです。私は、3〜4ヶ月に1回ペースで顔のピーリングを品川スキンクリニックで行っています。
「ケミカルピーリング」
- 内容 サリチル酸
- 料金 5,830円 美容クリニックのため保険適用外。(初診料なし)
- 痛み・腫れ なし
医療クリニックのため、医師が肌を診察します。患者にあったピーリング剤を選びますが、私は肌が弱いため、刺激が少ないといわれているサリチル酸にしてもらいました。ニキビが多くて、皮膚が厚めの人には、グリコール酸がよいそうです。
【治療方法】
サリチル酸を洗顔後に塗布します。薬剤塗布後、約5分間、看護師が手袋をつけた手で顔全体をマッサージします。鼻の脇はピリピリしますが、全体的には痛みはありません。
【治療後】
治療直後は、顎のニキビとフェイスラインのニキビは赤くなっています。翌朝、顎とフェイスラインのニキビは、赤みが落ち着き小さくなっています。完全にニキビを治したい人は、月に2回程度、繰り返し行うことがおすすめです。
4:背中やデコルテニキビに効果的なボディピーリング
■■自宅編■■
ボディニキビを予防するために効果的なホームケア。メイクアップアーティストと、美容クリニックの看護師からおすすめされたのが「タカミクリニック」の製品です。症例実積20万人の肌を研究した上で開発された製品なので非常に効果があります。タカミスキンピールボディは、お風呂上がりに毎日、背中に塗ることでニキビ予防ができる製品です。
オレンジやレモンなど柑橘系を中心としたAHAグリコール酸を配合したボディ専用ピーリング。角質除去と透明感とうるおいを与えるオールインワン処方。塗るだけでピーリングができ、ニキビの予防ができます。ニキビ痕にも効果があります。
【使い方】
入浴後など、乾いた清潔な体(背中や胸など)になじませます。洗い流し不要。2日に1回を目安に。
【使用感】
お風呂上がりの肌に、背中や胸などニキビができている部分に使用していました。刺激が少なく、軽いジェルで浸透が早いのが気に入っていました。ニキビやブツブツが消えるといった効果はすぐに実感できませんでしたが、2ヶ月後、友人から「背中がキレイになったね」といわれて驚きました。
■■クリニック編■■
背中やデコルテなど、広い範囲を自分でケアするのは難しく、私自身、5年以上ニキビケアをしても全く改善が見られなかったので、皮膚科でケアをしていました。1ヶ月に2回でのペースでピーリング後にビタミンC導入もつけていました。ピーリングで背中ニキビを治したい人は、クリニックのほうが効果的でしょう。
「ケミカルピーリング」
- 内容 グリコール酸ピーリング
- 料金 5,000円 別途:初診料
- 痛み・腫れ なし
皮膚科専門クリニックで、ニキビケア治療のためのピーリングが受けられます。病院のため、医師が肌を診断後、看護師がピーリング剤を選びます。駒沢皮膚科クリニックでは、背中のピーリングはサリチル酸を推奨しており、ニキビの状態に応じて、適正のピーリング濃度の薬剤を肌に塗布します。繰り返し行うと、肌の角質がはがれ、ターンオーバーが正常に整いニキビが治ります。
【治療方法】
グリコール酸を背中全体に塗ります。ピーリング剤の濃度は、医師が判断し、その人にあった濃度数で処置します。私の場合、1回目の施術では濃度を濃くし、5回目は濃度を薄くしていきました。薬剤塗布約5分間後、ふきとります。
【治療後】
背中全体に大小さまざまなニキビが10数個ありましたが、1回の治療でニキビの炎症が収まりました。2週間後、もう一度同じ処置をすると、新しいニキビが出来なくなりました。2週間ごとに通い、計5回通ったところ背中のニキビはほとんどなくなり、ニキビ痕がうっすら残っているだけでしたので、結果に大満足です。
まとめ
顔や背中のニキビが治りづらい時は、ピーリング剤配合の石けんやクリームなどのホームケアとクリニックによるピーリングのダブルケアがおすすめです。クリニックに問い合わせたところ、クリニックでのピーリングを受けた当日は、ホームケアでのピーリングは控える必要がありますが、翌日からは通常通りケアが可能です。クリニックでは医師の診察によって薬剤の濃度を変えて施術してくれるので、効果的な治療ができます。私は背中のニキビがなかなか治らず、何をやっても駄目で皮膚科に通っていました。しかし皮膚科の薬でもニキビが治らず、知り合いからピーリングをすすめられ、試したところ治りました。背中は角質がたまりやすいので、定期的なピーリングがニキビ予防の近道だと実感できました。
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