ビールタイム01~10・・・01ビールの起源は古代オリエントにあり! ビールづくりの最も古い記録としては約5000年前、メソポタミア地方のシュメール人の遺跡から発見されてます。彼らのビールは麦を発芽させ、乾燥したものを粉状にしてパンを焼き、これを砕いて水を加えて自然発酵させたものだったようです.古代人はやがて様々な麦やキビ、ナツメヤシを転化したものなど数10種類ものビールをつくり始めたというのですから、人類のビールへの愛着ぶりがうかがえます。 ・・・02 初めてビールを飲んだ日本人は? 日本にビールが伝わったのは江戸中期、長崎のオランダ人からという説が有力です.当時の「和蘭問答」(1724年)には初めてビールを飲んだ日本人の感想がのってます。「麦酒給見申候処、殊他悪敷物にて、何のあぢはひも無御候・・・」と記されており、ビールの苦い味にビックリした様子が伺われます。江戸末期には多くの西洋人が渡来するようになるとともに、日本人の富裕層の間にビールは徐々に広まっていきました。 ・・・03 ビールを飲むと太るといいますが? ビール缶350ml.一本のカロリーは約143k? これはご飯茶碗7分目、牛乳250ml.、食パン(六つ切り)1枚、卵2個などに相当しますが、ビールのカロリーの3分の2はアルコールによるものです。アルコールは体内に吸収されると容易に炭酸ガスと水に分解され、エネルギー現にはなりますが、炭水化物(糖質)やたんぱく質、脂肪のように体の組織を構成したり、グリコーゲンや脂肪として体内に蓄えられることはありません。肥満の原因はビールに限らず、一般にカロリーの撮りすぎが原因といわれています。食べ過ぎ、飲みすぎにはご注意ください. ・・・04 ビールと痛風について 痛風は血液中の尿酸濃度が高くなり、それが結晶化して間接が腫れ、痛みを生じる病気です。プリンタイが分解されて尿酸が生成されますが、尿酸濃度のバランスを崩す原因として?プリンタイを多く含む食品の摂りすぎ、?アルコール飲料の飲みすぎ?精神的ストレス?激しい運動ストレス?薬の副作用などが挙げられています.この「プリンタイ」はビールにも含まれていますが、アルコールそのものも尿酸のレベルを上げます.尿酸値の高い方はアルコール全般を控えめにされ、痛風の方はアルコールを避けたほうが良いといわれるお医者様もいらしゃいます。また、私たちが日常口にするレバー、エビ、しいたけなどにはビールの数十倍から数百倍のプリン体が含まれています.したがって、ビールを適量にするだけではなく、食事のバランス、カロリーコントロールにも気をつけたほうが良いようです。すでに痛風で通院中、治療中の方は医師の指示に従ってください。 ・・・05 ビールと発砲酒の違いは? ビールは日本の酒税法で「麦芽、ポップ、水および米その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもの.ただし、その原料中当該政令で定める物品の合計が麦芽の10分の5を超えないものに限る。」と定義してます。一方、発泡酒は「麦芽を原料の一部とした酒類で、発泡性を有する雑酒」と定義され、その麦芽比率は規定されてます。つまりビールとは、「麦芽10に対し、政令で定められた副原料(米、コーン、スターチ等)が5以下のもの」をさし、発泡酒とは「麦芽10に対し副原料(米、コーン、スターチ等)が5を超えて使用したのもの」または「定められた副原料以外を使用したもの」となります。 ・・・06 缶ぶたにある点字は何とかいてある? 「びーる」とかいてあります。これは目の不自由なお客様に対して、飲料水の缶との誤飲を防ぐための配慮が必要でないかと考え、1996年4月より順次缶ぶたに点字刻印するようになりました。 ・・・07 リターナブルびんってなに? 繰り返し使うことのできるビンのことです.現在は大びん(633ml.)、中びん(500ml.)、小びん(334ml.)、スタイニーびん(334ml.)、特大びん(1957ml.)がリターナブルびんです。お客様が返却されたリターナブルびんはほぼ100%工場に戻り、年間で3~4回転し、8~10年程度使用されてます。 ・・・08 <ビールの効用 > ・ビールあれこれ ビールは古代エジプトやバビロニア時代には、流行病の予防や治療薬として用いられていました。日本でも明治時代の初期には、薬屋でビールを求めていたそうです。 ビールはいわゆる添加物を加えていない上に、農作物からつくる点で自然食品であり、健康食品であり、バランスのとれた栄養分が含まれていることから、「ビールは液体のパン」といわれており、次のような効用があります。 ●脚気の防止 ビールにはビタミンが豊富に含まれており、大航海時代には、船にビールを積み込んで脚気の防止に努めていたといわれています。 ●動脈硬化の防止 ビールはナトリウム塩含有量が低く、低塩食品としても利用されており、また、ビールに含まれている低濃度のアルコールには、動脈硬化を予防する働きもあるといわれています。 ●胃の働きを促進 適度のアルコール成分は胃から腸に流されやすく、吸収されやすいのが特徴です。 また、炭酸ガスは胃壁を刺激して胃液の分泌を促進し、食欲を増進させる作用があります。 さらにホップの苦味は、消化を助け食欲増進に効果があります。 ●便秘防止作用 ビールに含まれているクロロゲン酸に中枢神経興奮作用や、胃酸の分泌を促進する作用があり、便秘ぎみの人に対して緩下剤としての作用も果たします。 ●ストレス解消作用 ビールはアルコール濃度が低いことや、のどの渇きを癒して心地よい食欲を呼び起こしてくれることなどから、ほどよく飲めばストレス解消剤としての作用も果たします。 ・・・09 おいしい保存方法 ●高温の所に置かない 高い温度に長時間置かれたビールはホップやタンニンの苦味だけが強調され、うまみとまろやかさに欠ける味になる。 老化防止のために10℃以下に保つのがよい。 ●光を避ける 日光にさらされていたビールは、苦味成分であるイソフムロンが光分解することによって日光臭を発生させる。 極端な例では、透明なグラスに注いだビールを30分ほど蛍光灯の光に当てても、日光臭がつくことがある。 ビール瓶が褐色であることはこのためである。 光の当たらない冷暗所に保存するのがよい。 ・・・10 おいしい飲み方 ●飲み頃の温度 日本の気候では、夏で6~8℃、冬で10~12℃程度で飲むのがおいしい温度で、 3℃以下に冷やしたビールは、本来の味わいがわからなくなり、泡も立ちにくくなる。また、コップも冷やしておくのがいっそうおいしく飲むコツである。 ●清潔なグラス ビールをおいしく飲むために、ビールの泡は欠かせません。グラスが汚れていると泡が立たず、立ってもたちまち消えてしまいます。特に油類がついているときはぜんぜん泡が立たなくなります。 また、洗剤がグラスに残っていても泡立ちが悪くなるので、グラスを洗うときは洗剤で汚れをよく落としたあと、流水ですすぎを十分にして、洗剤を完全に落とすようにしましょう。 ●上手なつぎ方 ビールの上手なつぎ方とは、泡を上手につくることです。泡はビールのおいしさを守るふたの役割をしています。まず、グラスは立てる。よくグラスを傾けてつぐのを見かけますが、グラスは傾けてはいけません。 初めはゆるやかに、次第に勢いよく注いでいき、きれいに泡ができ始めたら、その泡を持ち上げるようにして静かに注ぎます。ビールと泡が7対3になれば完璧です。 また、ビールのつぎ足しは絶対におすすめしません。やめましょう。炭酸ガスの抜けたビールに新鮮なビールを混ぜることになり、ビールの味を落とすことになります。 |