ニキビは、ただそれに効果的な治療薬を塗ったり飲んだりすれば治るようなものでない。
確かに投薬による治療は有効的ではあるが、他にも普段の食生活や過ごし方を改善することも必要なのだ。
つまり、体の内側からもニキビを治そうとする姿勢がポイントになってくる。
これに気がつけば、ニキビの治りも早くなるし、予防にも繋がる。(もちろん、そう上手くいなかない場合もあるが、意識しないよりはましである。)
これは、お尻のニキビにも同じ事が言える。
薬の力だけを頼りにするのでなく、この場所に起きる蒸れを改善し悪化を防止したり、入浴の際に優しくいたわってケアを行なうなどがポイントなのだ。
こういった日常生活における治療を重ねることで、改善や予防に繋がるのだ。
さて、ここで紹介するのはそんな治療方法として知っておきたい、お尻の「血行促進」である。
お尻にニキビができる原因として血行不良による、角質の硬化やターンオーバーの乱れが挙げられる。
そこで、血行を促進することで、これらの原因を撃退するというわけだ。
通気性の良い下着に交換したり、入浴方法に気をつけるのと同じく、すぐにスタートしやすい治療だ。
以下からは次の3つにわけて、血行不良がお尻のニキビを作り出す理由や、それに対する取り組みについて説明する。
- ①お尻のニキビを引き起こすターンオーバーの乱れ
- ②血行促進で肌細胞がしっかり代謝できる
- ③お尻の血行不良を改善する3つの取組み
お尻のニキビを確実に治療する為にも、ぜひ取り組みのひとつとしてチェックしてほしい。
①お尻のニキビを引き起こすターンオーバーの乱れ
血行不良がどうしてお尻のニキビを招いているのか?
それは、肌がおこなうターンオーバー(新陳代謝)を乱したり、この場所の角質を固く分厚く変えてしまうからだ。
こういった状態に陥ると、肌が正しい周期を保って代謝できなくなり、いつまで経ってもニキビが治らない。
また、角質が固くなったり、ごわつきを感じるのは、ターンオーバーが乱れていることが原因といって良い。
これによって、ニキビの原因である毛穴つまりを起こしてしまうのはもちろん、肌の透明感や潤いまでも失われてしまう。
血行不良が引き起こすこのような影響について、まずは理解しておこう。
②血行促進で肌細胞がしっかり代謝できる
お尻の血行促進は、先程挙げたターンオーバーの促進に繋がる。
すると、役目を終えた角質がスムーズに剥がれ落ち、そこには健康で美しい次の角質があらわれるのだ。
これは、血行が促進されることで真皮に存在する毛細血管から肌へ栄養や酸素がしっかりと送りこまれるからである。
肌が十分なターンオーバーを行なう為には、質の良い睡眠や栄養バランスの良い食事が必要なう他、こういった酸素や栄養素も大切な材料となるわけだ。
必要な材料をしっかり受け取って育った細胞は、肌を守るバリア機能もしっかりとした角質へと育つため、美しくありながら丈夫で健やかなお尻の肌となってくれる。
その結果、ニキビもできづらく、例えできたとしても治りも比較的早くなるのだ。
しかし、こういったお尻の肌を手にいれる為には、やはり血液の流れが良好であるのが条件となる。
お尻は、座る、寝転ぶなどといった動作による圧迫で、血液不良を起こしがちな場所だ。
次からは、そんなお尻の血行不良を改善する取り組みについて説明しよう。
③お尻の血行不良を改善する3つの取組み
お尻のニキビを治療するため、取り組みたい項目は次の3つだ。
- (1)ウォーキング
- (2)マッサージ
- (3)食事改善
以下から、それぞれについて説明していこう。
(1)ウォーキング
お尻にニキビができる原因を知らなければ、ウォーキングがこの場所のニキビ治療に有効的といわれてもいまいちピンとこないだろう。
しかし、ウォーキングはお尻の血行不良を改善するには最適な取り組みである。もしも、こちらの取り組みが可能ならば、一日に「数十分程度」で良いので取り入れてみよう。
本格的に取り組む場合は、体温の上昇によって汗や蒸れを生じるので、そちらのケア対策も忘れずに行なうのが大切だ。
ウォーキングが難しい場合は、日常生活の中で階段を使用する頻度を増やしたり、通勤や通学で一駅歩くなどの工夫がおすすめだ。
まるでダイエットのような取り組みとも言えるが、こういった工夫がお尻のニキビの確実な治療につながるのだ。
ちなみにウォーキングにこだわらなくとも、お尻を動かしたり刺激できるなら運動の種類は問わない。
例えば、お尻歩き、ストレッチ、ヒップアップ運動などもそれにあたる。
(2)マッサージ
ここでのマッサージは、主に「下半身」に行なうものだ。
というのも、下半身の血流が良くなれば、自然とお尻の血行不良も改善されるからである。
マッサージを行なう際は、「下から上」に移動するように優しく行なうのがポイントだ。
足の裏からはじまり、足の甲→足首→ふくらはぎ→膝の裏→太もも→太ももの付け根→お尻、といった感じに進んでいこう。(下から上であれば、部位や順番は問わない。)
この時注意すべき点は、力をいれすぎないことだ。
これは、肌に必要以上に刺激を与えたり、リンパ官を傷つけてしまう恐れがあるからである。
お尻のマッサージといっても、ニキビの炎症が広範囲に広がっているならば、当然その場所は避けるべきだ。
こういった場合は、お尻に触れるのはあえて避け、この場所から下の部位を丁寧に優しくマッサージし、血流を良くしよう。
(3)食事改善
お尻のニキビ治療の為、血流を良くする食品を取り入れよう。
血行を良くする為には、血液の質が「サラサラ」であるのがポイントだ。ドロドロとした血液は、いくら血管が丈夫であっても流れがスムーズであるとは言い難い。
食品の中には、そんな血液をサラサラにしてくれるものがたくさんある。以下では、そんな食品について紹介する。
お尻のニキビ対策というよりも、健康をテーマとした話に捉えられそうだが、チェックしておこう。
「オサカナスキヤネ」で覚える食品
健康を意識している方なら、タイトルを見てすぐに分かったのではないだろうか。
オサカナスキヤネとは、「お茶」「魚」「海藻」「納豆」「酢」「きのこ」「野菜」「ネギ」の頭文字をとった言葉だ。
ずらりと並んだこれらの食品は、どれも血液をサララにし血行を促進させる効果を持っている。
例えば、魚にふくまれる不飽和脂肪酸(DHAやEPAなど)は、悪玉コレステロールの抑制効果がある。
こういった効果により血流をスムーズにし、お尻に限らず体全体の血流がよくなるのだ。
バランスの良い食事をとるのはもちろん、これらの食品を意識して取り入れてみよう。
まとめ
お尻のニキビを治療する為に、取り組みたい方法はたくさんある。
血行促進はその方法のひとつであり、お尻のターンオーバーを促進させることで、ニキビの治療や予防が可能となる。
他の治療と合わせて、ぜひチェックしておこう。