| ーラジオ局のインタビューに答えてー 最初に答えた第1の質問の答えの裏返しになりますが、まず、玄米の優れた点は、「デトックス」です。体内に長年溜めた毒を体外にだしてしまえば、「病気」の大半は治るといっても言いすぎではありません。この優れた点によって、私も虚弱体質だったのが、健康になり、教室に通い始めた受講生の、花粉症、アトピー、などいろいろな病気の方が、画期的に体質改善されていくのです。 ところが、まじめに玄米菜食を数年続けますと、気力がなくなる、体力が無くなる、など、元気がなくなってきます。 この具体的な症状は、私の本、「岡田恭子のらくらくマクロビオティック教室」の92ページ、または、「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」日東書院 108ページに、詳しくのせました。 これは、私自身の体験に基づいて研究し、追求した結果の私の考えですが、玄米の繊維質の部分に含まれている、フィチン酸が、「両刃の剣」となるのです。 玄米の長所としては、体内の毒素を排出して病気を治してくれるのです。 ところが、短所としては、体内の必要なミネラルも排出してしまう、ということです。 残念ながら、長所と短所は、分けることができません。ここのところが難しい所です。いいとこだけを取り出して使うということはできないのです。 一人の人間として想像してみてください。短気な性格は、怒りっぽいという欠点がありますが、気が短いからこそ、早く物事を解決する力となります。 その反対に、のんびりした性格は、一緒にいると気持ちが穏やかになってなごみます。けれど、あんまりのんびりされても、危険を避ける力に乏しいのです。高速道路を40キロで走るのは危険です。人にも迷惑です。 といったように、優れた点と、注意点を分けることができないのです。優れた点だけを取り出して使いましょう、ということはできないのです。 玄米が体内のどぶ掃除をする、竹ぼうき、と思ってください。 体内の血管というどぶに、ヘドロのように溜まった、病気の原因のヘドロを、玄米という竹ぼうきを持った掃除人がお掃除をしてくれるのです。どんどんヘドロをかきだして、どぶのヘドロが一時的に、ウワ~と、どぶ中に浮きあがる状態の時に、好転反応という、むしろ、病気が悪くなったような現象が起きます。 顔にぶつぶつができたり、口中に、口内炎ができたり、眠くて仕方がなくなったり、だるかったり、熱が出たり、昔結核をやった人は、血痰がでたり、鼻の悪い人は黄色い鼻汁が止まらなかったり…などなどなど。 そして、ヘドロのお掃除が終わると、血管はきれいな、さらさら流れる小川のようになるのです。このとき、色々な症状がよくなります。 そして、問題の玄米の注意点の話にもどりますが… この玄米という竹ぼうきを持った掃除人が、きれいになった小川をさらに、竹ぼうきで掃除をし続けてしまうのです。がりがり、引っかきすぎてしまうと思ってください。 病気になったら、まずは、玄米を食べてデトックスを行い、次に、体内のお掃除というデトックスが終わったら、つまり、ミネラル不全が現れたら、玄米を止めて、分搗き米を食べてほしいのです。 私が感じたミネラル不全の具体的なサインは…私の本の中からですが… ・貧血 血液検査で貧血がひっかかったら、他のミネラルもなくなりかけていると思ってください。ミネラルを検査するといっても今簡単に行われているのが、ヘモグロビンの検査です。それで貧血がわかります。鉄分不足です。 ミネラルとは、生体にとって欠かせない元素のことで、カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、ヨウ素…などがあります。 鉄が不足しているとわかったら、長年玄米菜食をしている人であれば、他のミネラルも同時に不足していると思ってもいいでしょう。 ・かぜをひきやすくなる ただ、この辺が正確に玄米の優れた点と注意点とも、過不足なく伝える事の難しさ、もどかしさがあるのですが、 (ちょっと、話が飛びますが、玄米が、インフルエンザの治療薬みたいなものだと思ってください。とても病気を治すには有効なのですが、ずっと使いすぎると、有害になってきます。副作用もあります。) 最初玄米菜食にすると、今まで風邪をひきやすかった虚弱な人が、丈夫になってひきにくくなります。そうして丈夫になった人達が、長年玄米菜食を続けていると、という意味です。 また、風邪をひきやすくなってしまうのです。感染症にも又弱くなってしまう。 ・だるい、体力、気力がなくなる (これも、玄米にきりかえて直ぐの好転反応のダルさと混同しないでください) ・歯の磨耗、虫歯 歯医者に通った時、「凄く使っていて減っている歯ですね」と言われました。 長男は、甘いものは食べさせなかったため、ずっと虫歯のない優等生でしたが、小学生の時、突然、虫歯だらけになりました。カルシウム不足です。 ・動物性食品も、甘いものも、摂っていないのに、イライラする これも、カルシウム不足です。 ・足がよくつっていたのが治ったのに、また、つるようになる。 マグネシウム不足です。 ・口内炎もマクロビオティックで治ったのに、また、でき易くなる。 ・一度マクロで治った水虫、痔の再発。そのほかのいろいろな重い病気の再発。 ・老けて見える…長年、厳格なマクロビオティックの食事を続けた人は、年より老けて見える人が多い。顔が黒くて深いしわができている。ほっぺたが妙にてかてかしている。 ・むくむ、だるい、代謝が悪いのです。 よく分かる方法は、尿を観察してください。 おしっこが、限りなく、無色透明、無味無臭になります。 小さい便りというように、身体の状態を教えてくれる「便り」なのです。 前の日に食べたものの臭いがします。 (混乱するかもしれませんが、現代人は飽食で、食べすぎ、栄養過多で、体臭がくさい、のです。おしっこが非常に濃い色でくさい、です。加齢臭も、ワキガも、デトックスすれば、におわなくなります。) ・極端に冷える。 本当は、正しい食べものを食べていれば、身体は温かくなるはずです。 時々、厳格なマクロをやっていて、私の教室を受講しにきた方で、極端に冷えている方がいます。 夏でも長袖、スカーフを巻いて、それでも寒い、というのです。 ・マクロを始めて劇的に便秘が治ったのに、また、便秘になる。コロコロ便になる。マグネシウム不足です。 ・マクロを始めて夢を見なくなったのに、数年たつと、また、見るようになる。 夢、特に怖い夢は、前日の食べ物が悪かったのです。 ・お酒に弱くなる。 ・記憶力の減退。 ・骨折が相次ぐ。カルシウム不足。 ・爪の異常。 長女の爪が変形しました。爪に横の線が入る。 まあ、こういったような、身体の不調が現れるのです。 繰り返しますが、玄米の注意点は、玄米菜食を長年続けると、ミネラル不全を起こすので、デトックスが終わったら、玄米ではなくて、少し精白してある、分搗き米、に変えることをおすすめします。 ただ、最後に、念を押しておきたいのが、大袈裟に言えば、現代人の病気は、玄米でデトックスすれば、ほぼ治る、といってもいいくらいです。例えば、生活習慣病、花粉症、アトピー、癌、などなどです。 ですから、まずは、玄米菜食でデトックスをしていただきたいのです。 今日の玄米の注意点の話は、長年、玄米菜食のマクロビオティックを続けた人の、注意点です。 |
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