思春期ニキビは本当に厄介なニキビです。悩んでいる気持ちが十分にわかります。
思春期に出来るニキビはケアが重要となります。今ケアしておかないと後々後悔してしまう可能性があります。ニキビ跡が残って消えなかったりケアの知識がなくこれからずっとニキビと付き合っていかなければならない状態となります。
なので、しっかりとしたケアを知っておきましょう!今回は化粧水に関して記載しております!化粧水は本当に必要なのか?不必要なのか?
思春期ニキビに対する化粧水の役割
洗顔後の肌に必要な水分を補い、調子を整え肌が柔らかくなるように保湿をします。
また化粧水には収斂作用があり、肌を引き締めて皮脂の過剰な分泌を抑える効果があるのです。それによりPhも弱酸に保つことが出来るのです。
後半では思春期ニキビ化粧水の成分、効果、選び方を解説いたします。
思春期ニキビは肌質によって化粧水は不要?
肌質は人それぞれです。脂性肌の人、乾燥肌の人、敏感肌の人。
特によく聞かれるのが、思春期ニキビで脂性肌の人は化粧水が不要なのではないか?というお話です。
肌質は異なりますが、基本的なケアは変わりません。ただ肌質や特徴を知ることで今後のニキビ対策につながります。
脂性肌
脂性肌の人は皮脂の分泌が多いため、ニキビが出来やすい環境にあります。
このタイプは基本的なスキンケアと同時に生活習慣の見直しも重要です。
特に食生活の乱れ(スナック菓子やジャンクフードの摂取)糖質、脂質過多になっていないか確認しましょう。そのなかで足りない栄養素を積極的に摂取することです。
特に食物繊維、ビタミンB群、ビタミンA、C、Eがニキビの改善には大切ですよ。乳酸菌の入った青汁などもおすすめ腸内環境を整えてくれます。睡眠も十分にとりましょう。
乾燥肌
乾燥肌の人は保湿をしないことで、皮脂の過剰分泌に陥ってしまうタイプです。化粧水を使い保湿をしてあげることで皮膚のバリア機能が正常化されるのです。
敏感肌
敏感肌の人はもともと肌の免疫力が弱いタイプです。方法を誤るとニキビを悪化させるだけではなく、更に肌の免疫力を落とすことにもなりかねません。
特に洗顔では刺激の強いピーリング系(サルチル酸やグリコール酸)洗顔の使用を見合わせることでニキビの悪化を防止できるのです。
思春期ニキビに対策はなぜ「清潔と保湿」が基本?
思春期ニキビの改善には「清潔と保湿」は基本となります。
それには皮膚の働き知る必要がありますね。ここでは主な働きを6つご説明いたします。
バリア機能
思春期ニキビの原因である皮脂ですが、正常に分泌されれば肌は「皮脂」によりPhが弱酸性に守られます。
そして外部のアレルゲンやウイルスなどから私たちの身を守ってくれるのです。
ニキビで肌が炎症を起こしている場合、肌のバリア機能が壊れている状態になりますね。雑菌が侵入しやすい状態なのです。
分泌、排泄機能
汗や老廃物など、代謝物によるものになります。皮脂線から汗をかく、皮脂からの分泌物などです。毛穴を清潔に保てないと皮脂でふさがれニキビの原因になります。
感覚機能
皮膚に知覚刺激を与えて外界からの情報が伝わります。
主に「痛、痒、温、冷、圧、触」などがあります。これらはニキビによる炎症が起きたときも痛みを感じます。
苦痛をともなう刺激は体からのサインですよ。
体温調節機能
発汗や血流によって体温調整を行う作用があります。思春期は代謝も活発な時期です。
皮膚を清潔に保つことがニキビの改善や予防につながります。
経皮吸収機能
皮膚の毛穴を通して必要な水分(化粧水)や薬剤(軟膏など)を吸収させます。
洗顔後は皮脂のバリア機能が失われ一時乾燥状態に陥ります。そのままの状態は皮脂の分泌を過多にしてしまうのです。
洗顔後化粧水で保湿を行うことで保湿効果、収斂効果で肌が改善され皮脂の分泌が抑えられてきます。
再生機能
皮膚には再生機能がありターンオーバーがこれにあたります。正常な皮膚代謝は4週に1回のサイクルで行われるのです。
すでに出来てしまったニキビはこのサイクルで正常な皮膚に改善されていきます。
思春期ニキビに対する化粧水の主な成分と効果
思春期ニキビに特化した化粧品は多く出回っています。
その特性や効果、さらに化粧水に含まれている成分をきちんと知っておくことが大切です。それがニキビを改善するか否かの鍵になってくるのです。
甘草エキス(グリチルリチン酸2K)
甘草エキスから抽出したニキビの炎症を抑える作用がある成分です。グリチルリチン酸2Kと呼ばれることもあります。
敏感肌や思春期の白、赤ニキビにはこの成分の入った化粧水がおすすめですよ。
イソフラボン
そもそも思春期ニキビは男性ホルモンが一時的に活発になっているのですから、疑似エステロゲンとしてイソフラボンが含まれている化粧水を使用して皮脂の分泌を抑制する方法です。
脂性肌の人におすすめの成分です。実際、皮膚科では重症化した思春期ニキビに対して「ホルモン治療」が行われています。
ビタミンC誘導体
美肌、美白効果の高い作用をもつビタミンC誘導体はニキビにも効果的です。収斂作用によって皮脂の分泌を抑え毛穴を引き締めます。
またビタミンCが肌の奥深くまで浸透してニキビを根底から改善に導きます。高濃度の物はお値段も張りますが、その効果は高く赤みニキビや乾燥肌の人にはおすすめです。
ハトムギ
ヨクイニンともいわれ漢方でも有名な成分です。肌荒れイボ、ニキビに効果があるとして知られています。
思春期ニキビ化粧水の選び方
では実際どのような化粧水を選べばよいのでしょうか?
思春期の肌はニキビができていなくても化粧水を使ったことがないので敏感なのです。
まずは刺激成分のチェックです。つぎに肌質で適切な成分が入っているかを確認しましょう。
そのうえで化粧水が刺激のない無添加であるか確認することが大切なのです。
刺激成分のチェック
次の刺激成分は化粧水を購入するときの参考にしてください。これらの成分は刺激があり人によっては肌に合わない方もいるのです。
- 鉱物油
- 着色料
- 香料
- バラペン
- アルコール
- PG(プロビレングリコール)
- 赤色〇号 青色〇号
- サルチル酸
- パラフェノールスルホン酸亜鉛
保湿成分、有効成分
有効成分については「化粧水の主な成分と効果」で解説した通りです。自分の肌タイプに合った適切な成分の化粧水を選ぶことが大切です。
化粧水には有効成分のほかに肌に潤いを与える保湿成分が含まれています。保湿には、皮膚のバリア機能を守る大切な役割があるのです。
そのバリア機能を保護している成分が「セラミド」と呼ばれる保湿成分になります。
- セラミド1…外部の刺激からバリア機能を保護、サポートします。
- セラミド2 ,3…保湿機能を高め肌に潤いをサポートします。セラミド3はしわにも効果があります。
- セラミド6 ,6Ⅱ…ターンオーバーが正常に行われるために必要な成分です。不足するとしわの原因になります。
- その他…ヒアルロン酸やコラーゲン、リピジュアなども保湿成分として優れています。
化粧水を使用するときの注意点
最初はきちんと確認して購入しても、いざ使用してみないと実際のところ分からないのが本当です。
中にはアレルギーテスト済みという化粧水も販売しています。まずは、パッチテストを行ってから使用するのが安心ですね。
まとめ
思春期ニキビには化粧水は必要です。という結果にたどり着きました。
ただ、肌のタイプによって生活習慣や化粧水の成分はそれぞれ異なりますので、自分にあった適切なケアを行っていただければと思います。