年々人気が高まっている「フルーツグラノーラ」。
おいしい上に栄養価も高い、まさに栄養補給にはもってこいの食品ではあるのですが、その一方で、食べ過ぎて健康を損ねてしまう方も出ているのだとか。
「おならが出る」「下痢になる」といった、デメリットとも捉えられる噂も多く聞かれます。
「フルーツグラノーラを食べ過ぎておならが出たり下痢になる」というのは、一体どういうことなのでしょうか?
また、フルーツグラノーラによって健康を損ねてしまわないようにするためには、どのような点に注意する必要があるのでしょうか。
今回は、「フルーツグラノーラを食べ過ぎるとおならが出て下痢になる」ということについて、フルーツグラノーラに関する知識も交えて解説します。
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フルーツグラノーラとは?
「フルーツグラノーラ」、よく聞く名前ですが、フルーツグラノーラとはどのような食品なのでしょうか。
まずはフルーツグラノーラについて解説します。
フルーツグラノーラは、厳密には「グラノーラ」と「フルーツ」の別々の食品を混ぜ合わせたものになります。
「グラノーラ」とは?
グラノーラとは、玄米やオーツ麦などの穀物をメインとした、アメリカ発祥のシリアル食品の1つです。
そもそもシリアル食品とは、次のような加工が施された食品のことを言います。
穀物を潰して平べったくフレーク状にしたもの
穀物を膨張させてパフのようにさせたもの
穀物を混ぜ合わせて一度シート状にしてから砕いたもの
このように加工することで、長期保存が可能になるだけではなく、食べやすさもアップさせることができるのだとか。
こうして加工されてできたシリアル食品やナッツ類を、ハチミツ・シロップ・植物油などで混ぜ合わせ、オーブンで香ばしく焼くと「グラノーラ」ができ上がります。
ドライフルーツを混ぜると「フルーツグラノーラ」に!
このグラノーラにドライフルーツを混ぜたものが「フルーツグラノーラ」です。
レーズン・イチゴ・パパイヤ・クランベリー・あんず・マンゴーといったドライフルーツが入っていることが多いです。
また、フルーツではありませんが、最近では大豆・黒豆・かぼちゃの種といったものが入っているフルーツグラノーラもあります。
フルーツグラノーラに含まれている栄養素と効果
一般的なフルーツグラノーラには、入っている穀物・ナッツ類・フルーツなどに由来する、次のような栄養素が含まれています。
食物繊維
鉄分
カリウム
カルシウム
ビタミンB群
ビタミンC
ビタミンE
オレイン酸
αリノレン酸
そして、このような栄養素による、次のような効果が期待できます。
便秘の予防・解消効果
貧血の予防・解消効果
血糖値の上昇を抑制する効果
血中コレステロールを下げる効果
抗酸化作用
美肌効果
一言にフルーツグラノーラといっても、様々なメーカーで製造・販売を行っています。
また、同じメーカーで複数のフルーツグラノーラの製造・販売を行っている場合もあるので、もう少し詳しい栄養素を知りたい場合は、実際にフルーツグラノーラのパッケージを確認するか、ホームページ等で調べると確実です。
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「おならが出て下痢になる」ってどういうこと?
おいしく栄養補給することができるフルーツグラノーラ。
食生活に取り入れる方が多い一方で、実際に食生活に取り入れたところ、食べ過ぎてしまって
「おならが止まらない!」
「お腹を下して、下痢と吐き気に襲われた」
といった経験をしたことがある方もいるようです。
フルーツグラノーラを食べ過ぎておならが出やすくなったり、下痢を起こしたりするのはなぜなのでしょうか?
どうしておならが出たり下痢になったりするの?
ずばりそれは、フルーツグラノーラに含まれる食物繊維や果糖によるものです。
もともと腸が敏感な方や丈夫でない方は、過剰に含んだ食物繊維や果糖による刺激を受けやすい状態にあります。
グラノーラは、他のシリアルに比べ食物繊維の多い穀物を使用しています。
グラノーラ自体に食物繊維を多く含んでいるのにプラスして、生のフルーツの4〜6倍に相当する食物繊維が含まれているとされているドライフルーツが混ぜられているのですから、非常に高い食物繊維量になります。
また、ドライフルーツに含まれる果糖には、大腸の動きを活発にする働きがあります。
果糖は浸透圧が高く、体内の水分を腸に呼び込む効果もあるため、どうしても軟便になりやすいのです。
ここまでで解説させていただいた食物繊維と果糖との相乗効果により、腸が刺激されておならが出たり、下痢をしたりするのです。
そして、「食べ過ぎ」ということが関わってくると、食物繊維と果糖の相乗効果はさらに増すわけですから、なおさらおならが出やすくなったり、下痢をしやすくなったりすると考えられます。
乳製品による刺激も関わっている可能性が!
フルーツグラノーラは、そのまま食べるよりも牛乳やヨーグルトなど、腸への刺激が強い食品と一緒に摂ることが多いですよね。
それも、下痢を引き起こしやすい原因となっています。
日本人は体質的に乳製品が合わない方も多いですし、離乳期を過ぎると「乳糖」を分解する能力が低下するもので、日本人ならではの症状とも言えるかもしれません。
便秘がちの方にとってはありがたい効果なのですが、普段から快便の方がフルールグラノーラを摂取すると、このような症状が現れやすいわけです。
フルーツグラノーラのカロリーに気を付けて!
「フルーツグラノーラよっておならが出て下痢になる」といったデメリットは、先ほど解説させていただいた通りですが、他にもフルーツグラノーラのデメリットはあります。
それは、「カロリーが高い」ということ。
元々グラノーラ自体が、アメリカで朝食メニューとして取り入れられてきたものであるため、ある程度カロリーは高めに作られています。
そのため、おいしく栄養補給ができる分、摂取カロリーは多くなってしまうのです。
また、市販されているフルーツグラノーラには、糖分が多く含まれています。
その糖分もカロリーを高くする1つの要因となっているので、食べ過ぎると太ってしまう恐れがあります。
太るだけではなく、摂取カロリーの多い食生活や糖分の大量摂取は健康を損ねてしまう恐れもあるので、注意が必要です。
フルーツグラノーラの目安摂取量は?
健康に良いとされるフルーツグラノーラですが、前述している通り食べ過ぎは禁物です。
では、フルーツグラノーラはどのくらい食べれば良いのかというと、一食あたり50gが目安量です。
個人差はありますが、「少々物足りないかな?」と感じる量です。
「フルーツグラノーラを主食として取り入れる」というよりも、補足食品として取り入れたほうが賢明でしょう。
元々快便の方や、軟便気味という方は特に、おならの出過ぎや下痢を予防するためにも、食べ方や量に気を付けてください。
また、乳製品でお腹の調子を崩してしまう方も、乳製品と一緒に食べることはなるべく避けるように気を付けてください。
食べ過ぎは健康を損ねてしまうので注意
「フルーツグラノーラを食べ過ぎるとおならが出て下痢になる」ということについて、フルーツグラノーラに関する知識も交えて解説させていただきました。
栄養価が高くておいしいので、ついついたくさん食べてしまいたくなりがちなフルーツグラノーラですが、食べ過ぎはかえって健康を損ねてしまうので注意が必要です。
一食あたりの摂取目安量を守って食べるようにして、健康的な生活を手に入れましょう。
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