脂漏性湿疹とニキビの違いは?ニキビだと思ってたら脂漏性湿疹だった?
顔や頭にできた赤いボツボツ・・・
ニキビだと思ってニキビ用のケアをずっとしているけど全然治らない・・・
それってもしかしたら 脂漏性湿疹かもしれません。
脂漏性湿疹とニキビは全く種類や治療方法が異なる皮膚炎です。
ニキビかとずっと思っていた症状が
実は脂漏性湿疹だったという人は少なくないんです。
違う皮膚症状なのに、ケア方法や治療方法が
間違っていたらいつまでたっても治りません。
では、ニキビだと思っていたのに脂漏性湿疹だった場合、
どういった治療やケア方法になるんでしょうか?
ニキビと脂漏性湿疹との違いを見てみましょう!
ニキビも脂漏性湿疹も赤い発疹が頭や顔、
ひどいと全身にひろがります。
健康な皮膚と赤い発疹の境めがあいまいなので、
素人ではニキビと脂漏性湿疹の判別がほぼ不可能だと思います。
アトピーとも似ていますし、アトピーとニキビ、
アトピーと脂漏性湿疹を同時に発症していることもあります。
ニキビと脂漏性湿疹との違いですが、
脂漏性湿疹の場合はわかりやすい特徴があります。
【頭】
・皮脂がたくさんでて頭がべたべたしている
・フケがたくさん出る
・フケが黄色っぽい
・かゆい
・かさぶたがある
【顔】
・眉毛、小鼻の横、額の生え際が主に赤い
・かゆい
・皮膚がボロボロと落ちてくる(落屑)
・合わない化粧品や化粧水で途端に症状が悪くなる
などがあります。
ニキビは赤いボツボツができますが、あまりかゆみはないですよね?
頭にニキビができることもありますが、
ニキビだとフケやかさぶたはできません。
ニキビだと思って上のような症状がある場合は
かなりの注意が必要です!
脂漏性湿疹の可能性が高いからです。
私の症状ってニキビではなくてもしや脂漏性湿疹?!
という人のために脂漏性湿疹の原因や治療方法・
ケア方法を見ていきましょう!
脂漏性湿疹の原因と症状は?
【脂漏性湿疹の原因って何だろう?】
脂漏性湿疹は、人間の身体に元々ある常在菌であるマラセチア菌が
何らかのきっかけで数が異常に増えてしまい、毛穴や皮膚に炎症を起こしてしまう皮膚炎です。
マラセチア菌は常在菌なので、どの人にも存在し、
数が適切であれば、何も悪い菌ではありません。
普段は外敵から皮膚を守ってくれる良い細菌なんです。
これが、何かの理由で、例えば
・外食や肉ばかりの偏った食事
・睡眠不足
・合わないシャンプーやボディーソープを使う
・ストレス
などでマラセチア菌のバランスが崩れてしまい、
皮膚の上にマラセチア菌がたくさん繁殖してしまいます。
これが脂漏性湿疹です。
【脂漏性湿疹は身体のどこにできやすいの?】
脂漏性湿疹は皮脂分泌の活発な所にできやすいです。
・頭皮
・顔(額の生え際、眉毛、小鼻、耳後ろ)
・背中
・脇の下
・陰部
・太もものつけ根
などです。
脂漏性湿疹はかゆみが少ないなんて情報も見かけますが、
私はとにかくかゆかったです。
【脂漏性湿疹の具体的な症状は?】
代表的な症状は、かゆみ・赤斑・かさぶた・フケ
のような皮膚の落屑(らくせつ)です。
症状が進行すると、頭皮や顔であれば、かゆみでかきむしり、
皮膚がボロボロと落ちてくるだけでなく、患部が膿んでしまい、
浸出液(体液)が出てくることも。
ここまで重症化すると、常にかゆい状態になるので、
熟睡できず非常にストレスとなります。
患部の状態が悪いと化粧もできませんし、
普通の(市販の)シャンプーもしみて痛いでしょう。
こうならないためにも、軽症のうちに皮膚科で治療をし、
自分でケアすることが重要になってきます。
皮膚科ではどんな治療をするの?薬はどんなものを使うの?
【軽症のうちに皮膚科を受診しましょう!】
私のように、脂漏性湿疹が重症化して夜も眠れなくなる前に、
軽症のうちに皮膚科を受診しましょう。
おすすめは【皮膚科専門医】がいる病院です。
いまだに脂漏性湿疹なのに、ステロイド剤だけ処方して
終わりの病院さえあります。
適切な病院では脂漏性湿疹と疑われると、
皮膚の一部を採取して顕微鏡でマラセチア菌の数を確認します。
脂漏性湿疹はマラセチア菌である真菌の数を抑えないと治癒しません!
病院での治療ですが、脂漏性湿疹と診断されたら、
まずはかゆみと炎症を抑えるステロイド剤が処方されます。
ステロイド剤の強さは患部の状況により判断されます。
ステロイド剤と同時に抗真菌薬が処方されます。
この抗真菌薬でマラセチア菌の増殖を抑えて
脂漏性湿疹の治療をしていきます。
かゆみが強い場合は抗ヒスタミン剤または
抗アレルギー剤の内服薬が処方されます。
病院によってはビタミン剤が処方されることもあります。
ビタミンは正常な皮膚を再生してくれる栄養素です。
一説にはビタミンB2とB6が欠乏すると脂漏性湿疹の症状が
悪くなると考えられています。
【脂漏性湿疹の薬の名前は?】
上でもお話ししたように、かゆみを抑えるステロイド剤と
マラセチア菌を抑える抗真菌薬が処方されるのが一般的です。
ステロイド剤としては、ロコイド、キンダベート軟膏、リンデロンなどが処方されるでしょう。
頭皮の場合は塗りやすいようにローションタイプが処方されます。
抗真菌薬としては、ニゾラールローション、
イミダゾール系軟膏が一般的です。
参考までに、脂漏性湿疹の市販薬についてはこちらを見てください。
脂漏性湿疹が完治した私は、セルフケアが一番重要だと思います!!
脂漏性湿疹のだいたいの治療方法や薬はわかったけど、
自分でできるケア方法はあるんでしょうか?
皮膚科で脂漏性湿疹の治療をしているけど、なかなか良くならない、
今使っているシャンプーだと頭皮がヒリヒリする、
ボディーソープを使うって洗ってもかゆみがひかない
こんな方はシャンプーとボディーソープの見直しをおすすめします。
参考までですが、私は脂漏性湿疹に十数年苦しみました。
皮膚科の名医という所にいって、薬をつけるといったんはよくなるのですが、
また何らかのきっかけで再発してしまい、皮膚科にすぐにいけないときは、
かゆくてかゆくて相当つらい思いをしました。
脂漏性湿疹は再発しやすく、慢性化してしまうのが難しいところです。
この皮膚炎が完治して振り返ってみると、
やはりシャンプーとボディーソープが大事だったとつくづく思います。
例えばですが、市販のシャンプーは、
洗浄力が強いので、頭皮の汚れはよく落ちます。
でも、洗浄力が強いだけに、脂漏性湿疹患者にとって
とても大事な必要な皮脂まで落としきってしまうのです。
とある美容師の話では、
市販のいわゆるふつうのシャンプーは刺激が強いので、
頭皮を軽いやけど状態にして汚れを落としているそうです。
それだけ強力な洗浄成分が入っているということです。
これを肌の弱っている脂漏性湿疹の人が使うとどうなるでしょうか?
すぐに想像できますよね?
脂漏性湿疹の人は脂漏性湿疹専用のシャンプーと
ボディーソープを使うべきです。
私が今でも実際に使用しているのが「コラージュフルフル」です。
完治はしていますが、たまに頭皮がかゆくなる時があるので
かゆくなったときだけコラージュフルフルを数日使っています。
すると、かゆみがおさまるので、この方法で皮膚科に行かないで済んでいます。
軽症のうちにケアをして治しています。
脂漏性湿疹用に開発された商品なので、
マラセチア菌を抑える抗真菌剤が入っています。
また、頭皮や地肌に必要な皮脂は残してくれるやさしい成分です。
頭皮や身体のかゆみに悩んでいる方はぜひ一度試してみてください。