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★くすみやすい顔の部位

①Tゾーン(額から鼻筋にかけてT字型のエリア)
②目のまわり

 血行不良や内臓不調によるくすみが発生しやすい
③くすみは比較的頷全体にあらわれやすい症状
 触るとうるおいが感じられない肌がかたいなどの感覚がある

★月経前は、ホルモンバランスがくずれるのでますます「くすみ」やすくなる!


くすみは「古い皮膚」と「古い血」が原因です

 年齢を重ねるにつれて、女性を悩ますのが「肌のくすみ」です。
 肌のツヤや透明感が失せて、肌が黄ばんだり、黒ずんだりしてきます。くすんだ肌を隠そうと、
いくら化粧品をのせたところで、厚ぼったさは増すばかり。この厚ぼったさは、剥がれ落ちるべき
皮膚が長く居座っているために起こります。

 肌は本来、約28日間で入れ替わります。表皮下で形成された新しい肌は、2週間かけてじわじわ
と表皮にまで上がっていきます。そして2週間、外気に触れて過ごしたあと、アカとなって剥がれ
落ちます。これを「ターンオーバー」といいます。

 下から新しい皮膚が上がってくるのが遅れると、古くなった皮膚がそのまま残り、その結果、
乾燥してかたくなり。肥厚化した肌表面は「くすみ」という現象を起こすのです。

 若い人でも、疲労や寝不足が重なれば、血液が肌に十分にまわらず、くすみが起こります。
ただ、一時的なからだの疲れからくるものは、基本的に、十分な栄養をとって眠れば回復する
ことが多いのです。

 中年以降になると、くすみはなかなか消えにくくなります。
 これは、内臓の老化や疲労と、新陳代謝の低下があるためです。肝臓をはじめとする内臓の
疲労が重なり、長期的にターンオーバーが停滞しているのです。

 また、冷えや血液の汚れからくる血行障害も、くすみを起こす大きな原因です。

 よどんだ血液は「古血:ふるち」といいます。
 新鮮な血液が十分に循環している皮膚は、血液量が多いために血管が拡がって、肌がうっすら
とピンク色をして、透明感があります。

 血行不良を起こすと、皮膚の下を流れる血液が汚れて黒ずみ、透度の低いくすんだ肌となり
ます。

 「最近、くすみがとれなくなってきた」という人は、肝臓や胃腸の働きをよくし、血液の質
と量を高める対策が必要です。
 つまり、12時前に就寝して質の高い眠りを習慣化して、内臓の回復力を高めること。
 加えて、レバーやひじき、プルーンなど造血効果の高い食品を意識的にとりましょう。また、
冠元穎粒(かんげんかりゅう)、血府逐瘀湯(けっぷちくおとう)などの漢方薬を用いると、
体内の血液を増やし、からだが活性化されます。

★月経前に肌がくすむのはなぜ?

 女性のからだの生理機能は、「月経」と切っても切れない関係にあります。とくに月経前は、
体調変化の大きな波が起きており、女性は肌荒れ、イライラ、頭痛、乳房のしこり、むくみなど
さまざまな不調に見舞われます。

 これらの変化は、すべて女性ホルモンのしわざです。
 月経前1週間は、黄体ホルモンが分泌されることで、乳房が張ったり、性的欲求が高まったり
します。これはからだが妊娠の準備をしているため。黄体ホルモンは、受精が起こったと想定し
て、母体を「防護する」働きを始めるのです。
 黄体ホルモンは、皮脂を多く分泌させることで肌のバリアを厚くし、メラノサイトの働きを
活性化して紫外線から皮膚を守ろうとします。
 このため、月経前は肌のくすみが起こったり、吹き出物やシミが出やすくなったりします。
 月経前は女性にとっては、肌トラブル要注意期なのです。

 食事や生活のバランスのくずれは、すぐさま肌の不調につながります。
ただでさえ肌が不安定な時期なので、ふだんより脂っぽいものや甘いものを控える、紫外線に
当たらない、睡眠を十分にとることを心がけてください。

 そして、月経が終わってから1週間ぐらいは、肌はベストコンディションに近づきます。
 これは、月経後に分泌される卵胞ホルモンのおかげです。
 卵胞ホルモンは、「エストロゲン」といわれるもので、女性の美しさを最大限引き出すホルモン
です。肌や髪をつややかにしたり、女性らしいからだの丸みをつくりだすのは、すべてこのホル
モンの働きの一部なのです。

 大豆に多く含まれるイソフラボンは、エストロゲンによく似た作用があるといわれます。
 最近は、マメ科のプラエリアの根が、大豆よりはるかに多くのエストロゲンを含むとして美容
や健康方面でよく使われています。暇があったら調べてみて下さい。

★月経周期が肌の手入れのカギです。

 月経を境に、女性の肌は、めまぐるしく変化します。

 女性は本来、月経周期に合わせた肌ケアが必要なのです。それには、自分の月経サイクルを
把捉することが大切です。

 月経日から2週間ぐらい前、からだが高体温期になり、黄体ホルモンの分泌が始まります。

 皮脂の分泌が高まっているので、この時期に栄養価の高いクリームを使っても、あまり浸透
せず、肌を疲れさせるだけ。肌は分泌物でいっぱいの状態なのです。

 月経前は、洗顔を十分おこなって汚れを落とし、なるべくシンプルケアを心がけるのが、いち
ばん効果的なのです。
 ただし、メラニンの働きが活発化しているので、シミやそばかすが発生しやすい時期でも
あります。紫外線対策は、いつにもまして徹底する必要があります。

 月経中の1週間は、からだの血液が減少し、いよいよ肌の抵抗力が弱ってきます。
 この期間は、刺激の強い化粧品やはじめて使う化粧品、パーマ、カラーリングは一切禁止です。
保温に気をつける程度にとどめて下さい。

 そして、月経後の1週間は低体温期となり、エストロゲンの働きで肌が若返っているとき。
代謝がよいので栄養もぐんぐん吸収し、抵抗力も十分になります。
 栄養価の高いクリームやはじめてチャレンジする化粧品は、この時期に封を開けるのが正解
なのです。肌質に合ったものなら、高い効果が期待できます。

★くすみには全身運動やマッサージが効きます

 くすみの原因は、内臓の疲労や古血、月経不順だけではありません。からだの冷えや運動不足
からくる「血行不良」も大きな原因の一つです。

 したがって、くすみの予防と改善には、「血行改善」が欠かせません。
 血行をよくして、肌の老廃物の排泄と、肌への栄養補給をスムーズにすることで、あらゆる肌
のトラブルは回復に向かいます。血液は、最高の総合基礎化粧品なのです。

 運動やマッサージで血行を改善する方法は、くすみへの根本的な改善法でもあり、対症療法と
しても十分に効果を発揮します。
 たとえば、朝お化粧をする前にくすみを感じたら、肩や首のマッサージをしたり、軽く運動を
したり、入浴したりして血行をよくすれば、くすみが消えて透明感のある肌に近づきます。くすみ
の根本的な解決も、それと同様のことを継続的におこなえばよいのです。

 朝のひととき、あるいは寝る前に軽い運動やマッサージの習慣をつけると、老化の目じるし
である「くすみ」を遠ざけることができるのです。

 血行改善には、丹参(たんじん)や当帰(とうき)、紅花(べにばな)などの生薬も有効で、
冠元穎粒(かんげんかりゅう)など多くの漢方処方があります。専門家と相談してからだに合う
ものを選ぶようにしましょう。

★顔のくすみに効く首肩体操の方法は?
①首を前前左右に倒して手で押す
②両肩を前回し30回、後回し30回まわす
ことが有効です。お試しください。




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